━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    /*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』   ◎−◎= …………………………………………………………………       〜 第 863号 2016年11月12日発行 総配信数 5,030部 〜 ───────────────────────────────────    □■“Web Portal for Joyful Carlife” http://kurumart.jp/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】 ・「車何でもランキング」データ追加 他 【ニュース&トピックス】 ・新型「ルーミー/タンク/トール/ジャスティ」発売 他 【運転免許試験問題集】 ・路線バスが発進の合図をした場合は? 他 【車何でもランキング】 ・都道府県別保有・普及・販売ランキングより〜中古車販売比率 【コラム&レビュー】 ・新車心象風景:日産・ノート e-POWER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【今週の『くるまーと』】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「車何でもランキング」データ追加 http://kurumart.jp/ranking/  よく売れている車は?に、16年10月の月間販売ランキングを追加しました。  乗用車系は、「プリウス」「アクア」と続き、「セレナ」が3位(←9位)に、 「フリード」が5位(←25位)に躍進しました。4位「シエンタ」、以下「ヴォ クシー」「フィット」「カローラ」が続いています。  不振が長引く軽乗用車は、「N-BOX」「ムーヴ」「タント」「デイズ」「ア ルト」「ハスラー」の順で続き、4位以下すべてが前年割れです。  7か月連続で前年を上回り好調が続く外国車は、20か月連続トップの「ベン ツ」以下「BMW」「VW」「アウディ」「BMW MINI」「ボルボ」の順で続き ました。「ベンツ」「BMW MINI」「ジープ」など7ブランドが10月単月で過 去最高を記録しました。 ─────────────────────────────────── ●「コラム&レビュー」追加 http://kurumart.jp/column/  すぎもとたかよしの「車社会ニッポン」に、「クルマのまわりで:ダイハツ ・トール発表会へ出掛ける」を追加しました。 ─────────────────────────────────── ★上記の他「新車データベース」「国産車サマリー」「ニュース&トピックス」 等を更新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【ニュース&トピックス】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <新車ニュース> ●MBJ、「Gクラス」を一部改良(11/11) http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2016/20161111_1.pdf  メルセデス・ベンツ日本は、「Gクラス」を一部改良、発売した。最新COM ANDシステム(AV/Navi/Net/Phone等)や、ブラックホイール、ツートーンダ ッシュボードの採用など。1080万〜3564万円(税込)。 ●マツダ、「ロードスター」にハードトップモデルを追加(11/10) https://goo.gl/3YM17O  マツダは、「ロードスター」に電動格納式ルーフを採用したリトラクタブル ハードトップモデル「RF」を追加、12月22日より発売する。美しいシルエッ トのファストバックスタイルに、精緻な造りこみの上質な内装を採用。専用チ ューニング2.0Lエンジンの搭載など、しなやかで落ち着きのある走行性能を実 現。300万〜346万円(税別)。 ●ホンダ、「N-ONE」の期間限定車を発売(11/10) http://www.honda.co.jp/news/2016/4161110-n-one.html  ホンダは、「N-ONE」の特別仕様車「SS(Suzuka Special)ネオクラシック レーサーパッケージ」を、2017年10月31日までの期間限定で発売した。同 社初の市販軽乗用車「N360」の生誕50周年を記念し、低全高モデル「Premi um Tourer LOWDOWN」をベースに、ブラックの外装パーツやタンカラー コンビシートなどを採用。179.8万円(税込)。 ●シトロエンJ、「DS3」シリーズの限定車を発売(11/10) http://www.citroen.jp/ds3-parisienne/  プジョー・シトロエン・ジャポンは、「DS3」「DS3 CABRIO」の限定車 「So Parisienne」を、60台限定で発売した。アクティブで洗練されたパリジ ェンヌをイメージし、オリジナルナビゲーションと専用ステッカーを装備。 274万/304万円(税込)。 ●GMJ、「シボレーコルベット」に新モデルを追加(11/10) https://goo.gl/TkGg8y  ゼネラルモーターズ・ジャパンは、「シボレーコルベット」に新ピュアスポ ーツモデル「グランスポーツ」(クーペ/コンバーチブル)を追加、発売した。レ ーシングモデルのコンセプトを継承し、軽量エアロダイナミクスボディや専用 シャシーシステムなどを採用。1210万〜1287万円(税込)。 ●GMJ、「シボレーコルベット」の限定車を発売(11/10) https://goo.gl/vJ121E  ゼネラルモーターズ・ジャパンは、「シボレーコルベット」の限定車「グラ ンスポーツ ヘリテージ」を、15台限定で発売した。22日までの期間限定で予 約受注。グランスポーツの復活を記念し、ハッシュマーク付き専用デカールな どを採用。1243万/1255.9万円(税込)。 ●ポルシェJ、「パナメーラ」新モデルを発表(11/10) https://goo.gl/IEFVB4  ポルシェ・ジャパンは、「パナメーラ」に、新型V6ターボエンジン搭載モデ ルと、ロングホイールベースモデル「エグゼクティブ」を追加、12月9日より 予約受注を開始する。1094万〜2540万円(税込)。 ●ダイハツ、新型コンパクトカー「トール」を発売(11/9) http://www.daihatsu.com/jp/news/2016/20161109-1.html  ダイハツ工業は、新型車「トール(THOR)」を発売した。子育てファミリー にジャストフィットするコンパクトカーを目指し、軽自動車で培ったパッケー ジング技術を応用、ゆとりある室内空間と、小型車サイズながら軽同等の取り 回しの良さを実現。様々なシーンに対応できるシートアレンジや回転式カップ ホルダーなど、家族に優しく使い勝手の良い装備を採用。1.0L NA/ターボエ ンジンを搭載。月販目標1,000台。135.5万〜186万円(税別)。 ●トヨタ、新型コンパクトカー「ルーミー/タンク」を発売(11/9) http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/14142573/  トヨタは、新型車「ルーミー」をトヨタ店/カローラ店、同「タンク」をト ヨペット店/ネッツ店を通じて発売した。広々とした空間(Living)と余裕の走り (Driving)を掛け合わせた「1LD-CAR」をコンセプトに、パワースライドドア や多彩なシートアレンジなど、ミニバンの魅力をコンパクトカーに凝縮して開 発した新タイプのトール2BOX車。ダイハツ「トール」のOEMモデル。月販目 標3,750台(両車)。135.5万〜186万円(税別)。 ●富士重、新型コンパクトカー「ジャスティ」を発売(11/9) http://www.fhi.co.jp/press/news/2016_11_09_3171/  富士重工業は、新型コンパクトトールワゴン「ジャスティ」を、11月21日 より発売する。「BIG Pleasure Compact」をコンセプトに開発、車体寸法を 5ナンバー枠に収めつつ、広い室内空間を確保することで、運転しやすさと快 適な室内を両立。衝突回避支援システム「スマートアシストII」を全車標準装 備、個性的な外観の「カスタム」も設定。ダイハツ「トール」のOEMモデル。 月販目標500台。141.5万〜198万円(税別)。 ●VGJ、「ザ・ビートル」に1.4Lモデルを追加(11/9) https://goo.gl/rXjCHG  フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、「ザ・ビートル」に1.4L TSI エンジン搭載車「R-Line」を追加、発売した。パワフルな走りと低燃費を両立 した1.4L直噴ターボエンジンをシリーズ初搭載。294.5万円(税込)。 ●VGJ、「ザ・ビートル」の限定車を発売(11/9) https://goo.gl/2oDZVC https://goo.gl/R8Ki6r  フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、「ザ・ビートル」の特別限定 車「#Pink(ハッシュタグピンク)Beetle」を300台限定で発売した。初採用の 鮮やかなピンク色専用ボディカラーに加え、クールでスポーティにアレンジし た専用内外装を採用。航空会社Peach Aviation社とのコラボレーションを記念 した機内販売専用車「Peach Edition」も5台限定発売。307万円(税込)。 ●BMWJ、「6シリーズ」の限定車を発売(11/8) http://www.bmw.co.jp/ja/press/2016/20161108.html  ビー・エム・ダブリューは、「6シリーズ グランクーペ」の限定車「Celebr ation Edition Exclusive Sport」を、11月19日より33台限定で発売する。BM W創立100周年を記念特別限定車の第12弾モデルで、「M Sport」をベースに スポーティかつ上質な専用内外装などを採用。1340万円(税込)。 ●日産、「スカイライン」を一部改良、期間限定車を発売(11/7) https://newsroom.nissan-global.com/releases/161107-02-j  日産自動車は、「スカイライン」の特別仕様車「60th Limited」を、2017 年9月末までの期間限定で発売した。同車誕生60周年を記念し、セミアニリン 加工高級本革シートなどを採用。459.6万〜564万円(税別)。併せて、BOSE サウンドシステムの仕様向上や新ボディカラー追加など一部改良。 ─────────────────────────────────── <業界ニュース> ●トヨタ、2020年までにEV本格参入(10/8) https://goo.gl/IMO7Go  トヨタ自動車が、2020年までに電気自動車(EV)市場に本格参入することが 分かった。これまでハイブリッド車(HV)や、燃料電池車(FCV)を環境対応車の 中心に据えてきた。しかし、世界的にEVを重視した規制が広がり開発競争の 主戦場となりつつある中、出遅れはリスクにつながると判断、EV含めたあら ゆる環境技術に全方位で対応できるよう戦略転換する。 ●トヨタ、円高でも今期利益予想を上方修正(11/8) http://toyokeizai.net/articles/-/144082  トヨタ自動車は、2017年3月期の連結利益予想(米国会計基準)を上方修正し た。原価改善や営業努力により、営業利益、純利益いずれも従来計画から100 0億円上積みした。一方、中間連結決算(4−9月)は、円高が響き、営業利益が 前年同期比29.5%減と、中間期として5年ぶりに減益となった。 ●日本自動車殿堂カーオブザイヤーは「プリウス」が受賞(11/7) http://www.jahfa.jp/index1.html  日本自動車殿堂は2016〜2017年のイヤー賞4賞を発表した。カーオブザイ ヤー(国産乗用車)はトヨタ「プリウス」、輸入乗用車部門はVW「ゴルフトゥ ーラン」、デザイン部門はダイハツ「ムーヴキャンバス」、技術部門はホンダ 「クラリティ フューエル セル」が受賞。 ─────────────────────────────────── <リコール・不具合情報>  今週は、乗用車関連の届出情報はありませんでした。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【運転免許試験問題集】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  難問奇問?満載の運転免許の学科試験!悔し涙を流された方もさぞ多いこと でしょう。最新問題1200題を収録した「運転免許試験問題集」より、いくつ かご紹介します。「○」or「×」? Q1.停留所で止まっている路線バスが発進の合図をした場合、必ず後方で一時   停止しなければならない。 Q2.車両通行帯が黄色の線で区画されている場合、たとえ右・左折する場合で   も進路変更してはいけない。 ★解答は文末をご覧下さい。 “現役”ドライバーの皆さんは、もちろん正解ですね。(^J^) http://kurumart.jp/lc/ http://kurumart.jp/i/lc/ (携帯) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★今週は掲載可能な新規投稿はありませんでした。  皆さんもマイカーを採点してみませんか。掲載分についてはもれなく図書カ  ードを差し上げます。Webサイトのフォームよりご送信下さい。 http://kurumart.jp/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【車何でもランキング】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●都道府県別保有・普及・販売ランキングより〜中古車販売比率 http://kurumart.jp/ranking/  都道府県別保有・普及・販売ランキングより、今週は中古車の販売比率が高 い/低い都道府県のベスト5をご紹介します。以降、及び全国データはWebサイ トをご覧ください。 ○中古車がよく売れる(中古車販売比率の高い)都道府県 (15年中古乗用車/15年新車乗用車販売台数×100 全国平均:77.7%) 1.沖縄県 :130.6 % 2.福島県 :118.8 3.茨城県 :110.3 4.北海道 :109.4 5.岩手県 : 96.2 ─────────────────────────────────── ○新車がよく売れる(中古車販売比率の低い)都道府県 (15年中古乗用車/15年新車乗用車販売台数×100 全国平均:77.7%) 1.高知県 :49.8 % 2.島根県 :53.8 3.和歌山県:56.4 4.山口県 :57.1 5.京都府 :57.8 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【コラム&レビュー】クルマ&クルマ業界辛口?批評! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●新車心象風景:日産・ノート e-POWER  これはいいキッカケにはなるんだろうな、と思う。  ガソリンを入れておけばずっと走れるという点で他社HVと同条件。走行が 実質EVなのは、まあドライバー自身の慣れの問題だから問題はない。いや、 強力なトルクはディーゼルにも匹敵し、静粛性を考えればこっちの方が有利か も、などと思ったりもする。  従来のHVでは埋もれると思ったのか、あるいは本当に「EVの日産」を印象 付けたかったのか、本当の狙いはわからないけれど、新しい技術としてのアピ ールが容易なのは間違いないんである。これでもって晴れてアクアやフィット、 そしてデミオに正面から対抗できると。  しかしだ。同じスタートラインに立ったからこそ明確になるのが、クルマ自 体の商品性なんである。そもそも、クルマとしての魅力がどうなんだという基 本の話。  そうなるといまの日産は弱い。とくにこのe-POWERの搭載を想定するコン パクトクラスはとくにだ。ノートは今回の仕様変更であれこれ着飾っているけ ど、基本の安普請さは隠せないし、日産自ら「失敗した」と公言するマーチは もちろん論外。モデルチェンジに失敗したキューブは沈んだままだし、ティー ダはもはや消えた。  近々ヴィッツにHVを積むというトヨタだって似たような話じゃないかと思 われるかもしれないけれど、ほとんど余力でやってる向こうとはワケが違う。 まあ、それでも日産としては安さに任せてそこそこ売れてるノートだけは数が 見込めるんだろうけど。  あまりに当然の話だけど、期待の新システムを生かすには地道に「ちゃんと した」商品を揃えるしかないんである。車体はキャリーオーバーながら、普通 に作り込んだセレナのようにだ。なにせパリショー出品のマイクラは日本導入 が微妙だし、キューブも次があるのがわからない。加えて次期ジュークが国内 商品としてマッチするのかも読めないときている。  あ、個人的には軽での展開が面白いんじゃないかと思っている。もし660cc エンジンで発電が可能なら軽規格のままでOKだし、効率もよさそう。実燃費 がイマイチで、かつトルクに劣る現状に対しては大きなアドバンテージになり そうでしょう。ま、出力の自主規制は別として。  可変圧縮比エンジンなど、高い技術力をアピールする日産は、少なくとも日 本市場ではそれが実際の商品の魅力と噛み合わず、てんでバラバラな感じだ。 ただ、原因はグローバル展開のしわ寄せとして、世界で売る商品が日本に合わ ない、という話はウソだと僕は思っている。単に販売戦略と商品企画が安易な だけの話だろうと。  そのあたり軌道修正のキッカケがそろそろ欲しいんだけど、新しいe-POWE Rは結構いい素材なんじゃないか。日産社内にもそんな声があればいいと思う んである。                      (16/11/07 すぎもとたかよし) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://kurumart.jp/column/ ─…─ PR …─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ □■□ 広告掲載・募集について □■□ □ □ 『くるまーと』Webサイトおよびメールマガジンに広告を掲載します。 □ □■□ お問い合わせは info@kurumart.jp まで □■□ ─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ 【運転免許試験問題解答】  Q1:× 必ずしも一時停止する必要はありません。  Q2:○ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □『週刊くるまーと』は、下記サービスを利用して発行しています。  「まぐまぐ ID:0000025684」、「melma! 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