━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    /*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』   ◎−◎= …………………………………………………………………        〜 第 563号 2011年 1月22日発行 総配信数 5,300部 〜 ───────────────────────────────────    □■“Web Portal for Joyful Carlife”http://kurumart.jp/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】 ・「コラム&レビュー」追加 他 【ニュース&トピックス】 ・スズキ、「MRワゴン」をフルモデルチェンジ 他 【運転免許試験問題集】 ・徐行 or 停止? 【マイカー採点簿】 ・トヨタ「ラクティス」 【車何でもランキング】 ・都道府県別保有・普及・販売ランキングより〜中古車販売比率 【コラム&レビュー】 ・新車心象風景:ダイハツ・ムーヴ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「コラム&レビュー」追加 http://kurumart.jp/column/  すぎもとたかよしの「車社会ニッポン」に、「クルマのまわりで〜東京オー トサロンの取材」を追加しました。 ★上記の他「新車データベース」「国産車サマリー」「マイカー採点簿」「ニ ュース&トピックス」等を更新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ニュース&トピックス】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <新車ニュース> ●MBJ、ベンツ「Vクラス」をマイナーチェンジ(1/21) http://www.mercedes-benz.co.jp/news/release/2011/20110121.pdf  メルセデス・ベンツ日本は、マルチ・パーパス・ビークル「Vクラス」をマイ ナーチェンジ、発売した。新デザインのヘッドライトやフロントバンパー、シ ートの採用など内外装を一新し高級感を向上するとともに、サスペンションも 大幅改良、乗り心地と静粛性を向上。3.5L V6エンジン搭載モデルをラインアッ プ。449万〜637万円(税込)。納車開始は3月下旬を予定。 ●VGJ、「ゴルフ」の限定車を発売(1/21) http://www.volkswagen.co.jp/information/news/2011/20110121/  フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、「ゴルフ」の特別仕様車「GT I adidas」を350台限定で発売した。スポーツブランド「adidas」とのコラボレ ーションモデルで、専用レザー&ファブリックシートや、専用デザインアルミ ホイールなどを採用。398万円(税込)。 ●日産、「ムラーノ」をマイナーチェンジ(1/20) http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2011/_STORY/110120-01-j.html  日産自動車は、「ムラーノ」をマイナーチェンジ、2月3日より発売する。よ りシャープさを強調したフロントグリル、ワイド感を強めたフロントバンパー、 スポーティ感を高めた金属調塗装アルミホイール、視認性を向上させるホワイ ト基調表示コンビメーターの採用など、内外装の先進性とプレミアム感をさら に向上。283万〜425.7万円(税別)。 ●スズキ、「MRワゴン」をフルモデルチェンジ(1/20) http://www.suzuki.co.jp/release/a/2010/0120/index.html  スズキは、「MRワゴン」をフルモデルチェンジ、発売した。個性的なスタイ リングとシンプルかつモダンなインテリア、16年振りに刷新し燃費・走り・静 粛性を大きく進化させた新開発R06A型エンジン、新プラットフォームが生み出 すゆとりのパッケージングなど、新しくクルマを持とうとしている若年ユーザ ーをターゲットに、気軽にファッション感覚で乗りたくなるような新感覚の軽 ワゴンとして開発。107.8万〜143.9万円(税別)。月販目標3,000台。 ●VGJ、「トゥアレグ」をフルモデルチェンジ(1/19) http://www.volkswagen.co.jp/information/news/2011/20110119/  フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、プレミアムSUV「トゥアレグ」 をフルモデルチェンジ、2月17日より発売する。内外装をよりスポーティかつ上 質に刷新するとともに、VW初のハイブリッドモデル(3.0L V6スーパーチャージ ャー付エンジン&電気モーター搭載)を新たにラインアップに加え、3.6L V6エ ンジンモデルも、Start/Stopシステムの採用など燃費を大幅に向上。623万/898 万円(税込)。 ─────────────────────────────────── <業界ニュース> ●ジュネーブモーターショー、3月1日開幕(11/19) http://www.salon-auto.ch/en/ http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2011/ http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/ http://www.fhi.co.jp/news/11_01_03/11_01_14.html  欧州有数の自動車見本市「ジュネーブ国際モーターショー」が3月1日に開幕 する。マツダは、新世代技術SKYACTIVなどを具現化SUVコンセプトカー「勢(MI NAGI)」を世界初公開。三菱も、小型、低価格、低燃費を基本コンセプトとした 「MITSUBISHI Concept Global Small」を世界初公開。富士重工は、欧州プレミ アとなる「SUBARU IMPREZA CONCEPT」などを出展する。 ●変革の時代(とき)を迎えた自動車産業(1/18) http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110114/217954/  自動車産業には、2つの大波が押し寄せている。第1の波は、新興国市場の拡 大。第2の波は、内燃機関から燃料電池車など次世代車への転換だ。前世紀から 約100年間続いてきた秩序が、一気に流動化する局面を迎えている。自動車メー カーはこの波をどう乗り切るのか? ●高級セダンからHV/小型車へ、新車人気20年で変容(1/16) http://www.asahi.com/car/news/TKY201101160198.html  ハイブリッド(HV)車「プリウス」が2年連続の1位になった2010年の国内の新 車販売ランキング。プリウスは「カローラ」が1990年に打ち立てた記録を抜い た。20年間で、「マークII」や「クラウン」など高額なセダンは上位から姿を 消した。「失われた10年」を経て、主流はHVや安価な小型車に移った。 ─────────────────────────────────── <リコール・不具合情報>  今週は、乗用車関連の届出情報はありませんでした。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【運転免許試験問題集】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  難問奇問?満載の運転免許の学科試験!悔し涙を流された方もさぞ多いこと でしょう。最新問題1200題を収録した「運転免許試験問題集」より、いくつか ご紹介します。「○」or「×」? Q1.横断歩道の手前で停止している車の側方を通って前に出るときは、必ず徐 行しなければならない。 Q2.通学通園バスが児童の乗り降りのために停止しているときは、後方で停止 してバスの発進を待つ。 ★解答は文末をご覧下さい。 “現役”ドライバーの皆さんは、もちろん正解ですね。(^J^) http://kurumart.jp/lc/ http://kurumart.jp/i/lc/ (携帯) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●トヨタ「ラクティス」  福岡県にお住いの、飲む濃霧さん(20代男性)の採点簿です。 1.メーカー・車名:トヨタ「ラクティス」 2.車両概要 :1500cc、FF、CVT、Xグレード 3.購入時期・形態:11年1月、新車 4.総走行距離数 :200km 5.主な使用状況 :通勤 6.スタイル外観 :7 7.スタイル内装 :8 8.走り :8 9.操作性 :9 10.居住性 :10 11.燃費 :9 12.総合評価 :9 13.寸評(良い点) : ○室内の広さ、荷室の広さは抜群。 ○室内の広さの割に取り回しがしやすい。 ○前方視界良好。 ○パノラマルーフ(オプション)の開放感も抜群。 ○燃費が期待してたより伸びる。福岡市街地通勤で15〜17km/L。 14.寸評(不満な点): ×外装デザインに華がない。良くも悪くも。 ×運転席アームレストの位置が意味不明。 ×カップホルダーが少ない! ×好調な売れ行きみたいなので、街中で増えてしまう・・・ ×アイドリングストップが欲しかった。 ×値段が高い!!これじゃフィットに、販売台数で及びません。 15.その他自由意見: ◇02年式キューブからの乗り換えです。 ◇コラム&レビュー「新車心象風景〜ラクティス」で、悲しいことに批判され ていましたが、僕は総じて気に入っています。 http://kurumart.jp/column/back/sugimoto340.html ◇これからも大切に乗っていきたいと思います。 ─…─…─ PR 【 カービュー愛車無料査定 】…─…─…─…─…─…─…─ 【?・_・】   クルマの買い替えをご検討中のあなた!    【?・_・】 【?・_・】     愛車の真価、ご存知ですか?       【?・_・】 【?・_・】   全国600社以上のネットワークが競争入札!   【?・_・】 【?・_・】  簡単!無料!あなたの愛車の相場がわかります。 【?・_・】 ⇒⇒⇒ http://kurumart.jp/carview/ ─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ ★皆さんもマイカーを採点してみませんか。掲載分についてはもれなく図書カ ードを差し上げます。Web上のフォームよりご送信下さい。 http://kurumart.jp/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【車何でもランキング】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●都道府県別保有・普及・販売ランキングより〜中古車販売比率 http://kurumart.jp/ranking/  都道府県別保有・普及・販売ランキングより、今週は中古車の販売比率が高 い/低い都道府県のベスト5をご紹介します。以降、及び全国データはWebサイト をご覧ください。 ○中古車がよく売れる(中古車販売比率の高い)都道府県 (09年中古乗用車/09年新車乗用車販売台数*100 全国平均:85.0%) 1.沖縄県 :158.1 % 2.北海道 :125.0 3.茨城県 :119.5 4.福島県 :115.2 5.岩手県 :100.3 ○新車がよく売れる(中古車販売比率の低い)都道府県 (09年中古乗用車/09年新車乗用車販売台数*100 全国平均:85.0%) 1.高知県 : 53.9 % 2.島根県 : 54.9 3.福井県 : 60.7 4.山口県 : 61.3 5.広島県 : 66.0 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【コラム&レビュー】クルマ&クルマ業界辛口?批評! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●新車心象風景:ダイハツ・ムーヴ  カスタムのお下品話はライフで書いたけれど、今回はもうひとつべつの問題 について。  初代がイデア、2代目がイタルデザインとイタリアンルック邁進のムーヴだけ ど、妙にスタイリッシュだった4代目、つまり先代も実はあちら方面だとダイハ ツ関係者から聞いたことがある。某雑誌でもジウジアーロ氏(息子さんの方ね) が、ダイハツとの関係を語っていたので、もしかしたら、かもしれない。  で、5代目もその先代を引き継いだスタイリングだ。ボディサイドのキャラク ターラインが大きく変わったけれど、クリーンな面のワンモーションフォルム はそのままで、僕はなかなかいいと思っている。  ところが、この流麗な標準車にはなぜかターボの設定がない。だから、たと えば僕がセカンドカーにムーヴを買おうか、でも高速も結構走るかもしれない からターボにしようかと思ったら、大口を開けた強面のカスタムにするしかな いんである。  まあ仕方がない、じゃあカスタムのターボでいいやと思うと、今度は暑苦し い真っ黒のインテリアしか用意されていない。標準車の、アイボリーを使った 明るく開放的な内装は選べないんである。  一方、そのノーマルには、なぜかディズニーのオプションアイテムがふんだ んに用意されていたりする。シートカバー、フロアマット、ナンバーフレーム、 ホイールキャップ等々、すごいことになっている。  そう、この手のお約束、あるいはステレオタイプな商品企画、もういい加減 何とかならないのかって話なんである。  たとえば、どうしてカラフルさやポップさを売りにしているラパンや先代マ ーチですら、ターボやSRを選んだ途端内装を真っ黒にしちゃうのか。トヨタの G'sシリーズには、なぜ恥ずかしい赤いラインが入っちゃうのか。  いや、内外装だけでも?なのに、標準車は上級グレードでもタコメーターや スタビライザーが付かないとか、機能までお約束のステレオタイプな設定はチ ョットやり過ぎでしょう。これは、新しいヴィッツの女子向けヴァージョンな んかもそうだよね。  似たようなことは以前にも書いたけど、これって日本車の多くでみられるお 約束ごとだ。もちろん、車種やグレードによって性格付けを行うのは当然だと しても、その発想があまりにも子供っぽく、横並びに過ぎるのがイケナイ。  先日、アバルト東京の営業マンになぜプント・アバルトは左ハンドルしか入 って来ないのか?と聞いたところ、「やっぱり、こういうクルマが好きなお客 様は左を希望されるんですよねぇ」とのこと。こうした輸入車あたりまで広げ るとなかなか話が戻って来れなくなってしまうんだけど、要はクルマに関わる この手のステレオタイプは、売り手、ユーザーとも、結構幅広くて根強い感じ なんである。  まあ、大げさに言えば一種の刷り込みで、補助金など、意味のない「エコ」 が瞬く間に根付いてしまったように、僕ら日本の消費者は“定形化”にメッチ ャ弱いし、その「エコ」がいい例だけど、いち方向の報道にはほとんど無力だ。 そして、メーカーはそこを突いて安易な商品企画に走る。  好評のVWポロがすごいなあと思えるのは、男の子向けはターボ・ESC付き、女 の子向けはターボ・タコメーターなしだけどUVカットガラス付き、みたいに妙 な仕様差を設けなくて、1台のクルマとして必要なモノはしっかり装備し、それ で「普通に」完成度を追求しているからだ。ま、内装は黒しか入って来てない んだけど。  で、この辺で話は戻るんだけど、新しいライフみたいに、見かけからして玉 砕しているんだったら、まだあきらめもつくんだとは思う。けれども、このム ーヴのようにまとまりのいいスタイルにしておきながら、こういうつまらない “制約”をなぜ自ら施すのか、とても残念な感じだ。  たしかにマーケティングに則っているのは分かるけれど、商品企画として、 もっとユーザーを引っ張って行くような姿勢が欲しいと僕は思う。 (11/01/10 すぎもとたかよし) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://kurumart.jp/column/ ─…─ PR …─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ □■□ 広告掲載・募集について □■□ □ □ 『くるまーと』Webサイトおよびメールマガジンに広告を掲載します。 □ □■□ お問い合わせは info@kurumart.jp まで □■□ ─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ 【運転免許試験問題解答】 Q1:× 徐行でなく、一時停止せねばなりません。 Q2:× 徐行して安全確認します。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □『週刊くるまーと』は、下記サービスを利用して発行しています。  「まぐまぐ ID:0000025684」、「melma! 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