━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　　　/*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』 　　◎−◎＝ ………………………………………………………………… 　　　　　 〜 第 811号 2015年11月 7日発行 総配信数 4,920部 〜 ─────────────────────────────────── 　　　 □■“Web Portal for Joyful Carlife”http://kurumart.jp/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】 ・「車何でもランキング」データ更新 他 【ニュース＆トピックス】 ・トヨタ、「アクア」を一部改良 他 【運転免許試験問題集】 ・駐車禁止？ 【マイカー採点簿】 ・複数投稿者の採点簿より 【コラム＆レビュー】 ・クルマのまわりで：東京ショー散策 　「トヨタ・S-FR」「スバル・インプレッサ5ドアコンセプト」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「車何でもランキングよく売れている車は？」データ追加 http://kurumart.jp/ranking/ 　よく売れている車は？に、2015年10月の販売ランキングを追加しました。 　乗用車系は、「アクア」「シエンタ」と続き、「フィット」が3位に復活(← 6位)、以下「カローラ」「ヴォクシー」「プリウス」「ノート」と続いていま す。「クラウン」が10位に躍進(←27位)、マイナーチェンジの出足は上々のよ うです。 　軽乗用車は、「N-BOX」「タント」「デイズ」と続き、4位に「キャスト」 が躍進(←11位)、初のベスト10入りです。ライバル「ハスラー」も躍進(5位← 10位)しました。 　外国車は、「ベンツ」「BMW」と続き、「VW」は排ガス不正問題の影響で 販売台数が半減、7年ぶりに３位に転落しました。グループ「アウディ」も3割 減と落ち込み、「BMW MINI」に抜かれ4位に後退しました。 ─────────────────────────────────── ●「コラム＆レビュー」追加 http://kurumart.jp/column/ 　すぎもとたかよしの「車社会ニッポン」に、「クルマのまわりで：東京ショ ー散策「スズキ・イグナス」「マツダ・RX-VISION」「日産・IDS」を追加し ました。 ─────────────────────────────────── ★上記の他「新車データベース」「国産車サマリー」「ニュース＆トピックス」 等を更新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ニュース＆トピックス】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ＜新車ニュース＞ ●トヨタ、「アクア」を一部改良、特別仕様車を発売(11/4) http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/10070958/ 　トヨタは、「アクア」を一部改良、発売した。衝突回避支援パッケージ「S afety Sense C」と、先行車発進告知機能を上級グレードに標準装備(他はオプ ション)、多面的な安全運転支援を可能に。併せて、ブラックフロントグリル やルーフモール、スマートエントリースタートシステムなどを装備した特別仕 様車「X-URBAN Solid」を発売。1,761,382円〜2,155,091円(税込)。 ●ジャガーJ、「XJ」を一部改良(11/4) https://pr.jlrj.jp/press/show/1984/jaguar 　ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、「XJ」2016年モデルの受注を開 始した。フルLEDヘッドランプ採用などフロントグリルの刷新、新開発ナビシ ステムや車速感応式電動パワーステアリングの採用、最上級モデルの追加など 一部改良。977万〜2016万円(税込)。 ●FCAJ、「パンダ」を一部改良(11/4) http://www.fcagroup.jp/media/399/ 　FCAジャパンは、フィアット「パンダ」を一部改良、発売した。「Easy」グ レードに衝突被害軽減ブレーキを標準装備。198万円(税別)。 ●FCAJ、「アバルト595」の限定車を発売(11/4) http://www.fcagroup.jp/media/400/ 　FCAジャパンは、「アバルト595」の限定車「Competizione Scorpio」を、 200台限定で11月14日より発売する。ブランド創始者の誕生星座(さそり座)に ちなんだ限定モデルで、エッセエッセ・ブレンボ・キットや、ダークグレー仕 上げエクステリアなどを採用。327万〜347万円(税別)。 ─────────────────────────────────── ＜業界ニュース＞ ●トヨタ最高益、収益力断トツも新興国で伸び悩み(11/6) http://goo.gl/xON70J 　トヨタ自動車の2015年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比8.9％増の 14兆914億円、最終利益が11.6％増の1兆2581億円と、中間期として8年ぶり に過去最高を更新した。アベノミクス効果による円安進行が業績を押し上げて いる側面もあり、米国頼みの構造は続いており、ここにきて新興国での販売が 伸び悩むなど、課題も浮上・・・ ●ガソリン5年ぶり安値(11/6) http://goo.gl/PqsZD6 　資源エネルギー庁が発表した全国のレギュラーガソリンの平均価格(11月2 日時点)は、前週より1.0円安い132.7円/Lとなり、2010年11月下旬以来、 約5年ぶりの安値となった。7月上旬から約9％の値下がりで、来週以降も安 値が続きそうだ。 ●クルマの近未来と「3つの課題」(11/6) http://diamond.jp/articles/-/81094 　環境・エネルギー、安全、渋滞。これが自動車に課せられた3つの社会的課 題である。移動手段として便利で快適な自動車だが、負の側面も併せ持つ。安 全は「命題」であったし、環境は地球温暖化対策として避けて通れない。かつ エネルギーは、いずれ訪れる化石燃料枯渇化への対応であり、渋滞対応は道路 整備とも関係し、通信機能との連動で効果が生まれる。今回の東京モーターシ ョーで、これらのハードルを越えるクルマの近未来が明確に見えた・・・ ●VW､それでも日本でディーゼル車を売る理由(11/2) http://toyokeizai.net/articles/-/90670 　ドイツ本社のナンバー2で、VW乗用車ブランドのディースCEOが急遽来日、 東京モーターショー会場に姿を現した。ブランドイメージの低下、コスト面で の厳しさなど悪条件が重なる中で、氏は詰めかけた報道陣を前に、日本でのデ ィーゼル車投入計画の堅持を強調した。そもそも、VWの日本国内販売は、例 年になく苦戦していた・・・ ●衝撃！車のナンバー希望番号人気ランキングが面白すぎる！(10/31) http://dot.asahi.com/dot/2015102900113.html 　5ナンバー車と軽自動車の1位はともに「2525」。３ナンバーでは1桁ナン バーが人気だが首都圏は「3」近畿地方は「8」。富士山の麓に一番多いナン バーは「3776」。郡山や盛岡で人気の「358」は、幸運を呼ぶ、燃費がよく なる」などといったうわさが。ユニークな語呂合わせナンバー「3298」はミ ニクーパー・・・ ─────────────────────────────────── ＜リコール・不具合情報＞ ●ボルボJ、「S60」「V70」等のリコール届出(11/5) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002097.html 　対象車種　：S60、V60、V70、XC70 　部位・状況：スターターモーターのヒューズの容量不足。ヒューズが切れ、 　　　　　　　エンジンが始動できないおそれ 　輸入期間　：平成27年6月16日〜平成27年9月22日 　対象台数　：256台 ●マセラテイJ、「クアトロポルテ」のリコール届出(11/5) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002099.html 　対象車種　：クアトロポルテ 　部位・状況：バッテリーケーブルの不具合。最悪の場合火災に至るおそれ 　輸入期間　：平成25年4月16日〜平成26年9月11日 　対象台数　：196台 ●スズキ、「ソリオ」のサービスキャンペーン(11/4) http://www.suzuki.co.jp/about/recall/2015/1104/ 　対象車種　：ソリオ 　部位・状況：エンジン制御コントローラのプログラムが不適切。意図した走 　　　　　　　行ができなくなるおそれ 　製作期間　：平成27年7月29日〜平成27年10月23日 　対象台数　：8,345台 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【運転免許試験問題集】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　難問奇問？満載の運転免許の学科試験！悔し涙を流された方もさぞ多いこと でしょう。最新問題1200題を収録した「運転免許試験問題集」より、いくつか ご紹介します。「○」or「×」？ Q1.バスの停留所の標示板から10メートル以内の場所は、運行時間中に限り、 　　駐停車が禁止されている。 Q2.パーキング・メーターが設置してある場所でも、30分をこえて駐車しては 　　ならない。 ★解答は文末をご覧下さい。 “現役”ドライバーの皆さんは、もちろん正解ですね。(^J^) http://kurumart.jp/lc/ http://kurumart.jp/i/lc/ (携帯) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●複数投稿者の採点簿より 　「マイカー採点簿」の募集開始から10年以上が経過し、新たな車両への乗り 換えなど、1人で複数の採点簿をご投稿いただいた方々も100名以上の多きに至 りました。ご投稿、誠にありがとうございました。 　複数投稿者の採点簿を、順次ご紹介いたします。 ─────────────────────────────────── ○沼田さん(茨城県) http://kurumart.jp/saiten/back/back1818.html ・メーカー・車名：ホンダ「ステップワゴン」 ・車両概要 ：RG1型、2000cc、 FF、AT、Gセレクション ・購入時期・形態：12年8月、中古車(05年式) ・寸評(抜粋) 　○この車格にしては破格の運転のしやすさ。 　×燃費。夏エアコン有りで8km/L台くらいになる。 　◇走っているとかなりの数とすれ違いますが、個性を出している車は少なく、 　　ある程度手を入れると違いがはっきり出て、満足感がアップします。 　上記のほか、下記採点簿をご投稿いただきました。 ・スズキ「カプチーノ」 http://kurumart.jp/saiten/back/back1741.html ・ホンダ「シビック」 http://kurumart.jp/saiten/back/back1729.html ・トヨタ「パッソ」 http://kurumart.jp/saiten/back/back1725.html ・スバル「プレオ」 http://kurumart.jp/saiten/back/back1724.html ─────────────────────────────────── ★今週は掲載可能な新規投稿はありませんでした。 　皆さんもマイカーを採点してみませんか。掲載分についてはもれなく図書カ 　ードを差し上げます。Webサイトのフォームよりご送信下さい。 http://kurumart.jp/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【コラム＆レビュー】クルマ＆クルマ業界辛口？批評！ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●クルマのまわりで：東京ショー散策「トヨタ・S-FR」 　このクルマ、ある意味で実に東京ショーらしいと思うんである。 　現行の「86」は廉価でコンパクトなFRスポーツ待望論の中で登場し、それな りの話題になったわけだけど、「いや、本当はもっと安くて小さいヤツが・・ ・」という本音は次第にヨタハチ後継なんて話になり、実際こうやって壇上に 置かれたわけだ。 　けれども、その待望論はそれこそかつてのハチロクをもう一度という実に狭 くマニアックな層からの声であって、とくにクルマ好き一般の声じゃない。な んだけど、一部の雑誌をはじめ、とにかく「これぞ今回の主役」みたいなこと になっていたと。 　で、実際のS-FRはそんな声を体現するかの如く実に子供っぽいカッコで現れ た。キーンルックだのアンダープライオリティだの、あちこち尖がった造形に 邁進するトヨタ車の中で、どうしてこういうデザインになるのかがサッパリわ からないままに。 　いや、そりゃコンセプトカーだからね、という話であったとしても、じゃあ この丸いコンパクトに何か別の新しい提案があるのかと言えばそれもまた見当 たらない。何だろう、それこそヨタハチの安易な焼き直しという以外に何も思 いつかず、明るい黄色のボディカラーのお陰でそれっぽく目立っているだけで。 　そんなクルマが主役なんだゼというのは、超内向きな国際ショーと実にマッ チしている。その一部雑誌が、「どうやら市販化は白紙」と報じている残念さ や中途半端さもまた同様に。 　もちろん、それが日本一のメーカーからの発信というところも肝だ。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (15/10/31 すぎもとたかよし) ─────────────────────────────────── ●東京ショー散策「スバル・インプレッサ5ドアコンセプト」 　未見のコンセプトカーでは、今回いちばんの期待だったんである。 　気持ち寸詰まりで垢抜けないインプレッサと、そこから跳躍できなかったレ ヴォーグ。緊張感を欠いたフォレスター。ようやく落ち着いたけど実質日本サ イズを見切ったレガシィ。 　面白いメーカーと思いつつも、しかし心底魅力を感じるクルマが見当たらな いスバルが、久々に放つ量産車前提のコンセプトだ。そりゃあ期待も膨らむ。 さらに、ダイナミックかつソリッドという造形コンセプトも完璧だし。 　なんだけど、いやはやどうしてこうなっちゃったんだろう。 　いまさらな大型フロントフェンダーから続くキャラクターラインはいかんせ んクドく、さらに強いショルダーラインとぶつかっていて、まるでボディ上下 で異なるクルマが合わさったかのよう。 　躍動感なんて簡単に言うけれど、”ソリッド感”を大仰なフェンダー処理に当 て込むような安易さはどうなんだろう。ボディ前後、とくにリアなどは結構シ ンプルにまとまっているだけにチグハグで。 　近年のスバルは、レベルの高いコンセプトカーに対して残念な量産車という パターンが常だった。実はスバルもそれを気にしていたようで「今回はコンセ プトカーに近いものになる」とのアナウンスがあったとか。 　そしたら今度はコンセプトがこうだもの。まあ、量産版ではもう少し現実路 線になるんだろうけど、そもそもアプローチ自体がいけない。 　これまでまさにソリッドに成長してきたVIZIVにまで妙なラインを引いてし まった今回。少ないラインナップ、もっと大切にしたらいいのにね。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (15/11/02 すぎもとたかよし) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://kurumart.jp/column/ ─…─ PR …─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ □■□ 広告掲載・募集について □■□ □ □ 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