━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    /*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』   ◎−◎= …………………………………………………………………        〜 第 768号 2015年 1月10日発行 総配信数 5,000部 〜 ───────────────────────────────────    □■“Web Portal for Joyful Carlife”http://kurumart.jp/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  寒中お見舞い申し上げます。新年初号をお届けいたします。  本年もよろしくお願いいたします。m(__)m ─────────────────────────────────── 【今週の『くるまーと』】 ・「車何でもランキング」データ追加 他 【ニュース&トピックス】 ・トヨタ、レクサスブランド車の特別仕様車を発売 他 【運転免許試験問題集】 ・がけになっている道路では? 他 【マイカー採点簿】 ・BMW「1シリーズ」、日産「ノート」 【コラム&レビュー】 ・新車心象風景:ダイハツ・ムーヴ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「車何でもランキング」データ追加 http://kurumart.jp/ranking/  よく売れている車は?に、2014年12月と2014年年間の新車販売ランキングを 追加しました。  乗用車系の12月度は、「アクア」「プリウス」「フィット」「デミオ」「カ ローラ」「ノート」と、1位〜6位までが前月と全く同順位でした。新型「グレ イス」が発売早々10位に初登場です。  年間では、「アクア」「フィット」「プリウス」「ノート」「カローラ」「 ヴォクシー」「ノート」の順で、同様車種が上位を占めました。  軽乗用車の12月度は、「ワゴンR」が2ヶ月連続トップ、「タント」が続き、 全面改良した「ムーヴ」が3位(←9位)に躍進しました。「ミラ」「N-BOX」「ア ルト」「スペーシア」「デイズ」と続き、上位8車種の販売台数が10,000台を超 えました。  年間では、「タント」がトップ、以下「N-BOX」「ワゴンR」「デイズ」「N- WGN」「ミラ」「ムーヴ」の順で続きました。好調軽自動車を象徴するように、 「タント」が乗用車系を含めた全車種でも初のトップとなりました。  外国車の12月度は、トップを奪還した「VW」以下、「ベンツ」「BMW」「アウ ディ」「BMW MINI」「ボルボ」の順で続いています。  年間でも、1位〜6位まで12月度と全く同順位で続き、販売台数は29万台を超 え、登録車に占める割合は8.8%と、過去最高を更新しました。 ─────────────────────────────────── ●「コラム&レビュー」追加 http://kurumart.jp/column/  すぎもとたかよしの「車社会ニッポン」に、「クルマのまわりで:大人の良 心?」「新車心象風景:ホンダ・N-BOX SLASH」「クルマのまわりで:オートサ ロンに出かける」を追加しました。 ─────────────────────────────────── ★上記の他「新車データベース」「国産車サマリー」「マイカー採点簿」「ニ ュース&トピックス」「厳選クルマリンク」等を更新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ニュース&トピックス】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <新車ニュース> ●MBJ、「Bクラス」をマイナーチェンジ(1/9) http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2015/20150109_1.pdf  メルセデス・ベンツ日本は、「Bクラス」をマイナーチェンジ、2月初旬より 発売する。最大の特長である広い室内空間と優れた実用性をさらに進化させる とともに、LEDの採用など外装デザインをよりスポーティに刷新、安全性を体現 する最新鋭の安全運転支援システムを搭載。1.6L/2.0L直噴ターボエンジン搭載 車をラインアップ。307万〜490万円(税込)。 ●MBJ、「Bクラス」の限定車を発売(1/9) http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2015/20150109_2.pdf  メルセデス・ベンツ日本は、新型「Bクラス」の発表を記念し、特別仕様車 「Edition Red」を、「B 180 Sports」(限定150台)と「B 250 4MATIC Sports」 (同50台)に設定、発売した。クランベリーレッドの本革シートや、レーダーセ ーフティパッケージなどを装備。453万/535万円(税込)。 ●FCAJ、アルファロメオ「ジュリエッタ」に新モデルを追加(1/9) http://www.fcagroup.jp/media/221/  FCAジャパンは、アルファロメオ「ジュリエッタ」に、1.7L直噴ターボエンジ ンを搭載した新モデル「Quadrifoglio Verde(クアドリフォリオ ヴェルデ)」を 追加、1月17日より発売する。同モデルをベースに、艶消しボディーなどが特徴 の「ローンチエディション」も50台限定で発売。386万/425万円(税別)。 ●FCAJ、アルファロメオ「ジュリエッタ」の特別仕様車を発売(1/9) http://www.fcagroup.jp/media/222/  FCAジャパンは、アルファロメオ「ジュリエッタ」の特別仕様車「Ken Okuya ma Speciale(スペチアーレ) Rossa(ロッサ)/Bianca(ビアンカ)」を、1月31日よ り発売する。工業デザイナー奥山清行とのコラボレーションモデルで、ミリ単 位の精度で仕上げられたボディストライプや、専用開発ダブルリングホイール などを採用。369万円(税別)。 ●トヨタ、「レクサス LS/GS/IS/CT」の特別仕様車を発売(1/8) http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/4662580/  トヨタ自動車は、レクサスブランド日本開業10周年を記念し、「LS」「GS」 「IS」「CT」各車の特別仕様車「F SPORT X Line」を発売した。「F SPORT」を ベースに、専用ブラック塗装グリル/アルミホイール、専用ブラック/スカーレ ット内装などを採用、スポーティさを表現した大胆な配色で非日常性を演出。 433万〜1300.2万円(税込)。 ●トヨタ、「レクサスCT」を一部改良(1/8) http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/4662580/  トヨタ自動車は、「レクサスCT200h」を一部改良、発売した。音声対話サー ビスなどG-Linkの機能を充実、ソニック技術による明暗のグラデーションで外 観を際立たせる新ボディカラーを採用。 ●ホンダ、新型ミニバン「ジェイド」を先行公開(1/8) http://www.honda.co.jp/news/2015/4150108.html  ホンダは、2月13日発売予定の新型乗用車「JADE(ジェイド)」をホームページ で先行公開した。ハイブリッドシステムを搭載、ミニバン並みの居住性とユー ティリティを立体駐車場に対応した低全高で実現。 ●トヨタ、「クラウン」の期間限定車を発表(1/7) http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/4678184/  トヨタは、「クラウン」の特別仕様車「アスリートS 空色/若草色 edition」 を、4月1日〜30日までの期間限定で受注する。クラウン誕生60周年を記念し、 空色と若草色の外板色や、白基調の内装などを採用。詳細は別途発表。 ●FCAJ、「500」の限定車を発売(1/7) http://www.fcagroup.jp/media/218/  FCAジャパンは、フィアット「500」の限定車「Pecorella(ペコレッラ)」を、 1月24日より100台限定で発売する。今年の干支にちなんだ名称(Pecorella:子 羊)と、真っ白なボディ、癒しのレザーシートが特徴。231万円(税別)。 ●GMJ、「キャデラックATS」を一部改良(1/5) http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=376970  ゼネラルモーターズ・ジャパンは、「キャデラックATS」の2015年ラインアッ プを発表した。クーペモデル(既報)や、最新の安全装備を搭載した上級グレー ド「プレミアム」を追加。従来グレードは値下げ。449万〜509万円(税込)。 ●GMJ、「キャデラックATS」の限定車を発売(12/29) http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=376960  ゼネラルモーターズ・ジャパンは、「キャデラックATS」のお買い得特別仕様 車「ニューイヤースペシャル」を、1月4日より15台限定で発売する。リアスポ イラーなどを装備しスポーティ感を演出。399万円(税込)。 ●アウディJ、主要モデルを値上げ(12/29) http://www.audi.co.jp/jp/brand/ja/company/news.html  アウディ・ジャパンは、「A3」「A4」「A5」「A8」「Q5」各シリーズなど主 要モデルを、原材料費の高騰や輸送コスト上昇に対応するため、1月1日より約 3%値上げする。 ─────────────────────────────────── <業界ニュース> ●エコカー世界戦争と生き残り戦略(1/8) http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20150105/275824/  トヨタが年末に燃料電池自動車(FCV)「MIRAI」を発売、ホンダも今年度中の 市販を表明した。着実に足音が高まっているエコカー戦争とも言える状況にお いて、自動車業界、電池業界の生き残りをかけた戦略や思惑が見え隠れする。 ハイブリッド車は完全に普及段階に移行し、その延長上であるプラグインハイ ブリッド車も市販段階に移行している。究極のエコカーはFCVなのか、あるいは 電気自動車(EV)なのか・・・ ●ダッシュボードをめぐるApple、Googleの熾烈な争い(1/7) http://www.sankei.com/gqjapan/news/150107/gqj1501070001-n1.html  米国でいま深刻な問題が持ち上がっている。スマートフォンの普及により、 ながらスマホの運転で事故が多発しているのだ。自動車メーカー各社は音声認 識機能を持ち、スマホと車とを連動させられるシステムを積極的に取り入れよ うとしている。車のダッシュボードをめぐって争う会社は、iPhoneと車を連動 させるシステム「CarPlay」擁するAppleと、Android端末と連動させられる「A ndroid Auto」を手がけるGoogleだ・・・ ●世界経済の命運握る原油価格はどこまで下がるか?(1/7) http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20150106/430780/  原油価格はなぜこれほど暴落したか。一番の理由は米国のシェールオイル出 現に伴う需給構造の変化だ。世界最大の資源輸入国であった米国が、シェール 革命によってエネルギー自給を実現したことで、世界のエネルギー事情は一変 した。そこに中国やインドなどの景気減速が重なったことで原油価格が下落。 さらに、従来なら減産して価格下落に歯止めをかけるはずのOPECが、サウジア ラビアの強い意向で減産を見送った。それらが複合して暴落が起こった・・・ ●ベンツが考える自動運転の未来(1/6) http://www.nikkei.com/article/DGXMZO81617840W5A100C1000000/  独メルセデス・ベンツが国際家電見本市(CES)で発表した最新のコンセプト・ カー「F015ラグジュアリー・イン・モーション」が大きな注目を集めた。特徴 は、車内シートが4席対向で設置されている点。自動運転ができる自律走行車両 (ドライバーレス・カー)により、車の運転から解放された搭乗者が、楽しく会 話をしながらドライブすることが基本的な考え方となっている・・・ ●自動車業界、国内販売がどこまで回復するかが業績を左右(1/6) http://www.zaikei.co.jp/article/20150106/229479.html  自動車の国内市場が消費増税後の反動減で一進一退という状況から立ち直る ことが、メーカーの業績や株価を押し上げる。どうすれば再び売れるようにな るのか。車がないと生活できない地方は、アベノミクスの恩恵が及ぶのが遅れ ている。「地方創生」の経済対策の効果がうまく出れば、今まで我慢していた 車の買い替えに動くようになるだろう。それを確実にするには、減税や補助金 の拡大など、政策面で追加の対策をとる必要もある・・・ ●吉永社長が語る富士重工業の生きる道 上:僕たちは死ぬまでレガシィを磨き続ける(1/5) http://toyokeizai.net/articles/-/56542 下:スバル車に宿る、負けず嫌いの反骨精神(1/6) http://toyokeizai.net/articles/-/56562  「スバル」ブランドが米国の自動車市場で驚異の成長ぶりを見せている。吉 永泰之社長は、「1つの商品を磨きに磨く」ことで個性を強めることを徹底して いる。ただ、“売れすぎ”ゆえの悩みはいっこうに尽きそうもない。スバルに とって最大の市場である米国でいかにブランドの地位を高めていくのか。そし て出資を受けているトヨタ自動車との関係は?・・・ ●鈴木修「人生は、こんちきしょう」(1/5) http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20141226/275679/  これまで本当に「こんちきしょう」の連続だった。うちが作っている軽自動 車っていうのは、常に虐待を受けてきた歴史なんだ。セクハラとか、パワハラ とか、マタハラとかいうのと一緒で「軽ハラ」。そんな軽ハラの中で何とか生 き延びたいと「こんちきしょう、こんちきしょう」と挑戦してきたのがスズキ の歴史なんですよ・・・ ●フィアット・クライスラーJ、「FCAジャパン」に社名変更(1/1) http://www.fcagroup.jp/media/125/  フィアット・クライスラー・ジャパンは、1月1日より社名を「FCAジャパン株 式会社」に変更する。正規販売チャネル「フィアット/アルファロメオ」「アバ ルト」「クライスラー/ジープ」は従来どおり継続。 ─────────────────────────────────── <リコール・不具合情報> ●アトランティックカーズ等、アストンマーチン車の改善対策届出(1/6) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001821.html  対象車種 :DB9、DBS、Virage、V8/V12ヴァンテージ、V12ザガート  部位・状況:シートヒーターシステムの不具合。過熱するおそれ  製作期間 :平成18年7月12日〜平成26年10月31日  対象台数 :813台 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【運転免許試験問題集】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  難問奇問?満載の運転免許の学科試験!悔し涙を流された方もさぞ多いこと でしょう。最新問題1200題を収録した「運転免許試験問題集」より、いくつか ご紹介します。「○」or「×」? Q1.雪道や凍りついた道は横すベりを起こしやすいので、できるだけ車の通っ ていないところを選んで走るようにする。 Q2.片側が危険ながけになっている道路で、安全に行きちがいができないよう なときには、転落のおそれのあるがけ側の車が優先して通行できる。 ★解答は文末をご覧下さい。 “現役”ドライバーの皆さんは、もちろん正解ですね。(^J^) http://kurumart.jp/lc/ http://kurumart.jp/i/lc/ (携帯) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●BMW「1シリーズ」  神奈川県にお住いの、吉田敏朗さん(40代男性)の採点簿です。 1.メーカー・車名:BMW「1シリーズ」 2.車両概要 :116i、1600cc、 FR、8AT、Sport 3.購入時期・形態:14年2月、中古車(13年式) 4.総走行距離数 :13,000km 5.主な使用状況 :通勤 6.スタイル外観 :8 7.スタイル内装 :8 8.走り :10 9.操作性 :8 10.居住性 :7 11.燃費 :7 12.総合評価 :8 13.寸評(良い点) : ○3シリーズと共通のFRプラットフォームが実現する、Cセグメントダントツの ハンドリング性能&快適な乗り心地。 FF勢のVW・ゴルフ、ベンツ・Aクラス、プジョー・308、スバル・インプレッ サ、マツダ・アクセラと、国道246号線の同区間を比較試乗した結果の印象 です。 ランフラットタイヤだが、突き上げとは無縁で最も静かだった。 ○3シリーズと共通の内装(色遣いで差別化されているが)による高級感(ソフト パッドなど)。 ○Sportグレードならではのサイサポート&バックレスト幅の電動調整付きシ ート。他グレードよりも疲れにくい。 ○取り回しの良いボディサイズと、必要十分な居住性。 3ナンバーながら、全長・全幅をいたずらに拡大しなかった。 14.寸評(不満な点): ×標準オーディオの音質。 前車スイフトの6スピーカー+ラウドネスに少し負けている。 http://kurumart.jp/saiten/back/back1827.html ×時々感じる8ATのシフトショック。やはりCVTの方がスムーズ。 ×国産車に比べて維持費が割高。 覚悟の上で購入したが、スタッドレス+アルミセットが倍位高かった。 15.その他自由意見: ◇外国車ゆえの値落ち幅の大きさに注目し、リーズナブルに外車デビューでき た。 ゴルフ7など、Cセグメント外国車が新車で300万円を切るようになったので、 高年式車ならば、国産新車とイニシャルコストは同程度。 ◇海外出張時にドイツのアウトバーンを走ったが、(平均速度が日本より速い) ドイツ車は、高速安定性や静粛性が国産同クラス車よりも良好。 その分価格は高いが。 ◇独プレミアムブランドの中でも、BMW・1シリーズはコストパフォーマンスが トップレベルではないでしょうか。 現行1シリーズは、先代3シリーズ並みのサイズ&快適性で、お買い得に思い ます。 ─────────────────────────────────── ●日産「ノート」  愛知県にお住いの、アルファさん(30代男性)の採点簿です。 1.メーカー・車名:日産「ノート」 2.車両概要 :1200cc、2WD、CVT、X DIG-S 3.購入時期・形態:2014年、ワクテクモニター(1泊2日無料モニター) 4.総走行距離数 :400km 5.主な使用状況 :観光 6.スタイル外観 :8 7.スタイル内装 :6 8.走り :7 9.操作性 :7 10.居住性 :8 11.燃費 :9 12.総合評価 :7 13.寸評(良い点) : ○普通に運転しても、普通に燃費のいい車です。 ○スーパーチャージャーの程よいアシストが、坂道などで便利です。 14.寸評(不満な点): ×内装の質感が低い。 特に、プラスチックのシボが入っているような所が気になります。 ×メーター中央の液晶周りのメッキの処理が雑な感じで、きれいに仕上がって いない。 ×シフトノブは、形だけ今風にして操作は昔ながらの感じ。 ×エアコンパネルは、一見よくまとまっているが、使いにくい。 ×上手く言えないですが、スーパーチャージャーが安っぽい感じ。 ×アラウンドビューモニターの映像がインナーミラーに映るが、小さくて分か りにくい。 ×純正ナビが付いていたが、ナビ画面には映らない。 ディーラーの設定ミス? 15.その他自由意見: ◇普通に使える感じで、車に特段こだわりのない人は、デザインなどが気に入 れば、買って後悔することはないと思います。 ─…─…─ PR 【 カービュー愛車無料査定 】…─…─…─…─…─…─…─ 【?・_・】      クルマを最高額で売るには?      【?・_・】 【?・_・】  CARVIEW.CO.JP のネットワークが競争入札!   【?・_・】 【?・_・】 簡単入札約3分で、各社の査定をラクラク比較!  【?・_・】 ⇒⇒⇒ http://click.j-a-net.jp/1427852/468330/ ─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ ★皆さんもマイカーを採点してみませんか。掲載分についてはもれなく図書カ ードを差し上げます。Webサイトのフォームよりご送信下さい。 http://kurumart.jp/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【コラム&レビュー】クルマ&クルマ業界辛口?批評! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●新車心象風景:ダイハツ・ムーヴ  どうしてそっち方面へ行ってしまうのかなあ、と。  新しいムーヴの眼目は「走りと乗り心地」という、これまで軽では後回しに なりがちだった基本部分の磨き込みらしい。  そのためにサスペンションの改良や軽量で高剛性のボディ、エンジン特性の 可変コントロールを「フォースコントロール」の名の下に実現、さらにドライ ビングポジションの見直しまでと、なかなか真面目な感じだ。  高剛性ボディは新しいコペンからの応用みたいだけど、ダイハツはわりと以 前からこういう「しっかりとした」軽を作るという姿勢があったように思う。  極端な例に採算度外視と言われた初代のコペンがあるけれど、それこそ2世 代前のムーヴは「軽のセルシオを作る」なんてチャレンジングな目標が掲げら れ、内外装の仕上げや走りの質感などは当時の水準を高く塗り変えた。  ライバルのスズキが、どちらかというと企画重視で「安く便利なモノを」と いう方向なのに対し、基本を磨き上げる姿勢はもちろんユーザーとしては歓迎 するべきものだ。そういう目に見えない改善を、エントリークラスで施すのは ある意味難しいことだろうし。  そんな中、今回残念だったのは他でもない、カスタム中心の商品企画なんで ある。  まあ、軽市場ではカスタム人気が高いのは周知のことだから、いっそそっち を標準にしてしまえという発想は商売上必然なのかもしれない。けれども、や っぱりそこはじっくり落ち着いて考えてほしかったな、と。  いや、もちろんマイルドヤンキーな出で立ち自体がいかがなものかというの もあるんだけど、僕が疑問なのは、標準車に比べてカスタムの方が上質、グレ ードが上という流れなんである。  それは、メッキでギラギラの外装だの、ブラックベースにアルミ風装飾を施 した内装が「豪華だ」という発想なわけで、実に安易でセンスを疑うものだ。 だから、こいつを開発の中心にするなどは、まず「上質」の出発点からズレて いるとしか思えないんである。  その集大成が、カスタムの上を行くハイパーなる恐ろしく下品なシリーズな んだろう。フロントグリルのLEDをはじめとした光りモノや、黒く塗ったルー フ、ブルーの大理石風パネルを施した内装など、もう全身EXILEな感じだ。  これを思わず「上質」と言いたくなる気持ちは分かるけれど、しかしそれは やっぱり「逃げ」だと僕は思う。本当に質の高いものを追わず、なんちゃって ヤンキー的な絢爛さに飛びつくのは、クリエイティブの視点があまりに低いっ てものじゃないか。  実際、一連の装飾を省いた標準車は何の特徴も感じられず、張り出したフェ ンダーがひたすら違和感を放つ、抜け殻のような佇まいになっている。これは 基本をまったく疎かにしていた証で、コテコテに飾らなくては成立しないとい う本末転倒な格好だ。  軽のセルシオを標榜した2世代前のムーヴは、その標準車のプレーンで非常に まとまりのよいエクステリアと、新しい提案によるインテリアが新鮮で、同時 に品のよさを伴う質感も印象的だった。そういう意味で、安易な方向への「逃 げ」はせず、真っ向勝負をしていたんである。  基本性能を磨くという地道なコンセプトと、いかにもマーケティング的でハ イパーな発想がどこでどう結びついたのだろう。もはや全車ド派手志向のウェ イクが評判なこともあり、できればもうそっち方面という姿勢なのか?  もちろん、たとえばムーヴというブランドはいつまでもイメージを変えちゃ いけないなんて話じゃない。時代が変わればそれなりにアプローチも変わるだ ろう。  問題は、その表現の意図が安易か否か、志の高さがあるか、豊かな創意が注 ぎ込まれているか、正面から勝負しているか、なんである。 (14/12/18 すぎもとたかよし) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://kurumart.jp/column/ ─…─ PR …─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ □■□ 広告掲載・募集について □■□ □ □ 『くるまーと』Webサイトおよびメールマガジンに広告を掲載します。 □ □■□ お問い合わせは info@kurumart.jp まで □■□ ─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ 【運転免許試験問題解答】 Q1:× 車の通ったあとを選んで走ります。 Q2:× 崖側の車が一時停止して進路をゆずります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □『週刊くるまーと』は、下記サービスを利用して発行しています。  「まぐまぐ ID:0000025684」、「melma! 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