━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    /*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』   ◎−◎= …………………………………………………………………       〜 第 855号 2016年 9月17日発行 総配信数 5,080部 〜 ───────────────────────────────────    □■“Web Portal for Joyful Carlife” http://kurumart.jp/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】 ・「コラム&レビュー」追加 他 【ニュース&トピックス】 ・ホンダ、「フリード」をフルモデルチェンジ 他 【運転免許試験問題集】 ・自転車横断帯では? 【マイカー採点簿】 ・スズキ「パレット」 【車何でもランキング】 ・都道府県別保有・普及・販売ランキングより〜軽乗用車(2) 【コラム&レビュー】 ・自動車雑誌を斬る!:自動運転と呼ばないで ・インタビュー記事掲載 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【今週の『くるまーと』】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「コラム&レビュー」追加 http://kurumart.jp/column/  すぎもとたかよしの「車社会ニッポン」に、「Drive My Car:大分ミニ・ ツーリング(フィット)」を追加しました。 ─────────────────────────────────── ★上記の他「新車データベース」「国産車サマリー」「マイカー採点簿」「ニ ュース&トピックス」等を更新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【ニュース&トピックス】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <新車ニュース> ●ホンダ、「フリード」シリーズをフルモデルチェンジ(9/16) http://www.honda.co.jp/news/2016/4160916-freed.html  ホンダは、「フリード/フリードスパイク」をフルモデルチェンジ、新たに、 3列シート車(6人乗り/7人乗り)「フリード」、2列シート車(5人乗り)「フリー ド+(プラス)」を発売した。多彩なシートアレンジが可能な、コンパクトミニ バンクラストップの室内空間を確保、「+」は車中泊も可能なフラット空間と 床下収納を同時に実現。1.5L直噴エンジン/CVTモデルと、ハイブリッド/7速 DCTモデルをラインアップ。188万〜274.82万円(税込)。 ●MBJ、「マイバッハ」リムジン仕様車を発表(9/16) http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2016/20160915_1.pdf  メルセデス・ベンツ日本は、「マイバッハ」のリムジン仕様車「S600 プル マン」を発表した。全長6.50mのゆったりとした後席室内空間に、電動対面シ ートなど究極のラグジュアリーを実現する数多くのアイテムを装備。完全受注 生産で、日本市場向け年間生産台数は僅少に。8800万円(税込)。 ●ホンダ、「N-BOX SLASH」を一部改良(9/15) http://www.honda.co.jp/news/2016/4160915-n-boxslash.html  ホンダは、「N-BOX SLASH」を一部改良、発売した。内外装カラー(パッケ ージ)の追加・拡充、快適装備(充電用USBジャックなど)の追加、新デザインア ルミホイールの採用(最上級グレード)など。132万〜184万円(税込)。 ●プジョーJ、「2008」をマイナーチェンジ(9/15) http://press.peugeot.co.jp/pdf/160915_NEW_2008_SUV_final.pdf  プジョー・シトロエン・ジャポンは、コンパクトSUV「2008」をマイナー チェンジ、発売した。最高出力110PSの1.2Lターボエンジン/6速ATを新搭載 するとともに、内外装を、力強さと個性をより強調したデザインに刷新。充実 したフル装備の「Allure」、情熱的なスポーティグレード「GT Line」を新ラ インアップ。262万/285万円(税込)。 ●テスラJ、新型SUV「モデルX」を発表(9/12) https://www.tesla.com/jp/blog/tesla-japan-model-x  テスラモーターズジャパンは、新型7人乗り電気自動車SUV「モデルX」を 国内初公開、予約受注を開始した。史上最も安全で、速く、高機能なSUVを目 指して開発、ファルコンウィングドア、パノラミック・ウィンドシールドなど ユニークな装備を備え、パフォーマンスと機能性を兼備。100kWhバッテリー 搭載モデルは、推定航続距離542km可能。895万円(税込)〜。 ●FCAJ、クライスラー「300」の限定車を発売(9/12) http://www.fcagroup.jp/media/443/  FCAジャパンは、クライスラー「300」の限定車「300S アロイエディショ ン」を、20台限定で発売した。ラグジュアリー感を演出するブラック、ダーク ブロンズ等のカラーコントラストを内外装に採用。535万円(税別)。 ─────────────────────────────────── <業界ニュース> ●デンソーがカーナビ会社を買う真の理由(9/13) http://toyokeizai.net/articles/-/135722 http://www.denso.co.jp/ja/news/newsreleases/2016/160909-01.html  ここ数年、自動車産業にとって最もホットな領域といえば自動運転だ。自動 車メーカー、部品メーカー、IT企業などが入り乱れ競争が激化。ただM&Aを駆 使する海外勢に比べると、日本勢はどうしてもおとなしいイメージがある。そ うした中、自動車部品国内最大手のデンソーが動いた。カーナビ大手の富士通 テンの子会社化を発表。狙いは、自動運転技術開発力の強化・・・ ●中高年に人気の「マニュアル車」最新事情(9/10) http://wjn.jp/article/detail/8834161/ http://wjn.jp/article/detail/8195660/  かつて女性とデートするときの勝負パターンといえばドライブだった。しか し、もはやこんな輩は絶滅危惧種になりつつある。最近では「車?税金や駐車 場代などカネが掛かり過ぎ。必要ならレンタカーで十分」という人が増えてい る。ましてやマニュアル車をわざわざ選ぶなんて、よほど車好きのマニアばか りだろう。ところがそんなMT車が、ここにきてにわかに見直されつつある。 メーカーも魅力あるラインアップを新たに導入し始めた・・・ ─────────────────────────────────── <リコール・不具合情報> ●日産、「セレナ」のリコール届出(9/16) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002395.html  対象車種 :セレナ アイドリングストップ付き車  部位・状況:スターター機能付き発電機の不具合。電気回路のショートで発        熱し、発電機が焼損するおそれ  製作期間 :平成28年8月3日〜平成28年8月27日  対象台数 :300台 ●マツダ、「アクセラ」のリコール届出(9/15) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002391.html  対象車種 :アクセラ、アクセラスポーツ  部位・状況:配光可変型ヘッドランプの不具合。照射方向が保安基準に適合        しないおそれ  製作期間 :平成28年5月26日〜平成28年6月30日  対象台数 :1,761台 ●日産、「スカイライン」のリコール届出(9/15) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002389.html  対象車種 :スカイライン  部位・状況:ウォーターポンプの不具合。冷却水が漏れ、オーバーヒートに        なるおそれ  製作期間 :平成26年5月26日〜平成27年3月4日  対象台数 :1,480台 ●MBJ、「Eクラス」のリコール届出(9/15) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002392.html  対象車種 :E250 セダン/ワゴン/クーペ/カブリオレ  部位・状況:ウォーターポンプの不具合。冷却水が漏れ、オーバーヒートに        なるおそれ  輸入期間 :平成25年3月26日〜平成26年6月24日  対象台数 :6,580台 ●トヨタ、「レクサスRX」のリコール届出(9/14) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002390.html  対象車種 :RX200t、RX450h  部位・状況:助手席用エアバッグインフレータの不具合。エアバッグが意図        せずに展開するおそれ  製作期間 :平成27年11月30日〜平成28年5月17日  対象台数 :1,274台 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【運転免許試験問題集】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  難問奇問?満載の運転免許の学科試験!悔し涙を流された方もさぞ多いこと でしょう。最新問題1200題を収録した「運転免許試験問題集」より、いくつ かご紹介します。「○」or「×」? Q1.自転車横断帯とその手前30メートル以内の場所では、追い抜きはよいが、   追い越しはできない。 Q2.自転車に乗った人が自転車横断帯を横断しようとしているときは、その自   転車横断帯の手前で徐行しなければならない。 ★解答は文末をご覧下さい。 “現役”ドライバーの皆さんは、もちろん正解ですね。(^J^) http://kurumart.jp/lc/ http://kurumart.jp/i/lc/ (携帯) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●スズキ「パレット」  静岡県にお住いの、BIBIさん(50代男性)の採点簿です。 1.メーカー・車名:スズキ「パレット」 2.車両概要   :660cc、CVT、Xグレード 3.購入時期・形態:10年1月、新車 4.総走行距離数 :45,000km 5.主な使用状況 :レジャー、通勤、送迎、買い物 6.スタイル外観 :7 7.スタイル内装 :7 8.走り     :7 9.操作性    :7 10.居住性    :8 11.燃費     :6 12.総合評価   :7 13.寸評(良い点) : ○ロングホイルベースとトールボディで室内が広い。 ○後席両側スライドドアや、後席のリクライニングやスライド機構で、   使い勝手が良い。 ○近所の買い物や、通勤、送迎にとても便利。 14.寸評(不満な点): ×燃費がイマイチ。 ×ウィンカーやハザード時のピコピコ音が安っぽい。   TVのクイズ番組の効果音(考え中の時)みたい。 15.その他自由意見: ◇ワゴンRはありきたりで、タントはデザインがイマイチ。   消去法で、当時の購入車候補で残ったのがパレットです。 ◇街中でもワゴンRやタントほど見ないなぁと思っていたら短命で終わり、   スペーシアに変わってしまいました。   タントと競合したのでしょうが、ミラクルオープンドアのような特筆すべ   きポイントがないので、イマイチだったのかな? ─────────────────────────────────── ★皆さんもマイカーを採点してみませんか。掲載分についてはもれなく図書カ  ードを差し上げます。Webサイトのフォームよりご送信下さい。 http://kurumart.jp/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【車何でもランキング】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●都道府県別保有・普及・販売ランキングより〜軽乗用車(2) http://kurumart.jp/ranking/  都道府県別保有・普及・販売ランキングより、今週は軽乗用車について、普 及率が高い/低い都道府県のベスト5をご紹介します。以降、及び全国データは Webサイトをご覧ください。 ─────────────────────────────────── ○軽乗用車世帯当り普及率が高い都道府県(16年3月末、全国平均37.7%) 1.佐賀県:73.3 % 2.沖縄県:70.2 3.福井県:69.9 4.鳥取県:68.5 5.山形県:68.4 ○軽乗用車世帯当り普及率が低い都道府県(16年3月末、全国平均37.7%) 1.東京都 : 7.1 % 2.神奈川県:15.8 3.大阪府 :18.8 4.千葉県 :28.6 5.京都府 :29.3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【コラム&レビュー】クルマ&クルマ業界辛口?批評! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●自動車雑誌を斬る!:自動運転と呼ばないで  一体、この責任の欠落感はどうしたことだろう。  いま売りの『カートップ』の記事「自動運転がもたらす功罪」では、編集長 と評論家2氏が話題の運転支援技術について語っている。  ご想像のとおり、例のテスラ車の事故などを受けての企画なんだけど、これ がちょっと面白い展開だ。  冷静沈着な中谷明彦氏が、欧州勢を含め各社の自動運転に向けた取り組みに 「一定の可能性を感じる」と比較的肯定的なのに対し、毎度技術至上の直線的 思考を展開する国沢光宏氏が、今回は意外にも否定的なんである。  そもそも「自動運転」などという胡散臭い言葉に違和感を抱く僕としては、 普及には技術のほかに倫理観や宗教観までもが課題になり、現実的には当面無 理だとする国沢氏の意見に珍しく賛成だ。  もちろん、技術発展の可能性を語る中谷氏の真意も理解はできるけれど、こ とこの件については机上(誌上)での理想論はあまりにキケンで。  国交省規定のレベル2だろうがメルセデスベンツが先行しようが、現行技術 はあくまでも運転支援の筈。ドライバーのミスや疲労、あるいは疾患などを補 完するアシストなんであって、まずはそこを周知徹底するのが先決だろう。  何となれば、新型セレナという多量販車が、その「自動運転」という言葉を 実際に使ってしまっているんである。それどころか、そのTVCFでは永ちゃん がステエアリングから手を離すシーンまでを映し、もう「やっちゃえ日産」全 開モードと来ている。  実は、先日の同車発表会では、記者席から「自動運転という言葉を使うのは 拙速ではないか」という質問があった。これに対する女性専務の回答は「自動 運転とは言ってない。自動運転技術です」という、間違いではないけれど、あ る種責任回避的なものだったんである。  件のテスラの事故について言えば、これが結構な話題になったのは、裏を返 すと、多くのユーザーが「事故は起きない筈なのに」と認識していたからでは ないか?  たとえば、リーフが出れば「これからは環境に優しいEVが主流だ」とし、 ミライが発表されれば「いよいよ真打ち誕生」と盛り上がる。日経方面のそう した技術至上的な報道は、”平和より株価”のアベノミクスニッポンには想像以 上に簡単に浸透してしまう。  そんな無防備なユーザーに「自動運転」なんて言葉を使えば、クルマが勝手 に運転してくれると本気で思っちゃうわけで、そこに手放しシーンなんかを見 せたらもう完全にアウトだ。東京五輪あたりにはもう運転不要!なんて話さえ ワケもなく通じるだろう。  あのスバルのアイサイトでさえ「ぶつからないクルマ」という表現は、どん な状態でも絶対に事故を起こさないという誤解を与えかねなかった。それでも ギリギリセーフだったのは、あくまでも障害物の前で止まるという限定的な技 術だったからだろう。  国沢氏以外でも、小沢コージ氏などがこの件について警鐘を鳴らしているけ れど、だからその他大勢の評論家諸氏の声がほとんど聞かれないのが理解でき ない。セレナの記事にしたって「プロパイロットなんていうわりには期待はず れだネ」的な方向の残念なコメントに止まっている。  たとえば燃費不正が拭えない問題だというなら、こっちの話はある意味もっ と重要な案件だと僕は思う。単に法や規則に反している云々の問題じゃなくて。  カートップの記事は興味深いけれど、実は自動車ジャーナリスト協会あたり がきちんと意見をまとめて、声明なり技術解説を行うべき事項じゃないのか? べつに技術を全否定するのではなく、冷静かつ正確に理解してもらうだけの話 なんだし。                      (16/08/31 すぎもとたかよし) ─────────────────────────────────── ●インタビュー記事掲載  自動車専門サイト「clicccar(クリッカー)」に、インタビュー記事「日産デ ザインをもう一歩先に!〜新型セレナのチャレンジ」が掲載されました。 http://clicccar.com/2016/09/15/398521/ (前編) http://clicccar.com/2016/09/16/398526/ (後編)  先進の自動運転支援技術「プロパイロット」を搭載した新型セレナは、スタ イリングもまた一新されての登場となりました。一見アグレッシブでウケがよ さそうなボディですが、先代までのプレーンな印象を捨てていいのかどうか。 早速チーフデザイナーにインタビューを試みました。                      (16/09/15 すぎもとたかよし) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://kurumart.jp/column/ ─…─ PR …─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ □■□ 広告掲載・募集について □■□ □ □ 『くるまーと』Webサイトおよびメールマガジンに広告を掲載します。 □ □■□ お問い合わせは info@kurumart.jp まで □■□ ─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ 【運転免許試験問題解答】  Q1:× 双方とも禁止です。  Q2:× 徐行でなく、一時停止します。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □『週刊くるまーと』は、下記サービスを利用して発行しています。  「まぐまぐ ID:0000025684」、「melma! 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