********************************************************************** 　　　/*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』 　　◎−◎＝ ───────────────────────── 　　　　　　 〜 第 500号 2009年10月24日発行 総配信数 5,450部 〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■“Web Portal for Joyful Carlife”http://kurumart.jp/ ■□ ********************************************************************** 【お知らせと御礼】 　『週刊くるまーと』は、本号で創刊500号を迎えました。2000年8月以来これ まで、毎週一度も休刊することなく発行し続けて来られたのも、読者の皆様の ご支援の賜物と、深く感謝しております。m(__)m 　イチローの至言「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行く ただひとつの道」を励みに、1000号を目指して頑張ります。引き続きご購読、 よろしくお願いいたします。 ─────────────────────────────────── 【今週の『くるまーと』】 ・「コラム＆レビュー」追加 他 【ニュース＆トピックス】 ・トヨタ、新型ハイブリッドセダン「「SAI」を発売 他 【運転免許試験問題集】 ・制動距離は？ 他 【マイカー採点簿】 ・マツダ「RX-7」、ホンダ「インテグラタイプR」 【車何でもランキング】 ・パワー・ウエイト・レシオの優れたクルマは？(1) 【コラム＆レビュー】 ・新車心象風景：ホンダ・ステップワゴン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「コラム＆レビュー」追加 http://kurumart.jp/column/ 　すぎもとたかよしの「車社会ニッポン」に、「クルマのまわりで〜ヨーロッ パ・ツーリング(出発編)」を追加しました。 ★上記の他「新車データベース」「国産車サマリー」「マイカー採点簿」「ニ ュース＆トピックス」等を更新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ニュース＆トピックス】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ＜新車ニュース＞ ●BMWJ、「7シリーズ」に「M Sportsパッケージ」を追加(10/22) http://news.bmw.co.jp/press/2009/10/bmw-7-m-sports.html 　ビー・エム・ダブリューは、「7シリーズ」に「M Sportsパッケージ」(オプ ション)を追加、発売した。アクティブ・シャシー・コントロールやエアロパー ツなど、内外装をダイナミックかつスポーティに仕上げる専用装備をパッケー ジ。25万〜90万円(税込)。 ●トヨタ、新型スポーツ「レクサス LFA」を発表(10/21) http://www2.toyota.co.jp/jp/news/09/10/nt09_079.html 　トヨタ自動車は、レクサスブランドの2シータースポーツ「LFA」を発表、購 入希望受付を開始した。運転する楽しさがもたらす「感動・官能」を極限まで 追求、新開発V10 4.8Lエンジンを搭載、人車一体となったハンドリング性能に 加え、最高速度325km/hなど非日常的な走りを具現化する官能性能を高次元で実 現。販売台数は全世界限定500台、価格は3,750万円(税込)程度を予定。来春購 入者を決定し、2010年12月から生産開始する。 ●日産、[NISSAN GT-R」を一部改良(10/21) http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2009/_STORY/091021-01-j.html 　日産自動車は、[NISSAN GT-R」を一部改良、12月7日より発売する。新型HDD カーウイングスナビステムの採用、サスペンション改良による乗り心地向上、 低中速域エンジンレスポンスの向上など。820万〜1500万円(税別)。 ●スズキ、新型セダン「キザシ」を発売(10/21) http://www.suzuki.co.jp/release/a/2009/1021/ 　スズキは、新型セダン「キザシ」を発売した。2.4Lエンジン/CVTを採用、ス ポーティで力強いスタイリングや、丹念な作り込みによる上質なインテリア、 快適な装備に加え、感性に応える爽快な走りを追求。新フラッグシップモデル として、車名には同社が「世界の市場に向け、新しいクルマ作りに挑戦する」 という想いを込めた。265.5万/285.5万円(税別)。受注生産。 ●トヨタ、新型ハイブリッドセダン「SAI」を発売(10/20) http://www2.toyota.co.jp/jp/news/09/10/nt09_078.html 　トヨタは、新型セダン「SAI」を12月7日より全系列店で発売する。車名の由 来「才に満ちた先進性」と「彩を放つ上質感」を兼備したハイブリッド専用セ ダンで、7月に発売された「レクサスHS 250h」の兄弟車。2.4Lハイブリッドシ ステムの搭載など優れた燃費性能に加え、エコプラスチックを室内表面積の約 60％に採用するなど環境への配慮を徹底しつつ、高級車にふさわしい走りと上 質な乗り心地を実現。338万〜426万円(税込)。月販目標3,000台。 ●日産、「キューブ」を一部改良、特別仕様車を発売(10/20) http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2009/_STORY/091020-02-j.html 　日産自動車は、「キューブ」を一部改良、11月5日より発売する。ECOモード /ナビ協調制御機能の追加(HDDナビ、オプション)や、ボディカラーを見直し。 併せて、同社とゆかりの深い横浜の海をイメージしたブルーの専用内装色など を採用した特別仕様車「15X/15X FOUR インディゴセレクション」を追加。149 万/170.7万円(税別)。2010年3月末までの期間限定販売。 ●富士重、スバル「エクシーガ」の限定車を発売(10/20) http://www.fhi.co.jp/news/09_10_12/09_10_20.html 　富士重工業とスバルテクニカインターナショナル(STI)は、「エクシーガ」の カスタマイズ限定モデル「2.0GT tuned by STI」を11月4日より発売する。専用 サスペンションやフロントアンダースポイラー、専用シートなどSTI独自の仕様 装備を採用。342万円(税別)。2010年3月14日受注分までの限定300台。 ●VGJ、「ポロ」をフルモデルチェンジ(10/20) http://www.volkswagen.co.jp/information/news/2009/20091020/ 　フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、「ポロ」をフルモデルチェン ジ、10月31日より発売する。5世代目の新型車は、クリアでスポーティな新エク ステリアデザイン、インテリアの質感向上、高い安全性に加え、パワーアップ した1.4Lエンジン＆7速DSGを搭載、走行性能を更に向上させるとともに、VW車 過去最高の燃費(17.0km/L)を実現。「1.4 コンフォートライン」を、従来モデ ル据え置きの戦略価格でラインアップ。203万円(税込)。 ●トヨタ、「マークX」をフルモデルチェンジ(10/19) http://www2.toyota.co.jp/jp/news/09/10/nt09_077.html 　トヨタは、「マークX」をフルモデルチェンジ、発売した。本格FRセダンとし ての資質を一層高めた新型車は、スポーティで躍動感あふれる低重心スタイル を採用、V6 2.5Lエンジンに加え力強い走りを発揮するV6 3.5Lエンジンを新搭 載するなど、大人の感性に響くスタイルと走りを持つクルマとした。スタンダ ード/スポーツ/プレミアムの、乗る人の個性が際立つ3タイプをラインアップ。 238万〜380万円(税込)。月販目標3,000台。 ****** PR 【 保険市場の自動車保険 】********************************** ┌──＼ 自動車保険見直しサイト【自動車保険市場】 ┌┘ └┐ あなたの自動車保険は払い過ぎていませんか？ ┗◎───◎┛ 簡単・便利な自動車保険一括見積りサービス ⇒⇒⇒ http://www.hokende.com/mrt550.asp?newgenreid=7 ********************************************************************** ＜業界ニュース＞ ●東京モーターショー開幕、メディアが特集ページを掲載(10/21) http://www.tokyo-motorshow.com/ 　東京モーターショー2009が、10月21日(プレスデー)開幕した。各メディアが Web上に特集ページやレポートを掲載。一般公開は24日(土)より。 ・日経Tech-On! スペシャルレポート http://techon.nikkeibp.co.jp/NEWS/TMS2009/ ・asahi.com 愛車 特集 http://www.asahi.com/car/motorshow/tokyo2009/ ・YOMIURI ONLINE @CARS 動画特集 http://www.yomiuri.co.jp/stream/m_cars/?from=os2 ・Car Watch イベントレポート http://car.watch.impress.co.jp/backno/2009tokyo/ ・レスポンス 特別編集 http://response.jp/special/recent/345/ ・webCG スペシャル http://www.webcg.net/WEBCG/autoshow/2009/tokyo/ ・Car@nifty 特集 http://car.nifty.com/special/motorshow/tokyo2009/ ・carview 特集 http://www.carview.co.jp/tms/2009/ ●カー・オブ・ザ・イヤー、「プリウス」が受賞(10/21) http://www.jcoty.org/year_this/index.html 　「第30回日本カー・オブ・ザ・イヤー2009-2010」は、トヨタ「プリウス」が ホンダ「インサイト」とのハイブリッド対決を制し、受賞した。輸入車部門は フォルクスワーゲン「ゴルフ」、特別賞は、三菱「i-MiEV」(MOST ADVANCED T ECHNOLOGY)、日産「フェアレディZ」(MOST FUN)、スバル「レガシィシリーズ」 (Best Value)が受賞。この10年間でもっとも印象に残ったモデルに贈られる「 Best 3rd Decade Car」は、ホンダ「フィット」が受賞した。 ●ソフトバンク、カーナビ向け通信料定額サービスを開始(10/20) http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2009/20091020_01/ 　ソフトバンクモバイルは、自動車メーカー純正の通信カーナビ(トヨタ：G-B OOK、日産：カーウイングス、ホンダ：インターナビ)を対象に、料金定額の新 サービス「カーナビプラン」を2010年1月以降提供する。同社の定額データ通信 サービス「パケットし放題」(1,029円〜4,410円/月)に、210円/月をプラスして 利用できる。カーナビ向け情報サービスは、これまで従量課金のため利用があ まり進んでいなかった。 ─────────────────────────────────── ＜リコール・不具合情報＞ ●トヨタ、「ヴィッツ」のリコール届出(10/21) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000441.html 　対象車種 ：ヴィッツ 　部位・状況：パワーウィンドウスイッチの不具合。ドアガラスが作動不良と なり、最悪の場合火災に至るおそれ 　製作期間 ：平成17年1月18日〜平成17年8月25日 　対象台数 ：82,226台 ●フォードJ、「フォーカス」のリコール届出(10/21) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000440.html 　対象車種 ：フォーカス ST 　部位・状況：油圧式パワステの不具合で、ハンドル操作力が増大するおそれ 　製作期間 ：平成17年12月29日〜平成18年10月19日 　対象台数 ：252台 ●ホンダ、「インスパイア」「セイバー」のリコール届出(10/19) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000439.html 　対象車種 ：インスパイア、セイバー(米国製) 　部位・状況：運転者席側エアバッグの不具合で、乗員が負傷するおそれ 　製作期間 ：平成13年9月17日〜平成17年8月18日 　対象台数 ：53台 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【運転免許試験問題集】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　難問奇問？満載の運転免許の学科試験！悔し涙を流された方もさぞ多いこと でしょう。最新問題1200題を収録した「運転免許試験問題集」より、いくつか ご紹介します。「○」or「×」？ Q1.空車のときは実車(荷物を積んだ車)のときよりも制動距離は長くなる。 Q2.安全な車間距離は、制動距離と同じ程度の距離である。 ★解答は文末をご覧下さい。 “現役”ドライバーの皆さんは、もちろん正解ですね。(^J^) http://kurumart.jp/lc/ http://kurumart.jp/i/lc/ (携帯) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●マツダ「RX-7」 　北海道にお住いの、ともさん(20代男性)の採点簿です。 1.メーカー・車名：マツダ「RX-7」 2.車両概要 ：FD3S、1300cc、MT、Type R2 3.購入時期・形態：05年6月、中古車(94年式) 4.総走行距離数 ：165,000km 5.主な使用状況 ：レジャー、通勤 6.スタイル外観 ：10 7.スタイル内装 ：８ 8.走り ：９ 9.操作性 ：９ 10.居住性 ：７ 11.燃費 ：５ 12.総合評価 ：９ 13.寸評(良い点) ： ○エクステリアのデザインは素晴らしい。 塗装をきれいにしておけば、15年も前の車とは思えない。 ○扱いきれないほどの動力性能。 パワフルなエンジンに対し車重は軽く、前後バランスも良く、限界を見る前 に怖くてブレーキを踏んでしまう。 ○リアシート部がコンソールボックスになっており、2人しか乗れない代わり に、小物が結構入る。 14.寸評(不満な点)： ×塗装の質が悪いのか、購入時には赤い車体がピンク色になっていた。 ×細々した所から結構大きな所まで故障が多い。 年式による経年劣化が多いので、宿命か。 ×燃費が悪い。 冬の街乗りは4km/L、夏の遠距離で10km/L行けば御の字というところ。 ×オイル交換はまだしも、プラグ交換が半年ペースで必要というのは、経費的 にも手間的にも大変。 ×小物スペースはあるが、トランク高さは、段ボール一つ積めない。長物は結 構入る。 ×不調の時にディーラーに持って行っても「よく分からない」と言われる事が ある。たまにディーラーで分からない事がインターネットの掲示板で解決し たりすることがあるのは、やはり特殊な車だからだろうか。 15.その他自由意見： ◇総評すると「かっこ良くてよく走る」。 ◇古い分、エンジン周りや足回り、外装などガタがくる所も多いが、少しずつ リフレッシュしてやると、走りも見た目も若返った感じになる。 ◇今はこのように実用性を割りきった「スポーツカー」が少なくなってきてい るが、走っている時に学生などがこちらを振り向く姿を見ていると、次世代 に夢を与える車はこういう車ではないかと思う。 ◇よく「すぐ壊れる」とか「メンテナンスが大変」とか言われるが、乗り方次 第。自分は今まで通り＋プラグのこまめな交換で、大きな問題は発生しなか った。安くて良いオイルを探したり、純正プラグを使えば、費用もさほどで はない。 車好きなら楽しめる程度の手間だと思うので、興味のある方は一度乗ってみ ることを勧めたい。 ◇今は仕事の関係で実家に置いてあるが、廃車にせず残しておき、いつかは復 活させたいと思う。 ****************** PR 【 カービュー愛車無料査定 】******************** 【?・_・】 クルマの買い替えをご検討中のあなた！ 【?・_・】 【?・_・】 愛車の真価、ご存知ですか？ 【?・_・】 【?・_・】 全国600社以上のネットワークが競争入札！ 【?・_・】 【?・_・】 簡単！無料！あなたの愛車の相場がわかります。 【?・_・】 ⇒⇒⇒ http://kurumart.jp/carview/ ********************************************************************** ●ホンダ「インテグラタイプR」 　北海道にお住いの、ともさん(20代男性)の採点簿です。 1.メーカー・車名：ホンダ「インテグラタイプR」 2.車両概要 ：DC2、1800cc、MT、TypeR X '00spec 3.購入時期・形態：09年9月、中古車(00年式) 4.総走行距離数 ：76,000km 5.主な使用状況 ：レジャー、通勤、遠出 6.スタイル外観 ：９ 7.スタイル内装 ：７ 8.走り ：９ 9.操作性 ：９ 10.居住性 ：８ 11.燃費 ：９ 12.総合評価 ：９ 13.寸評(良い点) ： ○燃費が良い。街乗りは余裕で10km/Lを超え、長距離だと15km/L走る。 ○純正レカロの座り心地が最高！ 3時間以上乗っていても全く腰が痛くならなかった。 ○燃費の割にキビキビと走れる動力性能。 カーブの多い山道などでも不安感がない。 ○エンジンはリニアに反応し、低速トルクも思ったより太く扱い易い。 勿論回すと伸びる。 ○10年落ち間近だが、古くささはあまり感じないエクステリア。 ○HID明るい！今までハロゲンばかりだったので感動した。 14.寸評(不満な点)： ×同色のホワイトは走っている数が多いので、埋もれてしまう感じがする。 ×純正シートの赤色は、個人的には好きではない。 白ボディに赤シートってどんだけ目出たいんだ・・・ ×普段は、VTECの恩恵にあずかる機会が非常に少ない。 ×作りが雑なのか、ドアを占める度にガラスが当たるような音がする。 緩衝材が減らされた影響か？ ×純正キーレスが赤外線式なので、近くでリモコン的にしか使えず、あまり意 味がない。 15.その他自由意見： ◇仕事で使う機会が増えたので、「RX-7)」からの余儀なくの乗り換えです。 その為、燃費の良さは圧巻。 ◇サーキットでガンガン走る訳でもないので動力性能も十分で、実用性とのバ ランスが良い。 以前、テンロクFFに乗っていたので、いつかは乗りたいと思っていたが、期 待を裏切らない良い車だと思う。 ◇細々と不満な点はあるものの、車としては非常に満足できる物だと思う。 ─────────────────────────────────── ★皆さんもマイカーを採点してみませんか。掲載分についてはもれなく図書カ ードを差し上げます。Web上のフォームよりご送信下さい。 http://kurumart.jp/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【車何でもランキング】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●パワー・ウエイト・レシオの優れたクルマは？(1) 　「新車データベース」(09年4月現在)に基づき、車の運動性能の目安となる 「パワー・ウェイト・レシオ」(車両重量を最高出力で割った値 kg/PS)をボデ ィタイプ別に比較してみました。それほどパワーがなくても、車重の軽い車が キビキビ楽しく走れるのは、この値が小さく優れているためです。 　各車最も数値の小さいタイプ・グレードを比較、掲載しています。以降はWe bサイトをご覧ください。 http://kurumart.jp/ranking/ ─────────────────────────────────── ○軽自動車 車両重量 最高出力 kg/PS 1.エッセ(ダイハツ) 700 kg 58 PS 12.07 2.Kei(スズキ) 780 64 12.19 3ミラ(ダイハツ) 740 58 12.76 4.セルボ(スズキ) 820 64 12.81 4.ソニカ(ダイハツ) 820 64 12.81 4.ラパン(スズキ) 820 64 12.81 ─────────────────────────────────── ○コンパクト 車両重量 最高出力 kg/PS 1.COLT(三菱) 1110 kg 163 PS 6.81 2.MINI(BMW) 1210 175 6.91 3.207(プジョー) 1260 175 7.20 4.ブーン(ダイハツ) 980 133 7.37 5.ポロ(VW) 1180 150 7.87 ─────────────────────────────────── ○ハッチバック 車両重量 最高出力 kg/PS 1.ブレイド(トヨタ) 1470 kg 280 PS 5.25 2.インプレッサ(スバル) 1360 250 5.44 3.1シリーズ(BMW) 1450 265 5.47 4.ギャランスポーツバック(三菱) 1580 240 6.58 5.ゴルフ(VW) 1440 200 7.20 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【コラム＆レビュー】クルマ＆クルマ業界辛口？批評！ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●新車心象風景：ホンダ・ステップワゴン 　大ヒットの初代にこだわりすぎた2代目、その低迷の反動である3代目。 いずれもクリーンヒットにならなかったステップワゴンが出した答えは“原点 回帰”だ。 　先代に比べればスクエアなボディがそういうことなんだろうけど、でも、こ のボディを見て“原点回帰”と感じるより、「何だかセレナみたい」と思う人 の方が多いんじゃない？ 　例えばフロントマスク、とくにマイナーチェンジした後のセレナに酷似して いるところなんかが皮肉な感じ。けれども、それよりはプレーンな印象を与え る面構成がライバルを連想させる最大のポイントかと思う。それだけを見れば 「コピー」と言ってもいいくらいだ。だって、原点回帰って言っても初代はこ んな張りのある面じゃなかったもの。 　そして低いウエストライン。さすがにフロントへ向けて段をつけるところま ではやってないけど、基本的には同じ発想だ。まあ、ここはリアピラーをブラ ックアウトした点も含めてマツダのビアンテも参考にしてるかもしれないけど。 　唯一回帰を感じるのは、リアドア用のスライドレールのくぼみをボディ周囲 に連続させているところで、これは2代目の反復かと。 　3代目の失敗、そして奇襲に出た先述のビアンテの不振を横目に見て、ドップ リ家族向けのミニバンはやっぱり余計なことしちゃダメなんだと思ったのかも 知れない。ライバルに似てると言われようが、とにかくヒットすりゃあいいん だ結果的に、と。いや、そんなに似てるかな？と思った方は、フロントのエン ブレムが日産になったのを想像してください。多分ほとんど違和感ないと思い ますので。 　で、実際最初にパッと見て「あ、売れるなコレ」と僕は思った。まとまりい いじゃん、質感高いじゃんと。きっと全国の営業マン氏もそう感じた方は多い んじゃないかな。そりゃ売り上げナンバーワンのライバルに似せたんだから当 たり前なんだけど、とにかくそう思わせたんなら作戦成功なわけだもんね。 　けれども、言い方を替えればほとんど新提案がないんである。東京モーター ショーに向けては、ハイブリッドスポーツとかミニバンとかが次世代のホンダ デザインを示すのか？って感じだけど、こっちは全然関係ありませんからって いうような。いや、燃費の向上を果たしたエンジンやミッションとか、機能の 話は別にしてね。 　何たってセレナはもう4年以上前の登場だ。カタチの話にせよ、4年前のライ バルに追いついただけっていうのは、ホンダっぽくないという以前の次元で何 だかなあ・・・と。 　あ、いや、分かってます。売れればいいんですよね、売れれば。 (09/10/14 すぎもとたかよし) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://kurumart.jp/column/ ━━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□ 広告掲載・募集について □■□ □ □ 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