━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    /*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』   ◎−◎= …………………………………………………………………       〜 第 856号 2016年 9月24日発行 総配信数 5,080部 〜 ───────────────────────────────────    □■“Web Portal for Joyful Carlife” http://kurumart.jp/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】 ・「コラム&レビュー」追加 他 【ニュース&トピックス】 ・VGJ、「ザ・ビートル」をマイナーチェンジ 他 【運転免許試験問題集】 ・普通免許or大型免許? 【マイカー採点簿】 ・アウディ「A5 スポーツバック」 【車何でもランキング】 ・都道府県別保有・普及・販売ランキングより〜輸入車(1) 【コラム&レビュー】 ・新車心象風景:ホンダ・NSX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【今週の『くるまーと』】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「コラム&レビュー」追加 http://kurumart.jp/column/  すぎもとたかよしの「車社会ニッポン」に、「新車心象風景〜日産・セレナ」 を追加しました。 ─────────────────────────────────── ★上記の他「新車データベース」「国産車サマリー」「マイカー採点簿」「ニ ュース&トピックス」等を更新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【ニュース&トピックス】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <新車ニュース> ●BMWJ、「X1」にディーゼルモデルを追加(9/23) http://www.bmw.co.jp/ja/press/2016/20160923.html  ビー・エム・ダブリューは、コンパクトSUV「X1」にクリーン・ディーゼ ルエンジン搭載モデル「xDrive 18d」を追加、10月1日より発売する。新世代 4気筒2.0L直噴ターボ・ディーゼルエンジンを搭載、パワフルな走りと低燃費 を両立。440万〜486万円(税込)。 ●トヨタ、「レクサスGS」シリーズを一部改良(9/21) http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/13466617/  トヨタ自動車は、「レクサスGS」シリーズを一部改良、発売した。2.0L直 噴ターボエンジン搭載の「GS200t」追加や、スポーツモデル「GS-F」の操安 性向上、新ボディカラー設定など。577万〜1111万円(税込)。 ●VGJ、「ザ・ビートル」をマイナーチェンジ(9/21) https://goo.gl/Dgu55m  フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、「ザ・ビートル」をマイナー チェンジ、発売した。新デザインフロント・リヤバンパーの採用など、内外装 のスポーティさと精悍さを向上するとともに、新色追加により多彩なボディカ ラーバリエーションを展開。ドライバー疲労検知システムの標準装備など、安 全装備も充実。234.9万〜345.9万円(税込)。 ●富士重、「XV HYBRID」の特別仕様車を発売(9/20) http://www.fhi.co.jp/press/news/2016_09_20_2889/  富士重工業とスバルテクニカインターナショナル(STI)は、「SUBARU XV HYBRID」の特別仕様車「tS」を10月25日より発売する。足回りを専用チュ ーンし、専用内外装を採用したSTIコンプリートカー。308万円(税別)。 ●アウディJ、「S1」の限定車を発売(9/20) https://goo.gl/wJ21Pi  アウディ・ジャパンは、「S1/S1 Sportback」の限定車「quattro limited edition」を115台限定で発売した。2012年に欧州で限定販売された「A1 qu attro」をイメージしたスポーティな専用内外装や、BOSEサラウンドシステム などを装備。449万〜490万円(税込)。 ●BMWJ、「7シリーズ」の限定車を発売(9/20) http://www.bmw.co.jp/ja/press/2016/20160920.html  ビー・エム・ダブリューは、「7シリーズ」の特別限定車「Centenary Edi tion」の購入希望予約受付を開始した。BMW創立100周年を記念した全世界 100台の特別モデルで、うち3台を日本に導入。「750Li」をベースに、「BM W Individual プログラム」から数々の特別装備を採用。2146万円(税込)。 ●ジャガーJ、「XJ」を一部改良(9/16) https://pr.jlrj.jp/press/show/2597/jaguar  ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ラグジュアリー・サルーン「XJ」 2017年モデルの受注を開始した。新スポーティグレード「R-SPORT」の追加 や、新ボディカラー追加など一部改良。997万〜2042万円(税込)。 ●ジャガーJ、車両本体価格を改定(9/16) https://pr.jlrj.jp/press/show/2612/jaguar  ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ジャガーモデルの車両本体価格を 10月1日より改定する。部品、資材の調達価格高騰の影響により、一部モデル ・グレードを除き、数%値上げ。 ─────────────────────────────────── <業界ニュース> ●VW、日本販売なお苦戦、不正発覚1年(9/22) https://goo.gl/FygYco  フォルクスワーゲンの日本販売が振るわない。前年比17%減と先進国の中で もずば抜けて低迷。排ガス規制逃れ問題の発覚から丸1年が経過したものの、 ブランドに対する不信感がなお根強いためだ。年末に向けて全国20カ所で全車 種の試乗会を開くなど巻き返しを急ぐが、施策の効果は未知数で、販売回復に 向けた道筋は見通しにくい。 ●電気自動車が実は今こそ買い時と言える理由(9/23) http://diamond.jp/articles/-/102590  電気自動車(EV)の普及が進んでいない。調べてみると2014年度までの普及 台数は日本全体で7万台、普及率は0.12%。しかしこんな今だからこそ実は買 い時だ。減税や補助金、充電スタンドが無料で使える…、国や自治体の投下す る予算が莫大な割に普及が10万台に及んでいないのだから、一台あたりに直せ ばとても潤沢に補助を得ることができる・・・ ─────────────────────────────────── <リコール・不具合情報> ●富士重、「レガシィ」シリーズのリコール届出(9/23) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002397.html  対象車種 :レガシィ B4/ツーリングワゴン/アウトバック  部位・状況:フロントワイパーモータの不具合。ボトムカバーにアーク放電        が発生し、最悪の場合火災に至るおそれ  製作期間 :平成21年4月20日〜平成25年7月26日  対象台数 :107,388台 ●ニコル・レーシングJ、「BMW アルピナ」のリコール届出(9/23) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002398.html  対象車種 :B3、B3S、D3  部位・状況:運転席用エアバッグインフレータの不具合。展開時に容器が破        損するおそれ  輸入期間 :平成19年6月18日〜平成24年10月10日  対象台数 :593台 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【運転免許試験問題集】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  難問奇問?満載の運転免許の学科試験!悔し涙を流された方もさぞ多いこと でしょう。最新問題1200題を収録した「運転免許試験問題集」より、いくつ かご紹介します。「○」or「×」? Q1.乗車定員10人の車は、普通免許で運転できる。 Q2.大型免許を受けて1年以内に違反をして一定の基準に達した場合は、初心   運転者講習が行われる。 ★解答は文末をご覧下さい。 “現役”ドライバーの皆さんは、もちろん正解ですね。(^J^) http://kurumart.jp/lc/ http://kurumart.jp/i/lc/ (携帯) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●アウディ「A5 スポーツバック」  大阪府にお住いの、ドナルドさん(50代男性)の採点簿です。 1.メーカー・車名:アウディ「A5 スポーツバック」 2.車両概要   :2000ccターボ、クワトロ(4WD)、7AT 3.購入時期・形態:2014年、新車 4.総走行距離数 :22,000km 5.主な使用状況 :通勤、レジャー 6.スタイル外観 :10 7.スタイル内装 :10 8.走り     :10 9.操作性    : 9 10.居住性    : 8 11.燃費     : 7 12.総合評価   : 9 13.寸評(良い点) : ○とにかくスタイルが気に入り、購入しました。   5ドアクーペという、国産車にはない流麗なスタイルが気に入っています。 ○取り回しが軽快です。   全幅1855mmも、運転場面では不便は感じません(最小回転半径5.4m)。 ○クワトロの足回りは秀悦です。カーブで真髄を発揮します。   従来ブレーキを踏むことがあったきつめのカーブも、ブレーキを踏むこと   なくクリアできます。 14.寸評(不満な点): ×唯一不満点はフットレスト。   他のユーザーもよく取り上げていますが、あってないがごとく奥の方にあ   るので、左足が踏ん張れません。   A5専用の社外品のフットレストを取り付けて対応しました。 15.その他自由意見: ◇乗り心地は、走行2万キロくらいまではバタつきがあり、段差の突き上げも   高級感にかけるものでした。   2万キロを超えたあたりから乗り心地が改善されてきて、しなやかさが出   てきました。それに合わせてエンジンの回転フィールも滑らかさが増した   ように感じます。   国産車と異なり、ドイツ車は、ある程度走行距離が伸びたあたりから本来   の乗り味を発揮し始める、と聞いたことがあります。 ─────────────────────────────────── ★皆さんもマイカーを採点してみませんか。掲載分についてはもれなく図書カ  ードを差し上げます。Webサイトのフォームよりご送信下さい。 http://kurumart.jp/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【車何でもランキング】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●都道府県別保有・普及・販売ランキングより〜輸入車(1) http://kurumart.jp/ranking/  都道府県別保有・普及・販売ランキングより、今週は輸入車(外国メーカー 車)について、保有台数が多い/少ない都道府県のベスト5をご紹介します。以 降、及び全国データはWebサイトをご覧ください。 ─────────────────────────────────── ○輸入車保有台数の多い都道府県(15年3月末、全国総数319.4万台) 1.東京都 :483.0 千台 2.神奈川県:292.8 3.愛知県 :238.0 4.大阪府 :199.0 5.埼玉県 :166.0 ○輸入車保有台数の少ない都道府県(15年3月末、全国総数319.45万台) 1.島根県 : 8.5 千台 2.鳥取県 : 9.3 3.高知県 :11.0 4.沖縄県 :11.0 5.佐賀県 :12.9 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【コラム&レビュー】クルマ&クルマ業界辛口?批評! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●新車心象風景:ホンダ・NSX  ホンダ車のデザインエッセンスって何だ?って話なのかもしれない。  たとえばメルセデス・ベンツのGTにしても、あるいはアウディのR8でも、 機構や機能の違いはともかく、どこから見てもメルセデスだし、アウディその もの。スーパースポーツではあるけれど、その佇まいはラインナップ全体に共 通するデザイン言語をそのまま使い、自身の主張をする。  2千万円前後もする特別なクルマなんだから、じゃあ量産車とはまったく異 なるデザインを作り出そう、100%スペシャルにしよう、なんてことはない みたいだ。  一方、フェラーリやランボルギーニ、マクラーレンなど、そもそものスーパ ースポーツメーカーは独自に構築された一貫するスタイリングを持ち、展開し ている。どの車種であれその存在は一目瞭然だし、伝統に基づいた魅力も備え る。  NSXも、初代は当時のアコードやシビックなど量産車の雰囲気を低いアルミ ボディに落とし込み、ホンダらしく、また実に日本的な佇まいを見せていた。 あまりに長いリアオーバーハングなどの難点もあったけれど、より万人向けの スーパースポーツを巧く体現していたと思う。  じゃあ、当然2代目はいまのホンダらしさを、となるわけだけど、これがな かなか難しいことになっている。  80〜90年代がウソのように独自性を失った近年のホンダデザインは、それ を一蹴するべく「エキサイティングHデザイン!!!」を掲げているけれど、残念 ながらフィットのボディに切り欠きを入れるような空虚な勢いくらいしか見え てこない。  で、2代目NSXはもちろんそこが問題だ。  たとえば、アキュラを示す横バーと、ホンダの「ソリッド・ウイング・フェ イス」を組み合わせたフロントフェイスはかなり煩雑で、そもそも両者の要素 を反映する必要があったのかどうか?  まるでミニバンみたいなリアランプは、これもまた量産車を意識したのかも しれないけど、これがスーパースポーツとして味気なく感じてしまっては意味 がないのではないか?などなど。  で、北米チームの女性デザイナー作というエクステリアは、実際には2012 年の日本チームによるコンセプトカーが基本で、まるまる日本の空気を反映し て出来たもの。当初より初代のコンセプトを堅持するとした北米チームは、だ から日本的な表現もそのまま受け継いだのかもしれない。  一般に、2座スーパースポーツは、スリーサイズさえ間違えなければそれな りに見えると言われるとおり、NSXの基本シルエット自体に違和感はない。け れども、迷いが続く量産車のデザインを部分的に採り入れたエクステリアは、 それでもってホンダの頂点を、あるいは25年間の集大成を示しているのかと いえば、これは相当疑問なんである。  今回、正式発表まで何やら妙に時間がかかったけれど、しかしスタイリング については、コンセプトモデルの登場以降、何となくそのまま初期案を引きず ってしまい、実際の練り込みがほとんどなかったようにさえ思える。  まあ、量産車なら希にそういうこともあるかもしれないけど、何といっても こいつは2400万円のスーパースポーツなんである。  評論家の島下氏は雑誌で、開発と生産が北米主体になってしまったこと、価 格が初代の3倍にもなってしまったことから、2代目は僕たち日本のユーザー のものではないと言い切っている。それは今後に期待したいとも。  新型が、そんな風にどこか遠い存在だと言えるなら、それは開発主体や価格 だけの話じゃなくて、クルマそれ自体の理解と解釈が難しいことも大きいんじ ゃないかと僕は思う。  もちろん、3モーターのHVスポーツという成り立ちこそがニッポンらしいと は言えるし、北米に軸を置くこと自体がホンダらしいじゃないか、とも言える んだけど。                      (16/09/05 すぎもとたかよし) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://kurumart.jp/column/ ─…─ PR …─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ □■□ 広告掲載・募集について □■□ □ □ 『くるまーと』Webサイトおよびメールマガジンに広告を掲載します。 □ □■□ お問い合わせは info@kurumart.jp まで □■□ ─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ 【運転免許試験問題解答】  Q1:○  Q2:× 初心者講習は普通、二輪、原付自転車のみです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □『週刊くるまーと』は、下記サービスを利用して発行しています。  「まぐまぐ ID:0000025684」、「melma! 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