━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    /*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』   ◎−◎= …………………………………………………………………        〜 第 735号 2014年 5月17日発行 総配信数 5,020部 〜 ───────────────────────────────────    □■“Web Portal for Joyful Carlife”http://kurumart.jp/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ニュース&トピックス】 ・トヨタ、「ラクティス」をマイナーチェンジ 他 【運転免許試験問題集】 ・駐停車禁止? 【マイカー採点簿】 ・「こだわりの採点簿」より 【車何でもランキング】 ・都道府県別保有・普及・販売ランキングより〜軽販売比率 【コラム&レビュー】 ・新車心象風景:トヨタ・トヨタ・ヴィッツ(マイナーチェンジ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★「新車データベース」「国産車サマリー」「ニュース&トピックス」等を更 新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ニュース&トピックス】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <新車ニュース> ●アウディJ、サッカー日本代表応援限定車を発売(5/16) http://www.audi.co.jp/jp/brand/ja/company/news.html  アウディ・ジャパンは、サッカー日本代表を応援する限定車「Audi×SAMURAI BLUE 11 Limited Edition」を発表、受注を開始した。スポーティかつ高性能 な「S」モデルからザッケローニ監督が公認した11モデルを選抜、各モデル1台 のみ限定生産。「S3 Sportback」「S4 Sedan/Avant」「S5 Sportback/Coupe/Ca briolet」「S6 Sedan/Avant」「S7 Sportback」「TTS Coupe」「SQ5」に設定。 6,710,000円〜13,837,715円(税込)。 ●ホンダ、「N-ONE」を一部改良(5/15) http://www.honda.co.jp/news/2014/4140515-n-one.html  ホンダは、「N-ONE」を一部改良、発売した。シティブレーキアクティブシス テムなどの標準装備による安全性の強化(下級グレード除)、エンジンの改良に よる燃費性能の向上、2トーンカラースタイルの拡充などにより商品力を強化。 1,185,000円〜1,792,829円(税8%込)。 ●ホンダ、「オデッセイ」を一部改良(5/15) http://www.honda.co.jp/news/2014/4140515-odyssey.html  ホンダは、「オデッセイ」を一部改良、6月5日より発売する。スタイリッシ ュなエアロフォルムを採用した「G エアロパッケージ」のグレード追加と、ナ ビ装着用スペシャルパッケージの標準装備(上級グレード)。 2,561,143円〜3,656,057円(税込)。 ●ホンダ、「N-WGN」の特別仕様車を発売(5/15) http://www.honda.co.jp/news/2014/4140515-n-wgn.html  ホンダは、「N-WGN」のお買い得特別仕様車「コンフォートパッケージ」を発 売した。専用内装色、ピアノブラック調パネル、シートヒーターなどを採用、 上質な室内空間を演出。1,320,000円〜1,443,429円(税込)。 ●ホンダ、「N-BOX」の特別仕様車を発売(5/15) http://www.honda.co.jp/news/2014/4140515-n-box.html  ホンダは、「N-BOX」のお買い得特別仕様車「SS(Suzuka Special)パッケージ /ターボSSパッケージ」を発売した。シティブレーキアクティブシステム、パワ ースライドドア、シートヒーターなど人気の高い装備をタイプごとに追加。 1,460,000円〜1,939,400円(税込)。 ●トヨタ、「レクサスHS」の特別仕様車を発売(5/15) http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/2587322/  トヨタ自動車は、「レクサス HS250h」の特別仕様車「Harmonious Leather InteriorII」を6月16日より発売する。専用ブラックレザーシート、専用本木目 (ホワイトゴールド)などを採用、洗練されたブラック&ホワイトの室内空間を 実現。463万円(税込)。 ●日産、「リーフ」の特別仕様車を発売(5/15) http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2014/_STORY/140515-01-j.html  日産自動車は、「リーフ」の特別仕様車「X 80th Special Color Limited」 を発売した。創立80周年を記念し、歴代の名車で採用したヘリテージカラーや、 専用ホイールカバー(ブロンズ)などを採用。319.9万円(税別)。 ●日産、「キューブ」の特別仕様車を発売(5/15) http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2014/_STORY/140515-01-j.html  日産自動車は、「キューブ」の特別仕様車「80th Special Color Limited」 を発売した。創立80周年を記念し、歴代の名車で採用したヘリテージカラーな どを採用。「15X/15X FOUR」などに設定。138.8万〜187.7万円(税別)。 ●プジョーJ、「208」の限定車を発売(5/15) http://www1.peugeot.co.jp/press/pdf/ROLAND_GARROS_final.pdf  プジョー・シトロエン・ジャポンは、「208」の特別限定車「ROLAND GARROS」 を、100台限定で6月7日より発売する。全仏オープンテニス協賛30周年記念モデ ルで、オレンジをあしらった専用内外装などを採用。257万円(税込)。 ●フィアットJ、「パンダ」の限定車を発売(5/15) http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=361086  フィアット・クライスラー・ジャパンは、「パンダ」のお買い得限定車「Mo tto Easy(モット イージー)」を、100台限定で5月24日より発売する。新型車発 売1周年を記念し、純正アクセサリーや特別外装色を採用。185万円(税別)。 ●ルノーJ、「カングー」に新モデルを追加(5/15) http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=360751  ルノー・ジャポンは、「カングー」に、1.2L直噴ターボエンジン/6速MTを組 み合せた新グレード「ゼン 6MT」を追加、5月22日より発売する。2.0Lエンジン に匹敵する性能を発揮。241.5万円(税込)。 ●BMWJ、「3シリーズ セダン」を一部改良(5/13) http://news.bmw.co.jp/press/2014/05/13.html  ビー・エム・ダブリューは、「3シリーズ セダン」を一部改良、発売した。 コネクテッド・ドライブ・プレミアムや、アクティブ・クルーズ・コントロー ルなど、安全かつ快適なドライビング体験を提供する革新的機能・サービスを パッケージした「スマート・クルーズ」を価格据え置きで全車標準装備に。 ●トヨタ、「ラクティス」をマイナーチェンジ(5/12) http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/2309220/  トヨタは、「ラクティス」をマイナーチェンジ、発売した。フロント・リヤ 周りなど内外装デザインを刷新、スタイリッシュかつ上質なイメージを強調し たほか、アトキンソンサイクルなどを採用した新開発1.3L高熱効率・低燃費エ ンジンを採用、高い燃費性能を実現。専用シート表皮などを採用した新グレー ド「G PRIME STYLE」も設定。1,615,091円〜1,954,800円(税込)。 ●富士重、「トレジア」をマイナーチェンジ(5/12) http://www.fhi.co.jp/news/14_04_06/14_05_12_98706.html  富士重工業は、スバル「トレジア」をマイナーチェンジ、5月30日より発売す る。内外装をリフレッシュするとともに、新開発1.3Lエンジンの搭載などによ り、燃費性能を向上。緊急ブレーキシグナルを全車標準装備とし、予防安全を 強化。トヨタ「ラクティス」のOEMモデル。156.6万〜213.1万円(税込)。 ─────────────────────────────────── <業界ニュース> ●「ウェルフェア2014」5/23〜名古屋で開催(5/16) http://www.nagoya-trade-expo.jp/welfare/ http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2014/_STORY/140515-02-j.html http://www.honda.co.jp/news/2014/4140515.html  「第17回国際福祉健康産業展〜ウェルフェア2014〜」が、5月23日(金)〜5月 25日(日)まで、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催される。日産 (セレナ チェアキャブなど)、ホンダ(N-BOX + 車いす仕様車など)はじめ、自動 車メーカー各社も福祉車両などを出展。入場無料。 ●「人とくるまのテクノロジー展」5/21〜横浜で開催(5/15) http://expo.jsae.or.jp/ http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2014/_STORY/140516-01-j.html http://www.fhi.co.jp/news/14_04_06/14_05_14_98733.html  自動車技術会主催「自動車技術展 人とくるまのテクノロジー展 2014」が、 5月21日(水)〜23日(金)まで、パシフィコ横浜展示ホールで開催される。日産 (スマート・ルームミラーなど)、スバル(1.6L 水平対向直噴ターボエンジンな ど)はじめ、メーカー各社も最先端の安全、走行性能技術などを出展。 ●4月の中古車登録台数、統計開始以来最低に(5/14) http://www.sankeibiz.jp/business/news/140514/bsa1405141154003-n1.htm  自販連が発表した4月の中古車登録台数(軽自動車除く)は、前年同期比9.6% 減の29万7548台と5カ月ぶりで前年水準を下回り、4月としては1978年の統計開 始以来最低を記録した。消費税増税前の駆け込み需要を受けた反動減で乗用車 の販売が大幅に落ち込んだ。 ●軽自動車の凄まじい低燃費戦争(5/10) http://www.sankeibiz.jp/business/news/140510/bsa1405101802001-n1.htm  軽自動車メーカーが繰り広げる激しい低燃費競争。ドラマ「半沢直樹」の「 やられたらやり返す。倍返しだ!」を彷彿させる“仁義なき戦い”が続いてい る。軽メーカーの燃費競争の凄まじさは、軽を生産していないメーカーの技術 者には奇異に映るほどだ。抜かれては抜き返しの裏に、各社技術陣のどのよう な努力があるのだろうか・・・ ─────────────────────────────────── <リコール・不具合情報> ●スズキ、「ジムニー」「AZワゴン」のリコール届出(5/15) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001599.html  対象車種 :スズキ・ジムニー/ジムニーシエラ、マツダ・AZワゴン  部位・状況:前輪緩衝装置の締結構造が不適切。締結ボルトが脱落し、かじ 取り性能が低下するなどのおそれ  製作期間 :平成24年5月7日〜平成26年3月26日  対象台数 :31,744台 ●JLR、「レンジローバー」のリコール届出(5/14) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001604.html  対象車種 :ランドローバー・レンジローバー  部位・状況:直前直左確認カメラ等の不具合。障害物を確認できないなどの おそれ  輸入期間 :平成24年12月5日〜平成25年9月19日  対象台数 :189台 ●JLR、「レンジローバー」の改善対策届出(5/14) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001605.html  対象車種 :ランドローバー・レンジローバー  部位・状況:サイドエアバッグコネクタの不具合。エアバッグが展開しなく なるおそれ  輸入期間 :平成24年12月5日〜平成25年5月20日  対象台数 :128台 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【運転免許試験問題集】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  難問奇問?満載の運転免許の学科試験!悔し涙を流された方もさぞ多いこと でしょう。最新問題1200題を収録した「運転免許試験問題集」より、いくつか ご紹介します。「○」or「×」? Q1.火災報知器から1メートル以内は、駐停車が禁止されている。 Q2.道路工事区域の側端から5メートル以内のところは、駐車のみ禁止されて いる。 ★解答は文末をご覧下さい。 “現役”ドライバーの皆さんは、もちろん正解ですね。(^J^) http://kurumart.jp/lc/ http://kurumart.jp/i/lc/ (携帯) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「こだわりの採点簿」より http://kurumart.jp/saiten/kodawari.html  愛車への熱き思いに溢れる「こだわりの採点簿」より、今は無き絶版車の概 要をご紹介いたします。現代でも通用するコンセプトや性能…、クルマ離れの 今こそよみがえって欲しいものですね。 ─────────────────────────────────── ○ホンダ「エリシオン」:秀樹さん http://kurumart.jp/saiten/back/back1585.html ・車両概要 :2400cc、Gエアロナビパッケージ ・購入時期・形態:07年12月、新車 ・寸評(抜粋) ○T車やN車のLLクラス級と比べ、シャープなマスクとボディーライン。 ×荷室が狭い。 ◇オデッセイからの乗り換えで、比べて見てもすべてでレベルアップして大 満足です。 ─────────────────────────────────── ○マツダ「カペラセダン」:ロートルさん http://kurumart.jp/saiten/back/back1096.html ・車両概要 :GF8P、1800GI、4AT ・購入時期・形態:00年5月、新車 ・寸評(抜粋) ○特に際立った所は無いが、普通に乗る分には過不足無い性能。 ×直噴タイプの高燃費エンジンが欲しかった。 ◇新車購入から13年経過、走行距離も18万キロを越えましたが、まったく問 題なく快調に走ってます ─…─…─ PR 【 カービュー愛車無料査定 】…─…─…─…─…─…─…─ 【?・_・】      クルマを最高額で売るには?      【?・_・】 【?・_・】  CARVIEW.CO.JP のネットワークが競争入札!   【?・_・】 【?・_・】 簡単入札約3分で、各社の査定をラクラク比較!  【?・_・】 ⇒⇒⇒ http://click.j-a-net.jp/1427852/468330/ ─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ ★今週は掲載可能な新規投稿はありませんでした。  皆さんもマイカーを採点してみませんか。掲載分についてはもれなく図書カ ードを差し上げます。Webサイトのフォームよりご送信下さい。 http://kurumart.jp/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【車何でもランキング】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●都道府県別保有・普及・販売ランキングより〜軽販売比率 http://kurumart.jp/ranking/  都道府県別保有・普及・販売ランキングより、今週は軽販売比率が高い/低い 都道府県のベスト5をご紹介します。以降、及び全国データはWebサイトをご覧 ください。 ─────────────────────────────────── ○軽乗用車がよく売れる(軽販売比率の高い)都道府県 (12年軽乗用新車/12年全乗用新車販売台数*100 全国平均:32.0%) 1. 沖縄県 : 51.3 % 2. 長崎県 : 49.5 3. 佐賀県 : 47.7 4. 高知県 : 46.4 5. 宮崎県 : 46.0 ○軽乗用車の売れない(軽販売比率の低い)都道府県 (12年軽乗用新車/12年全乗用新車販売台数*100 全国平均:32.0%) 1. 東京都 : 14.0 % 2. 神奈川県: 17.9 3. 大阪府 : 24.5 4. 愛知県 : 25.5 5. 千葉県 : 28.0 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【コラム&レビュー】クルマ&クルマ業界辛口?批評! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●新車心象風景:トヨタ・トヨタ・ヴィッツ(マイナーチェンジ)  二段階で残念な感じなんである。  マイナーチェンジとは思えない派手なTVCFは、明るさを前面に出したものだ けど、何て言うか過去を封じ込めたい、なかったことにしたい一心のようにも 見える。  栄光の初代、進化の2代目に続く3代目は、同時期デビューの2代目パッソと並 んでそれほどに酷い出来で、よくもまあこれだけ安っぽく、つまらないクルマ にしたものだと呆れたもんである。  かつてバブル期、「大きく愛のように」立派だったカローラが、その崩壊で 「小さく愛のない」モデルチェンジをしたように、トヨタというメーカーは経 済状況を安易に反映させたクルマ作りを平然とやってのける。だから、リーマ ンショックを受けたヴィッツが、歴代の評価など無視した更新をするのは必然 だったのかもしれない。  悲しいかな、そんなクルマでもベスト10の常連ほど売れるのが日本市場であ り、安さと自慢の販売力で何とかなってしまう。けれども、おそらく欧州市場 などではそれなりに叩かれたんだろうとは想像できる。冷静かつフェアな目を 持つ彼の地で、“適当な仕事”は通用しないんである。  そこで、SAIの仰天チェンジに代表される最新のトヨタデザインの勢いを借 り、悪いイメージを一気に払拭してやろうと。  途中で仕事を止めてしまったかのようにボンヤリしていた顔は、X字をモチー フとした超切れ長のランプ周りに、キーンルックなメッキバーを差し込んで派 手に仕上げる。アンダーグリルもまたX字を構成するべく異様に大きな口を開け た。  冗談みたいなインテリアは造形を一新したという。樹脂のシボを工夫したと か、ドア内張りにファブリックを追加、さらに遮音材の追加や、フロアの補強 材追加なんて話もある。  加えてトヨタ渾身の新世代エンジンへの更新だ。アトキンソンサイクルの新 型は、効率の徹底した追及で20%以上の燃費向上を実現したという。  なんだけど、ボディは顔以外は基本そのままで、当たり前だけどいまさら全 体の質感が上がるようなことはない。インテリアもシボだの内張りだの、一体 何十年前の話をしてるんだって感じだ。遮音材や補強なんかにしたって、つま り前期型でどれだけコストダウンしてたんだって話なんである。  エンジンも、いまどき過給器付きなど実質的な性能向上を示して当然のとこ ろ、結局は燃費競争に止まるべくNAでカタログスペックを賑やかにしているだ けだ。新エンジン群は今後ターボもなんて話があるけど、この出し惜しみ感は マツダと実に対照的なところだろう。  例によってこのマイナーチェンジを、雑誌メディアもまた一緒に盛り上げて くれている。驚きのビッグチェンジ、もはやこれはフルモデルチェンジだ、ラ イバルは戦々恐々だろう、などともう絶賛な感じだ。もちろん、そもそも安普 請にしてしまったことへの追求は、ほとんどない。  トヨタのコンパクトカーの概念を変えた初代を自ら勝手におとしめ、いまさ らな手当で今度はこんなに変わったと騒いでみせる。開発に対する一貫したポ リシーもなく、ただただその時点の経済状況に合わせた商品作りに終始する。  そうやって作られたクルマは結局記憶に残ることもなく、歴代の中で静かに 埋没する。ヴィッツという名前は残っても、この3代目は難しい。世界を代表す る巨大メーカーが、そこで働く自動車人が、そんなクルマ作りをなぜするのだ ろうか。  前期型は相当に残念だったけれど、急ごしらえの化粧直しをした後期型もそ れはそれで無理がある。そうして二段階で残念なのがこの3代目なんである。 (14/05/13 すぎもとたかよし) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://kurumart.jp/column/ ─…─ PR …─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ □■□ 広告掲載・募集について □■□ □ □ 『くるまーと』Webサイトおよびメールマガジンに広告を掲載します。 □ □■□ お問い合わせは info@kurumart.jp まで □■□ ─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ 【運転免許試験問題解答】 Q1:× 駐車のみ禁止されています。 Q2:○ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □『週刊くるまーと』は、下記サービスを利用して発行しています。  「まぐまぐ ID:0000025684」、「melma! 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