━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　　　/*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』 　　◎−◎＝ ………………………………………………………………… 　　　　　　 〜 第 561号 2011年 1月 8日発行 総配信数 5,330部 〜 ─────────────────────────────────── 　　 □■“Web Portal for Joyful Carlife”http://kurumart.jp/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　寒中お見舞い申し上げます。新年初号をお届けいたします。 　本年もよろしくお願いいたします。m(__)m ─────────────────────────────────── 【今週の『くるまーと』】 ・「コラム＆レビュー」追加 他 【ニュース＆トピックス】 ・自動車保険料、年代別に 他 【運転免許試験問題集】 ・積み荷の高さ制限は？ 【マイカー採点簿】 ・ホンダ「フリードスパイク」 【車何でもランキング】 ・都道府県別保有・普及・販売ランキングより〜軽販売比率 【お勧め雑誌for快適カーライフ】 ・『MAG X』2011年2月号 【コラム＆レビュー】 ・新車心象風景：トヨタ・ヴィッツ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「コラム＆レビュー」追加 http://kurumart.jp/column/ 　すぎもとたかよしの「車社会ニッポン」に、「新車心象風景〜スズキ・ソリ オ」を追加しました。 ★上記の他「新車データベース」「マイカー採点簿」「ニュース＆トピックス 」等を更新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ニュース＆トピックス】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ＜新車ニュース＞ ●フォードJ、「エクスプローラー」の限定車を発売(1/7) http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20110107_418691.html 　フォード・ジャパンは、「エクスプローラー」の日本発売20周年を記念した 限定車3モデルを発売した。「V8 LIMITED/スポーツトラック V8 LIMITED VICE NNIAL EDITION」は、クロームドアミラーカバーやHDDナビなどを採用。580万/ 543万円(税込)。限定各20台。「XLT SUPER-EXCLUSIVE」は、本革シートやシー トヒーターなどを採用。445万円(同)。限定120台。 ●クライスラーJ、「300C」に廉価モデルを追加(1/6) http://www.chrysler-japan.com/pressrelease/2011/0106.pdf 　クライスラー日本は、「300C 3.5」に左ハンドルモデルを追加、発売した。 従来の右ハンドルモデルに比べ、ヒーテッドドアミラーやサンルーフ、本木目 インテリアなどの装備を追加しながら、約78万円も値下げ。398万円(税込)。 ●ポルシェJ、「カイエン」の価格を改定(1/1) http://www.porsche.com/japan/jp/aboutporsche/pressreleases/pj/ 　ポルシェ・ジャパンは、「カイエン」2011年モデルの価格を、1月1日より一 部改訂した。3万〜31万円値上げ。751万〜1569万円(税込)。 ●ボルボJ、「V50」の限定車を発売(12/27) http://www.volvocars.com/jp/top/about/news-events/pages 　ボルボ・カーズ・ジャパンは、「V50」シリーズの特別限定車「2.0e SPORTS 」を発売した。ボルボ車正規輸入開始50周年を記念し、ウェットスーツから着 想を得た専用シートや、Convectorアルミホイールなどスポーティでスタイリッ シュな厳選アイテムを追加。319万円(税込)。200台限定。 ─────────────────────────────────── ＜業界ニュース＞ ●自動車保険料、年代別に 60歳以上は負担大(1/7) http://www.asahi.com/car/news/TKY201101060457.html 　損害保険大手各社は4月以降、自動車保険の保険料を年代ごとに細かく分ける 新しい料金体系を順次導入する。現行では35歳以上なら保険料は同じだが、高 齢者の事故の増加で保険金の支払いが増えているため、60歳以上のドライバー には若年層よりも保険料を大幅に高くする方針だ。 ●ホンダは車も作る電力会社？(1/5) http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20101227/217756/ 　ホンダが日米で「次世代クルマ社会」の実証実験を開始した。自動車に限ら ず発電なども含めた新たな事業領域を模索する。こうした次世代車両の実証実 験は、EVの販売を始めた日産自動車やPHVの量販を目指すトヨタ自動車などが先 行しているイメージが強い。これまでの独立独歩路線で、クルマ社会の未来は 描けるのか・・・ ●高級車盗、イモビカッター猛威(1/3) http://www.asahi.com/car/news/TKY201012270460.html 　盗難防止の切り札と言われてきた「イモビライザー(電子式ロック装置)」を 装着した高級車が、次々に盗まれている。ロックを破ったのは「イモビカッタ ー」と呼ばれる手のひらほどの器具。ネットなどを通じて売買されているが、 カッターの所持や売買を直接取り締まる法律はない。 ●バイク王、価格比較サイトで競争を自演(1/3) http://www.asahi.com/car/news/TKY201101020196.html 　バイク買い取り専門店「バイク王」が、他の業者と買い取り価格を競ってい るように装う比較サイトがあったことが分かった。サイト上の他業者は全てバ イク王の経営会社「アイケイコーポレーション」の自社ブランド。バイク王だ けが査定し、顧客を誘導できる仕組みになっていた。 ─────────────────────────────────── ＜リコール・不具合情報＞ 　今週は、乗用車関連の届出情報はありませんでした。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【運転免許試験問題集】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　難問奇問？満載の運転免許の学科試験！悔し涙を流された方もさぞ多いこと でしょう。最新問題1200題を収録した「運転免許試験問題集」より、いくつか ご紹介します。「○」or「×」？ Q1.三輪と660cc以下の普通車の積み荷は、地上から2.5メートルまで積むこと ができる。 Q2.大型貨物自動車、大型特殊自動車の積載の高さ制限は、地上から3.8メー トルまでである。 ★解答は文末をご覧下さい。 “現役”ドライバーの皆さんは、もちろん正解ですね。(^J^) http://kurumart.jp/lc/ http://kurumart.jp/i/lc/ (携帯) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●ホンダ「フリードスパイク」 　愛知県にお住いの、かぴさん(30代女性)の採点簿です。 1.メーカー・車名：ホンダ「フリードスパイク」 2.車両概要 ：1500cc、FF、Gジャストセレクション Lパッケージ 3.購入時期・形態：10年7月、新車 4.総走行距離数 ：6,000km 5.主な使用状況 ：レジャー 6.スタイル外観 ：９ 7.スタイル内装 ：８ 8.走り ：９ 9.操作性 ：９ 10.居住性 ：９ 11.燃費 ：７ 12.総合評価 ：９ 13.寸評(良い点) ： ○フリードよりもスタイリッシュな外観。 ○外観はコンパクトでも、内部は広々としていて良い。 ○2列シートなので後部もゆったりで、窓が開くのも嬉しい。 ○各種メーターがとても見やすい。 ○フロントガラスが大きく、視界が良好。 ○トランクルームも、後部座席と合わせて広くとることができたり、 ボードで高さを変えられたり自由自在。 14.寸評(不満な点)： ×燃費が思ったほど良くない。 ×後部サイド(フリードで3列目相当の部分)が、ガラスになっていないので、 後方確認がちょっと不安。 その分収納があったり、良い点にも通じているが。 15.その他自由意見： ◇高さもあり、視界が良くてとても運転しやすいです。 ◇2列目シートを最後方に下げてもトランクルームに余裕があり、小旅行にも 十分です。 スペースをいろいろアレンジでき、アクティブ派にも合うと思います。 ◇乗り換えで4台目になりますが、一番満足しています。 ─…─…─ PR 【 カービュー愛車無料査定 】…─…─…─…─…─…─…─ 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裏話、覆面評価座談会など、読み応えのある記事が満載です。 　コラム＆レビューでお馴染み、すぎもとたかよしの「ニッポンのクルマ社会 を考える」。今月号は「自動車雑誌はどうなるのか？〜電子専門雑誌を中心に 考える〜」 　2010年初めから、いくつかの自動車雑誌の休刊が相次いだ。なかには、隔週 刊から月刊へ移行した例もある。では、2011年以降は果たしてどうなるのか。 新たに電子出版として創刊された自動車雑誌編集長の話を中心に考えた。 ⇒ 分野を的確に絞ればお約束(試乗)記事がなくても売れる。月刊や週刊にこ だわらない発刊も可能・・・ 本格的な普及に懐疑的な意見もあるが、電子専門自動車雑誌は業界活性化 の起爆剤となっていく。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【コラム＆レビュー】クルマ＆クルマ業界辛口？批評！ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●新車心象風景：トヨタ・ヴィッツ 　皆さま、明けましておめでとうございます。昨年同様、今年もよろしくお付 き合いのほど、お願い申しあげます。 　で、新年は新車の話から。 　うーん、っていうモデルチェンジを連発とは、トヨタもある意味徹底してる なあ、と。 　アイドリング・ストップ自体は先代から受け継いだけれど、モデルチェンジ にはそういう新技術が必ず投入されないといけない、とは言わない。ハイブリ ッド筆頭メーカーだからって、ヴィッツに必須だとも思わない。 　けれども、5年なり6年なりを経てフルモデルチェンジをするんだったら、そ れ相応のしっかりした目的は欲しいと思う。 　全長やホイールベースを延ばして居住空間の改善を図ったりしているけれど、 トヨタがより訴えたいのは男性客の獲得だそうで。この前書いたばかりのライ フが「カッコつけました」というコピーだったけど、こっちは「カッコいい方 がいいじゃないですか」って、冗談みたいなことになっている。 　何せ、リラックマから大沢たかお＆生田斗真へという、およそあり得ないバ トンタッチだ。そりゃ一体どんな変化なのかというスタイルは「ん、イスト？」 が瞬速イメージだった。 　実際、横長のいかついヘッドランプによるフロント回りや、逆三角形のリア ランプで固く締められた後ろ姿は現行イストそのもので、それを結ぶルーフラ インの曲面やウエストラインの低さから、なんとかヴィッツっぽさが残った感 じなんである。 　イストの固さを持って来たかったのか、キーデザイナーが同じなのか。ライ フ同様男性向けなんておかしな発想はもちろん、その結果、先代、ましてや初 代には遠く及ばない完成度の低さを招いてしまうようじゃあ、本末転倒も甚だ しい。最近のトヨタ車共通の、もはや神経症的に入り組んだラインのバンパー も含めて、要素ゴッタ煮、意味不明状態だ。 　いや、百歩譲って男性向けスタイルがありだとして、そのインパネやドアハ ンドルの色をちょちょいと“可愛い” 色に変えて、こっちは女子向き≪Jewel a≫ですよって、ナメてんのかって思うでしょう、フツー。いや、近頃随分と増 えた女性評論家とかはマジで怒らないとダメなんじゃない？ 　そういう、コンセプトそのものが疑問なところに、たとえばセンターメータ ーを中心に独自の世界を持っていたインテリアが「パッソ再び」の悪夢で壊滅 状態だったり、VSCの設定がほとんどなかったりするのを見ると、一体このモデ ルチェンジは何なんだと思うじゃないか。 　トヨタによると、ヴィッツは世界戦略車でなく、今後は日本や欧州へ市場を 絞り込むらしい。新興国にはエティオスなど、よりコストダウンを図った商品 を用意するんだろうけど、そのヴィッツがこれなの？と愕然とする。 　初代ヴィッツは、エンジンなど各々の性能はともかく、全体のパッケージと してトヨタの本気を見せつけた傑作だったと思う。とくにギリシャ人デザイナ ーの作と言われるエクステリア・インテリアデザインの完成度は高く、いまで もまったく旧さを感じさせないし、もちろん男女不問の普遍性を持っていた。 　もし、ユーザーが「これは女の子っぽい」などと言ったのなら、それは単に 日本のユーザーの感性が低いだけだ。そんな偏った商品だったら、欧州カー・ オブ・ザ・イヤーには選ばれないだろうし。 　それが、わずか2代でこの有様だ。作りこみを見切ったあのマーチをブッチ切 りするかと思ったら、そうじゃなかった。そりゃあ、業界再編だのリーマンシ ョックだの、円高だの、いろいろ情勢変化はあったにしろ、初代の志のまま11 年を経れば、トヨタがポロを作っていたかもしれないのに。 (11/01/01 すぎもとたかよし) 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