━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    /*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』   ◎−◎= …………………………………………………………………        〜 第 586号 2011年 7月 2日発行 総配信数 5,250部 〜 ───────────────────────────────────    □■“Web Portal for Joyful Carlife”http://kurumart.jp/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ニュース&トピックス】 ・富士重、「エクシーガ」をマイナーチェンジ 他 【運転免許試験問題集】 ・自転車横断帯では? 【マイカー採点簿】 ・ホンダ「CR-X」 【車何でもランキング】 ・コストバリューの高い/低いクルマは?(2) 【お勧め雑誌for快適カーライフ】 ・『MAG X』2011年8月号 【コラム&レビュー】 ・新車心象風景:トヨタ・プリウスα ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★「新車データベース」「国産車サマリー」「マイカー採点簿」「ニュース& トピックス」等を更新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ニュース&トピックス】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <新車ニュース> ●マツダ、「デミオ」をマイナーチェンジ(6/30) http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2011/  マツダは、「デミオ」をマイナーチェンジ、発売した。マツダらしく「走り の楽しさ」を進化させるとともに、内外装デザインの変更による質感の向上や 安全装備を充実。新開発直噴1.3Lエンジン&アイドリングストップ機構搭載の 新グレード「13-SKYACTIV(スカイアクティブ)は、クラストップの低燃費(30km /L)を実現。114.9万〜1,621,750円(税込)。月販計画6,000台。 ●日産、「マーチ」を一部改良(6/30) http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2011/_STORY/110630-01-j.html  日産自動車は、「マーチ」を一部改良、発売した。12X/12X FOURグレードの 仕様を見直し価格を引き下げるとともに、量販新グレード「12S Vパッケージ」 を追加。カスタムカー「ボレロ」も継続設定。95.2万〜156.6万円(税別)。 ●日産、「ノート」の特別仕様車を発売(6/30) http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2011/_STORY/110630-02-j.html  日産自動車は、「ノート」のお買い得特別仕様車「+(プラス)プラズマ」を 発売した。15X SV/15X FOUR SVグレードをベースに、プラズマクラスター搭載 フルオートエアコンを標準装備。127.6万/147.3万円(税別)。 ●日産、「ティーダ」の特別仕様車を発売(6/30) http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2011/_STORY/110630-02-j.html  日産自動車は、「ティーダ」のお買い得特別仕様車「SV+(プラス)プラズマ 」を発売した。15M/15M FOURグレードをベースに、プラズマクラスター搭載フ ルオートエアコンを標準装備。152万/169.5万円(税別)。 ●日産、「キューブ」の特別仕様車を発売(6/30) http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2011/_STORY/110630-02-j.html  日産自動車は、「キューブ」のお買い得特別仕様車「インディゴ+(プラス) プラズマ」を発売した。15X/15X FOURグレードをベースに、プラズマクラスタ ー搭載フルオートエアコンの他、インディゴブルーの内装やインテリジェント キーなどを装備。145.7万/167.4万円(税別)。 ●ランボルギーニJ、「ガヤルド」の特別仕様車を発売(6/30) http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20110630_457249.html  ランボルギーニ・ジャパンは、「ガヤルド」の特別仕様車「LP550-2 トリコ ローレ」を発売した。イタリア統一150周年を記念し、内外装にイタリア国旗の 3色のストライプを手作業で塗装。2364万9360円(税込)。 ●富士重、「エクシーガ」をマイナーチェンジ(6/28) http://www.fhi.co.jp/news/11_04_06/11_06_28_1.html  富士重工業は、スバル「エクシーガ」をマイナーチェンジ、発売した。新デ ザインフロントグリルやヘッドランプ、ダークシルバー色加飾パネルの採用な ど、スポーティなイメージと質感をより向上するとともに、パドルシフトやオ ートライトなど仕様装備を充実。グレード展開を変更しシンプルなラインナッ プに。190万〜300万円(税別)。月販計画700台。 ●プジョーJ、「308」シリーズをマイナーチェンジ(6/27) http://www1.peugeot.co.jp/press/pdf/308FL_final.pdf  プジョー・シトロエン・ジャポンは、「308」シリーズ(308:ハッチバック、 308SW:ワゴン、308CC:クーペ/カブリオレ)をマイナーチェンジ、発売した。 プジョーの新世代デザインを採用しエクステリアのクオリティを高めるととも に、LEDポジションランプなど新装備を追加。ラインアップを見直し、一部グレ ードは値下げ。254万〜440万円(税込)。 ●プジョーJ、「207」シリーズを一部改良(6/27) http://www1.peugeot.co.jp/press/pdf/207_Change_final.pdf  プジョー・シトロエン・ジャポンは、「207」シリーズ(207/207SW)を一部改 良、発売した。仕様・装備とラインアップを見直し、エントリーグレード(Sty le)を追加(207SW)、充実(207)するとともに、上級・スポーティグレード(Ciel o/Premium/GT)は値下げ。199万〜260万円(税込)。 ─…─…─ PR 【 Goo-net! 】─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ □■ 中古車と言えばGoo-net!! 全国最大級の中古車情報が盛りだくさん! ■□      Goo-netならあなただけの1台がきっと見つかる! □■ 中古車情報誌Gooがお届けするGoo-netは、新車に関する情報も満載! ⇒⇒⇒ http://www.goo-net.com/ ─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ <業界ニュース> ●日産、中期経営計画を発表、世界3強も視野に(6/28) http://www.yomiuri.co.jp/atcars/news/20110628-OYT8T00198.htm http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2011/_STORY/110627-01-j.html  日産自動車は、新たな中期経営計画「日産パワー88」を発表した。2016年度 までに世界シェアを8%に引き上げる(10年度5.8%)とともに、売上高営業利益 率を8%に引き上げる目標を掲げた。中国やロシア、ブラジルなど新興国を成長 の源とし、提携する仏ルノーと合わせて、トヨタや米GM、独VWが占める世界3強 の座も視野に入れる。 ●電気自動車は、携帯ビジネスと同じだった(6/27) http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110620/221026/ http://japan.betterplace.com/  独自の電気自動車を使った充電サービスを提供するベタープレイス。充電池 はリース方式で、ユーザは走行距離に応じて通常の充電を行うか、交換ステー ションで満タンの充電池に交換してもらう。つまり、走行距離に応じて料金を 払う仕組みで、まさに携帯電話ビジネスと同じ構図だ。シリコンバレー勢が繰 り出す新しい技術とサービス、ビジネスモデルによって、自動車業界の構図が 根底から覆ろうとしている・・・ ─────────────────────────────────── <リコール・不具合情報> ●スズキ、「ツイン」のリコール届出(6/30) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000852.html  対象車種 :ツイン  部位・状況:排気管の補強板に亀裂が発生し、折損するおそれ  製作期間 :平成15年1月10日〜平成17年9月30日  対象台数 :10,064台 ●トヨタ、「ハリアーHV」「クルーガーHV」のリコール届出(6/29) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000850.html  対象車種 :ハリアーハイブリッド、クルーガーハイブリッド  部位・状況:電力変換器の不具合により、走行中にハイブリッドシステムが 突然停止して、走行不能となるおそれ  製作期間 :平成17年1月31日〜平成18年8月7日  対象台数 :11,164台 ●トヨタ、「FJクルーザー」の改善対策届出(6/29) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000851.html  対象車種 :FJクルーザー  部位・状況:サイドエアバッグセンサの不具合により、側面衝突の際の衝突 検出が遅れて乗員保護機能が正常に働かないおそれ  製作期間 :平成22年11月1日〜平成23年5月18日  対象台数 :2,626台 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【運転免許試験問題集】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  難問奇問?満載の運転免許の学科試験!悔し涙を流された方もさぞ多いこと でしょう。最新問題1200題を収録した「運転免許試験問題集」より、いくつか ご紹介します。「○」or「×」? Q1.自転車横断帯とその手前30メートル以内の場所では、追い抜きはよいが追 い越しはできない。 Q2.自転車に乗った人が自転車横断帯を横断しようとしているときは、その自 転車横断帯の手前で徐行しなければならない。 ★解答は文末をご覧下さい。 “現役”ドライバーの皆さんは、もちろん正解ですね。(^J^) http://kurumart.jp/lc/ http://kurumart.jp/i/lc/ (携帯) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●ホンダ「CR-X」  沖縄県にお住いの、ポンコツ乗りさん(30代男性)の採点簿です。 1.メーカー・車名:ホンダ「CR-X」 2.車両概要 :EF7、1600cc、FF、5MT、Si 3.購入時期・形態:03年、中古車(1992年式) 4.総走行距離数 :220,000km 5.主な使用状況 :レジャー、通勤 6.スタイル外観 :10 7.スタイル内装 :8 8.走り :9 9.操作性 :9 10.居住性 :7 11.燃費 :9 12.総合評価 :10 13.寸評(良い点) : ○ZCエンジン搭載のSiです。10年前くらいに買って以来のアシです。 デスビやら補機類はちょこちょこ壊れたりしましたが、基本的に頑丈なエン ジンです。 ○以前は、B16A(VTEC)搭載のEF9シビックでした。VTECはすごいエンジンだと 思いますが、自分にとってはZCのほうが性に合う、という気がします。 あまり踏まなくてもトコトコ歩いていけるところだとか、早めのシフトアッ プもOKとか、おまけにレギュラーガスでOKなこととか…。 そういった、ある意味フツウなクルマだから、10年近くもフツウに乗ってい られるんじゃないかと思います。 EF9からDC2インテRとかに乗り換えてたりしたら、毎回気合入れてないとい けなさそうで、ここまで長く乗れてないかも…。 ○そんなZCでも、ちょっと右足を踏み込むと結構な勢いで加速していきます。 体感的には2500〜3000回転からトルク出てます。 ○燃費がわりと良い。あまり気にしないで運転して11km/Lです。 5MTということも大きいかもしれないです。 それでも年式のせいで自動車税は割り増しですが…。 ターボついた軽で10km/L以下なんて聞くと、何でそんなクルマより高い税金 払わないといけないのかと…。 ○ほどほどのパワーで、車重も軽いので、運転が非常に楽。 コーナーもラクに曲がっていきます。 ○ちっさいので駐車もラク。 ○余計な装備がついてません。 エアコン、パワステ、ステレオさえ付いてれば後は別にいいかなと。 個人的にはパワーウィンドウもいらないと思いますが。 ○もちろんスタイルもGOOG。後ろからが特に気に入ってます。 ○リアのエクストラウィンドウで、後方視界は良いです。 14.寸評(不満な点): ×クルマ自体よりは、ホンダの部品供給が不満です。 ×ダッシュボード上部と、ドア内ばりのスエードっぽくなっているところが、 経年劣化でみすぼらしくなってます。 高級車じゃないので、最初っから全部プラスチックにしたほうが、あとあと 見苦しくならないで良いかと…。 ×オートエアコンが使いにくいです。 マニュアルのダイヤル式スイッチが使いやすいと思います。 ×年式が年式なので仕方ないですが、あちこち板金補修しないといけません。 これは古いクルマ乗る上では仕方ないことですね。 15.その他自由意見: ◇もう解体屋でも見かけなくなってきたクルマなので、これからも修理に苦労 するかと思いますが、ZCエンジンが動く限り乗りたいと思います。 ─…─…─ PR 【 カービュー愛車無料査定 】…─…─…─…─…─…─…─ 【?・_・】   クルマの買い替えをご検討中のあなた!    【?・_・】 【?・_・】     愛車の真価、ご存知ですか? 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⇒ 「事故防止」「運転能力向上」支援機能を装備した、ミニカーサイズの2人 乗りEV。最高時速60kmh以下、航続距離60km、価格120万円以下・・・ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【コラム&レビュー】クルマ&クルマ業界辛口?批評! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●新車心象風景:トヨタ・プリウスα  この震災で実車もなかなか用意できないのに、すでに5万台近い受注を記録し たのは、やっぱりプリウスというブランド力なんだと思う。  で、そのブランド力がポイントだ。  もともと現行プリウスの掟破りな価格設定は、他社はもちろん、自社のミデ ィアムクラス車の存在すら危うくすると言われていた。実際、同じような金額 を出すならマークXよりいいや、というユーザーは少なくないと思う。  そうして投入したαはウィッシュやアイシス、他社ではストリームだのプレ マシーといったミニバンはもとより、レガシィのようなワゴンまでも相当な影 響を与えているんだと思う。  さらに、年末頃に発売といわれるコンパクト版の「C」では、ヴィッツやラク ティス、他社ではマーチはもちろん、いよいよフィットも射程に入れて「根こ そぎ」なんて声もある。  ただ、そうやって同クラスの上級車種と変わらない値付けができるほどHVシ ステム=THSIIが“普通”の動力源になったとき、プリウスブランド以外のクル マの魅力は何だろう、って話なんである。  トヨタはαを輸出前提で作ったけど、じゃあ国内ではべつにアイシスHVでよ かったかと言えば、やっぱりプリウスだからこその爆発的受注なんだと思う。  実際、レクサスHSの廉価版であるSAIは、HV専用車であるにも関わらず苦戦中 だ。これが、顔つきを変えてプリウスS(セダン)として売っていたら、状況は大 きく変わっていたんじゃないかと。  同じく、仮にCが150〜160万円で登場、大ヒットしたとして、じゃあヴィッツ HVを同じ値段で出したら同様に売れるかっていうと、たぶんそうは行かない。  そうなると、ヴィッツやラクティスはHV以外に相応の特徴が必要になるわけ だけど、これがどう考えても価格差しか思いつかない。Cが150万円前後なら高 くても110万円くらい、つまり1.3リッター以下の廉価グレードみたいな。もう、 1.3の上級やRSを含めた1.5リッターは価格的な説得力を完全に失ってしまう。  けれども、同車格で大幅な廉価を実現させるなど、パッソあたりを見ればロ クな商品にならないのは明らかだ。そもそも、車種が違えばそこには異なる魅 力があるべきなんだけど、その差異が残念な“思いつき”レベルなのであれば、 ヒットブランドの相手には到底ならない。  いや、たとえばトヨタ以外のマーチにしたって、コスト云々じゃなく、この 愛らしいスタイルは他に代え難いっていう存在にしていれば、もしかしたらプ リウス旋風に対抗できたのかもしれないし。  αの登場は、一球入魂の商品展開を怠ってきたトヨタのラインナップを、図 らずも露呈した感じだ。それぞれの車種にはそれぞれのブランド力があって然 るべきなのに、そういう次元にはして来なかった。  もちろん、プリウスシリーズがその分しっかり売れてくれれば、トヨタとし ては何の問題もないのかもしれないけれど。 (11/06/20 すぎもとたかよし) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://kurumart.jp/column/ ─…─ PR …─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ □■□ 広告掲載・募集について □■□ □ □ 『くるまーと』Webサイトおよびメールマガジンに広告を掲載します。 □ □■□ お問い合わせは info@kurumart.jp まで □■□ ─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ 【運転免許試験問題解答】 Q1:× 双方とも禁止です。 Q2:× 徐行でなく、一時停止します。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □『週刊くるまーと』は、下記サービスを利用して発行しています。  「まぐまぐ ID:0000025684」、「melma! 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