━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    /*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』   ◎−◎= …………………………………………………………………       〜 第 827号 2016年 3月 5日発行 総配信数 5,040部 〜 ───────────────────────────────────    □■“Web Portal for Joyful Carlife” http://kurumart.jp/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】 ・「車何でもランキング」データ追加 他 【ニュース&トピックス】 ・BMWJ、「MINI Convertible」をフルモデルチェンジ 他 【運転免許試験問題集】 ・二輪車で坂道を下るときは? 他 【マイカー採点簿】 ・複数投稿者の採点簿より 【車何でもランキング】 ・2015年国産全車販売ランキングより〜小型セダン/ハッチバック 【コラム&レビュー】 ・自動車雑誌を斬る!:新型プリウス絶好調! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【今週の『くるまーと』】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「車何でもランキング」データ追加 http://kurumart.jp/ranking/  よく売れている車は?に、16年2月の月間販売ランキングを追加しました。  乗用車系は、「プリウス」が3か月連続でトップ。以下「アクア」「フィッ ト」「ノート」「シエンタ」「ヴォクシー」「エクストレイル」の順で続きま した。  軽乗用車は、「タント」が3か月連続でトップ。以下「N-BOX」「デイズ」 「アルト」「N-WGN」「ハスラー」「キャスト」の順で続きました。  外国車は、「ベンツ」が11か月連続でトップ、以下「VW」「BMW」「ア ウディ」「BMW MINI」「ボルボ」と、先月と同順位で続きました。 ─────────────────────────────────── ★上記の他「新車データベース」「ニュース&トピックス」等を更新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【ニュース&トピックス】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <新車ニュース> ●ルノーJ、「キャプチャー」を一部改良(3/3) http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=408367  ルノー・ジャポンは、「キャプチャー」を一部改良、発売した。アイドリン グストップの新搭載、エンジントルク向上やギヤ比変更による加速性能向上、 新ボディカラー採用など。256.9万〜267.2万円(税込)。 ●BMWJ、「MINI Convertible」をフルモデルチェンジ(3/2) http://www.mini.jp/news_events/models/20160302_f57_lcp/  ビー・エム・ダブリューは、「MINI Convertible」をフルモデルチェンジ、 発売した。電動ソフト・トップによる爽快なドライビングと、MINIらしいスポ ーティな走りが堪能できる最新世代オープンモデル。歩行者検知機能付前車接 近警告、自動ブレーキ、ナビシステムなど数々の先進技術を採用。1.5L/2.0L 直噴ターボエンジン搭載車(Cooper/Cooper S/John Cooper Works)をライン アップ。342万〜483万円(税込)。 ●トヨタ、新型コンパクトSUVを年内発売(3/1) http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/11223498/  トヨタは、ジュネーブ国際モーターショーで、年内発売予定の新型コンパク トクロスオーバー「C-HR」を世界初披露した。新型プリウスベースのSUVで、 マツダ「CX-3」、ホンダ「ヴェゼル」、スバル「XV」、日産「ジューク」等 の対抗モデル。 ●MBJ、「Sクラスクーペ」に3.0Lモデルを追加(3/1) http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2016/20160301_1.pdf  メルセデス・ベンツ日本は、「Sクラスクーペ」に3.0L V6ターボエンジン 搭載の4WDモデル「S 400 4MATIC クーペ」を追加、受注を開始した。3.0L ながら2基のターボチャージャー過給により最高出力367PSを発生。上級モデ ル同等の安全・快適装備を搭載。1477万円(税込)。 ●FCAJ、「ミト」の限定車を発売(3/1) http://www.fcagroup.jp/media/414/  FCAジャパンは、アルファロメオ「ミト」のお買い得限定車「Competizion e Free Drive Edition」を、40台限定で発売した。ドライブレコーダーユニッ トや専用バックアイカメラなどを装備。306万円(税別)。 ●ポルシェJ、新型「911 R」を限定発売(3/1) http://www.porsche.com/microsite/911-r/japan.aspx#home  ポルシェ・ジャパンは、新型「911 R」の予約受注を開始した。991台を限 定販売。4.0L NAエンジン/6速MTを搭載、500PSの最高出力や、ボディの大 幅軽量化により最高速323km/hを記録。公道走行対応や専用デザイン内外装 も採用。2629万円(税込)。 ●BMWJ、「7シリーズ」を値上げ(3/1) http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=408521  ビー・エム・ダブリューは、「7シリーズ」のメーカー希望小売価格を4月 1日付で改定する。原材料コスト高騰を要因に8万〜10万円(税込)値上げ。 ─────────────────────────────────── <業界ニュース> ●ディーゼル車の排ガス、国産4車種が基準の最大10倍(3/3) http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20160304_746844.html  独VWの排ガス不正問題を受け、国土交通省が実施したディーゼル車の路上 走行調査で、国産車の一部から現行の台上試験に基づく排ガス基準を2〜10倍 程度上回る窒素酸化物が測定されたことが分かった。マツダ・デミオ/CX-5を 除く4車種(トヨタ・ランドクルーザープラド/ハイエース、日産・エクストレ イル、三菱・デリカD:5)が、NOx排出量の基準値を上回った。 ●トヨタ、機能軸から製品軸の新体制へ(3/2) http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/11234112/  トヨタは、新たな組織改革を発表した。小型車、中型車、レクサス、先進技 術開発など製品を軸にした7カンパニー体制に4月18日付で移行する。各々の プレジデントに権限を委ね、商品企画から生産まで一貫して担当させる。従来 は企画や生産など機能ごとに分かれ、商品投入などの際の調整に時間がかかっ ていた。製品を軸に再構築することで効率化を図る。 ●マツダ、ミニバンから撤退へ、SUVに注力(3/1) http://goo.gl/BJ79Oy  マツダがミニバンの生産・開発から平成29年にも撤退する方向で検討して いることが分かった。世界的に人気が高まっているSUVなどへ注力、生産能力 を振り向ける。「MPV」「プレマシー」「ビアンテ」3車種を展開、22年には 国内で約4万4千台を販売したが、競争激化により27年の国内販売は約1万1千 台と、4分の1まで縮小していた。 ─────────────────────────────────── <リコール・不具合情報> ●スズキ、「ワゴンR」等6車種162万台のリコール届出(3/3) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002217.html  対象車種 :スズキ・ワゴンR、パレット、アルトラパン        日産・ルークス、マツダ・フレアワゴン、AZワゴン  部位・状況:エアコンのコンプレッサオイルの充てん量が不適切。潤滑不足        で内部が焼き付き、走行中にエンストするおそれ  製作期間 :平成20年1月9日〜平成27年5月18日  対象台数 :1,616,125台 ●トヨタ、「アベンシス」等のリコール届出(3/2) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002215.html  対象車種 :レクサスSC、アベンシス(ワゴン)  部位・状況:助手席用エアバッグインフレータの不具合。展開時に容器が破        損するおそれ  製作期間 :平成20年1月7日〜平成22年7月16日  対象台数 :2,929台 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【運転免許試験問題集】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  難問奇問?満載の運転免許の学科試験!悔し涙を流された方もさぞ多いこと でしょう。最新問題1200題を収録した「運転免許試験問題集」より、いくつ かご紹介します。「○」or「×」? Q1.二輪車でエンジンを止めて坂道を下るときは、路側帯を通行できる。 Q2.警察官が北を向いて灯火を横にふっているとき、東西の方向は黄色の信号 である。 ★解答は文末をご覧下さい。 “現役”ドライバーの皆さんは、もちろん正解ですね。(^J^) http://kurumart.jp/lc/ http://kurumart.jp/i/lc/ (携帯) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●複数投稿者の採点簿より  「マイカー採点簿」の募集開始から10年以上が経過し、新たな車両への乗り 換えなど、1人で複数の採点簿をご投稿いただいた方々も100名以上の多きに 至りました。ご投稿、誠にありがとうございました。  複数投稿者の採点簿を、順次ご紹介いたします。 ─────────────────────────────────── ○佐久間寿さん(新潟県) http://kurumart.jp/saiten/back/back1838.html ・メーカー・車名:メルセデスベンツ「Aクラス」 ・車両概要   :1600cc、FF、5AT、A160 ・購入時期・形態:14年5月、中古車(99年式) ・寸評(抜粋)  ○現在の目で見ても斬新なスタイル。  ×各スイッチのレイアウトが不自然かな。手探りでは操作できません。  ◇知り合いの中古車店で、偶然見つけた奇跡的な個体です。  上記のほか、下記採点簿をご投稿いただきました。 ・BMW「318ti」 http://kurumart.jp/saiten/back/back399.html ─────────────────────────────────── ★今週は掲載可能な新規投稿はありませんでした。  皆さんもマイカーを採点してみませんか。掲載分についてはもれなく図書カ  ードを差し上げます。Webサイトのフォームよりご送信下さい。 http://kurumart.jp/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【車何でもランキング】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●2015年国産全車販売ランキングより〜小型セダン/ハッチバック http://kurumart.jp/ranking/  国産全車の販売台数を、月販平均台数に基づきボディタイプ別にランキング した「2015年国産全車総合・タイプ別販売ランキング」から、今週は小型セダ ン/ハッチバックの上位をご紹介します。以降はWebページをご覧ください。 ─────────────────────────────────── ○小型セダン/ハッチバック販売ランキング ( )は前年順位 順位/車名 メーカー 販売台数 備考 1.( 1) プリウス トヨタ 6280 台/月 15.12Fmc 2.( 3) カローラアクシオ トヨタ 3350 3.( 2) グレイス ホンダ 2080 4.( 5) インプレッサスポーツ スバル 1850 5.( 4) アクセラスポーツ マツダ 1310 6.( 8) プレミオ トヨタ 1110 7.( 7) リーフ 日産 760 8.( 6) アクセラ マツダ 750 9.(10) オーリス トヨタ 670 10.( 9) アリオン トヨタ 610 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【コラム&レビュー】クルマ&クルマ業界辛口?批評! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●自動車雑誌を斬る!:新型プリウス絶好調!  新しいプリウスの記事がなかなか残念なんである。  クルマ各誌で展開される新型プリウスの記事、これが一様に絶賛な感じだ。 もちろん、誉め称えるべきクルマが出てくるのは歓迎だけど、あまりのハシゃ ぎぶりには少々違和感もあったりする。  まずは何と言ってもお約束の「先代潰し」だ。新型のよさを強調するには、 先代がいかにダメだったかを掘り返すのがもっとも効果的。何しろその時点で はもはや過去の商品、そこそこのことを書いても許されるし、その分新型を誉 めちぎるんだから問題なしと。  今回はこの”手法”がことさら多い。あるB5判誌での評論家氏は「加速とエン ジン回転が合ってなかった」「燃費はよいがシャシーがプアだった」「トヨタ のFF車の欠点は乗り心地の質感」「プリウスの欠点として指摘されてきたブレ ーキフィール」と、たったひとつの記事で4点もの潰しネタを披露している。  評論家による「正直に言えば」なんて表現は、読者=ユーザーを大きく裏切 り、バカにしたものなんだけど、果たしてそういう自覚があるのか否か。いや、 もしかしたら、それこそが自分の仕事だと信じているのかもしれないけれど。  で、絶賛の要であるTNGA。そのポテンシャルはともかく、ことプリウスに ついては疑問もある。  相当な低重心が走りの質を大きく向上させたという話なんだけど、じゃあそ の向上とやらは他メーカーの同クラス車をブッチ切るようなものなのか。もう 日本車のレベルをドーンと底上げしちゃったのだろうか。  たとえば、トヨタが「ベンチマークはゴルフ」としたことを受けた比較記事 では、燃費は圧倒、でも堅牢なボディと走りの質感はあと一歩なんて記事もあ ったりする。え、こっちの方が新しいのに追いついてない?じゃあ、一連の絶 賛記事はいったい?と思うわけである。  そもそも低重心ってそんなにスゴイのかというあたりも疑問だ。もちろん、 高いより低い方が有利な面があるのはわかるけど、技術が成熟したいま、それ だけで走りのクオリティが決まるわけじゃないでしょう?  いや、実際そんなことはないんだろうけど、つまりは「これはTNGAだから スゴイ」「低重心だからいい」という単純なモノ言い、記事はいかがなものか と。誉めるのはいいけど、もっと冷静に落ち着いた方がいいんじゃないか。  ほら、大騒ぎのわりにほとんど変わっていないHVシステムなど動力性能、 一部残したニッケル電池への突っ込みが足りない件はどうなんだと。  ま、今回はTNGAで走りがドーンとよくなったんだから、そこはほら、まあ ネエ・・・という姿勢は、先代までの「燃費がいいんだから走りはホラねえ」 というのと同じ発想じゃないか。もう言ってるそばから、性懲りもなくまたま た同じことを繰り返してるんじゃ?  あ、ちなみにスタイリングについての記事はあの「顔」が話題の中心だけど、 個人的には今回のスタイルの問題は顔じゃなく、ボディ全体の話だと思うんだ けど。                      (16/02/28 すぎもとたかよし) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://kurumart.jp/column/ ─…─ PR …─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ □■□ 広告掲載・募集について □■□ □ □ 『くるまーと』Webサイトおよびメールマガジンに広告を掲載します。 □ □■□ お問い合わせは info@kurumart.jp まで □■□ ─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ 【運転免許試験問題解答】 Q1:× エンジンを止めて押して歩く場合は通行できます。 Q2:× 黄色でなく、青色の信号です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □『週刊くるまーと』は、下記サービスを利用して発行しています。  「まぐまぐ ID:0000025684」、「melma! 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