━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    /*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』   ◎−◎= …………………………………………………………………       〜 第 828号 2016年 3月12日発行 総配信数 5,040部 〜 ───────────────────────────────────    □■“Web Portal for Joyful Carlife” http://kurumart.jp/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ニュース&トピックス】 ・スズキ、新型コンパクトカー「バレーノ」を発売 他 【運転免許試験問題集】 ・故障車をけん引するときは? 【マイカー採点簿】 ・BMW「X5」 【車何でもランキング】 ・2015年国産全車販売ランキングより〜中大型セダン 他 【コラム&レビュー】 ・クルマのまわりで:スズキ・バレーノ発表会へ出掛ける ・デザイン記事掲載 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【今週の『くるまーと』】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★「新車データベース」「国産車サマリー」「マイカー採点簿」「ニュース& トピックス」等を更新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【ニュース&トピックス】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <新車ニュース> ●ホンダ、新型燃料電池自動車「CLARITY FUEL CELL」を発売(3/10) http://www.honda.co.jp/news/2016/4160310.html  ホンダは、新型燃料電池自動車(FCV)「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)」を発売した。パワートレインの小型化や高圧水素貯蔵タン クの搭載などにより、セダンタイプFCV世界初の5人乗りや、ゼロエミッショ ンビークル世界トップクラスの一充填走行距離約750kmを実現。初年度は、 自治体や企業を中心に200台程度をリース販売、その後個人ユーザーや欧米へ 展開予定。766万円(参考価格、税込)。 ●BMWJ、「X5」「X6」を一部改良(3/10) http://www.bmw.co.jp/ja/press/2016/20160310.html  ビー・エム・ダブリューは、「X5」「X6」を一部改良、発売した。レーン・ チェンジ・ウォーニングとアクティブ・プロテクションを全車に標準搭載、安 全装備を充実。865万〜1625万円(税込)。 ●スズキ、新型コンパクトカー「バレーノ」を発売(3/9) http://www.suzuki.co.jp/release/a/2015/0309/index.html  スズキは、新型コンパクトハッチバック「バレーノ」を発売した。流麗でエ レガントなスタイリングに、ゆとりある居住空間と十分な荷室スペースを備え たパッケージングを採用、高出力と燃費性能を両立する、新開発1.0L直噴ター ボエンジン/6速ATと、1.2L自然吸気エンジン/CVTの2種類のパワートレイン を搭載。インド子会社で生産、日本に輸入販売。ターボ車は5月13日発売。月 販目標500台。131万/149.8万円(税別)。 ●プジョーJ、「3008」を一部改良(3/8) http://press.peugeot.co.jp/pdf/160308_3008_EAT6_final.pdf  プジョー・シトロエン・ジャポンは、「3008」を一部改良、発売した。最 高出力を向上した1.6Lターボエンジンに、第3世代6速AT(EAT6)を組み合わ せた新パワートレインを搭載、走行性能を進化させるとともに、燃費を大幅向 上。349万円(税込)。 ●富士重、次世代プラットフォームの概要公開(3/7) http://www.fhi.co.jp/press/news/2016_03_07_2022/  富士重工業は、次世代プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM」 の概要を公開した。スバル史上最高レベルの総合性能進化を実現、高性能を超 えた感性に響く「動的質感」と、世界最高水準の「安全性能」を兼備。今秋発 売の次期「インプレッサ」を皮切りに、全スバル車に採用予定。 ●マセラティJ、「ギブリ」にディーゼルモデルを追加(3/7) http://goo.gl/d6Xz2L  マセラティ・ジャパンは、「ギブリ」に同社初のディーゼルモデルを追加、 発売した。優れた動力性能と環境性能を両立した、新開発3.0L V6直噴ターボ ディーゼルエンジンを搭載。ディーゼルの概念を超えるパワフルな排気音と圧 倒的なスポーツ性能を実現。933万円(税込)。 ●プジョーJ、「2008」の特別仕様車を発売(3/7) http://press.peugeot.co.jp/pdf/160307_2008_CROSSCITY_final.pdf  プジョー・シトロエン・ジャポンは、「2008」の特別仕様車「CROSSCIT Y」を発売した。新パワートレイン(1.2Lターボ/6速AT)を搭載、力強さと軽快 さをバランスよく両立。新17インチツートーンブラックアロイホールなど、専 用内外装を採用。265万円(税込)。 ─────────────────────────────────── <業界ニュース> ●“最強”トヨタ社長が「7カンパニー制」導入で狙うさらなる一手(3/11) http://diamond.jp/articles/-/87663  豊田章男体制になって7年が経過、この間、社長就任前の拡大路線を打ち消 すなどトヨタ内部での求心力を高めてきた。一方で、父君の豊田章一郎氏やト ヨタ中興の祖と言われた豊田英二氏が「番頭政治」をうまく使った経営スタン スに対し、トップ直轄でやる傾向が強過ぎるとの声も。また、グループ企業も 含めて抱えるものも多く「巨艦になり過ぎた」と言う声も・・・ ●ベンツ「Eクラス」最新進化はここまでスゴい(3/9) http://toyokeizai.net/articles/-/108688  メルセデスの中核車種で、業界の道標ともなる「Eクラス」の最新モデルが 年内に上陸する。目新しい点は、セミ自動運転と呼ぶべき最新の高度ドライ バー支援装置。PHVモデル「E350e」と新世代ディーゼルモデル「E220」の 設定。次世代インフォテインメント・システムを積んだインテリア・・・ ●テスラ「モデルS」の進化が映す自動車の未来(3/8) http://toyokeizai.net/articles/-/107921  テスラがここまでの影響力を発揮するとは、2000年代のEVブームのころに 誰が予想していただろう。テスラにしても、アップルやグーグルにしても、IT 系の新興メーカーは、良くも悪くも業界の空気を読まず、マーケットドリブン でビジネスを推進する。ひとつ間違えば人命を奪いかねない車という製品にと って、それは必ずしも最適解ではないだろう。しかし、彼らの市場を尊重する 姿勢が現状打破につながっていることもまた事実だ・・・ ─────────────────────────────────── <リコール・不具合情報>  今週は、乗用車関連の届出情報はありませんでした。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【運転免許試験問題集】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  難問奇問?満載の運転免許の学科試験!悔し涙を流された方もさぞ多いこと でしょう。最新問題1200題を収録した「運転免許試験問題集」より、いくつ かご紹介します。「○」or「×」? Q1.車両総重量が1000キログラムの故障車をけん引するときは、けん引免許   が必要である。 Q2.故障車をロープでけん引するときは、けん引する車の前端からけん引され   る車の後端までの長さが20メートルを超えてはならない。 ★解答は文末をご覧下さい。 “現役”ドライバーの皆さんは、もちろん正解ですね。(^J^) http://kurumart.jp/lc/ http://kurumart.jp/i/lc/ (携帯) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●BMW「X5」  埼玉県にお住いの、おにーさん(30代男性)の採点簿です。 1.メーカー・車名:BMW「X5」 2.車両概要   :4800cc、4WD、6AT、          Mスポーツ コンフォートパッケージ 3.購入時期・形態:16年2月、中古車(08年式) 4.総走行距離数 :44,000km 5.主な使用状況 :レジャー 6.スタイル外観 :10 7.スタイル内装 :9 8.走り     :9 9.操作性    :9 10.居住性    :8 11.燃費     :3 12.総合評価   :9 13.寸評(良い点) : ○スタイル抜群。カッコ良い。 ○ベージュ内装は高級感と落ち着きがあってよい。 ○V8にしただけあって、十分な動力性能。  特に高速道路はとても楽。煽られることもなし(笑)。 14.寸評(不満な点): ×20インチかつランフラットタイヤ、かつMスポーツということもあり、  とにかく硬い。  最終的なショックは丸められているが、一般道では結構揺すられる。 ×細かい異音がチョコチョコ。これは輸入車の宿命か。 ×燃費も、街乗りは5km/Lを切る感じ。 15.その他自由意見: ◇スタイルと走りが購入の決め手。  逆に燃費や大きさが気になる人は、購入を止めた方が良い。 ◇「いい車ですね」と、どこでも言われるのは気分がいいものです。 ───────────────────────────────────  皆さんもマイカーを採点してみませんか。掲載分についてはもれなく図書カ  ードを差し上げます。Webサイトのフォームよりご送信下さい。 http://kurumart.jp/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【車何でもランキング】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●2015年国産全車販売ランキングより http://kurumart.jp/ranking/  国産全車の販売台数を、月販平均台数に基づきボディタイプ別にランキング した「2015年国産全車総合・タイプ別販売ランキング」から、今週は中大型セ ダンと、ステーションワゴンの上位をご紹介します。以降はWebページをご覧 ください。 ─────────────────────────────────── ○中大型セダン販売ランキング ( )は前年順位 順位/車名 メーカー 販売台数 備考 1.( 1) クラウン トヨタ 3690 台/月 2.( 2) SAI トヨタ 690 3.( 4) マークX トヨタ 680 4.( 6) カムリ トヨタ 600 5.( 4) レクサスIS トヨタ 500 6.( 9) アテンザ マツダ 480 7.( 8) ティアナ 日産 470 8.( 3) スカイライン 日産 430 ─────────────────────────────────── ○ステーションワゴン販売ランキング ( )は前年順位 順位/車名 メーカー 販売台数 備考 1.( 2) カローラフィールダー トヨタ 5540 台/月 2.( 1) プリウスα トヨタ 4340 3.( 4) シャトル ホンダ 2920 4.( 3) レヴォーグ スバル 2460 5.( 6) アテンザワゴン マツダ 550 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【コラム&レビュー】クルマ&クルマ業界辛口?批評! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●クルマのまわりで:スズキ・バレーノ発表会へ出掛ける  スズキ・バレーノの発表会に行って来ました。  ご存知のとおり、バレーノはインドからの逆輸入車。アジア圏からの逆輸入 車というと、日産マーチや三菱ミラージュなど、少しお安い系のものを想像し ますが、バレーノはスイフトよりひと回り大きな上級車種という位置づけで、 その点新鮮な感じがあります。  長い経験を持つインドから日本へ持ってくるというのは、スズキにとっては 相当な出来事のようで、今日は珍しく鈴木修会長が出席していました。さらに、 駐日インド大使も挨拶に登壇するという力の入れようです。  で、バレーノは軽でダイハツに若干遅れをとるスズキが、より収益の大きい 小型車で盤石なラインナップを築くべく、イグニスから時間をとらずして持ち 込んだということのよう。  スイフトの1.2リッターNAエンジンに加え、ウワサのブースタージェット、 1リッター・ターボエンジンを導入したのも上級クラスっぽいところ。NAを回 してナンボという楽しみもあるでしょうけど、豊かなトルクで余裕のある運転 というのが自分の好みなので、このエンジンシリーズには期待してしまいます。 これがスイフト・スポーツに使われるといいな、とか。  いわゆる質感についても、修会長が今日再三話していたとおり「インドだか ら」といった先入観が不要なほど”ふつう”にできています。というか、ヴィッ ツあたりよりよほど作りはいい。  まあ、仮に作り自体に難がなくても、商品として受け入れられなくては結局 販売には結びつきません。つまりはソリオじゃなくて、背の低いこのハッチバ ックを選ぶ理由が日本市場にあるのか否か。  その意味で、スズキの新しい提案は結構な賭けなのかもしれませんが、年間 6000台という販売目標はそのひとつの回答なのかもしれません。                      (16/03/09 すぎもとたかよし) ─────────────────────────────────── ●デザイン記事掲載  自動車専門サイト「clicccar(クリッカー)」に、デザイナー・インタビュー 「異質のスズキ・バレーノ〜今回はスイフトじゃダメだったんです!?」が掲載 されました。 http://clicccar.com/2016/03/10/359475/  このバレーノ、最近のスズキ小型車からはずいぶんと異なる趣となっていま す。もっとも数が出るインド市場をし意識しているのは当然のことですが、そ れにしても・・・という感じですね。                      (16/03/10 すぎもとたかよし) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://kurumart.jp/column/ ─…─ PR …─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ □■□ 広告掲載・募集について □■□ □ □ 『くるまーと』Webサイトおよびメールマガジンに広告を掲載します。 □ □■□ お問い合わせは info@kurumart.jp まで □■□ ─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ 【運転免許試験問題解答】  Q1:× 故障車をけん引する場合は不要です。  Q2:× 25メートルを超えてはいけません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □『週刊くるまーと』は、下記サービスを利用して発行しています。  「まぐまぐ ID:0000025684」、「melma! 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