********************************************************************** 　　　/*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』 　　◎−◎≡ ───────────────────────── 　　　　　 〜 第 326号 2006年 6月17日発行 総配信数 7,060部 〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■“Web Portal for Joyful Carlife”http://kurumart.jp/ ■□ ********************************************************************** 【今週の『くるまーと』】 ・「コラム＆レビュー」追加 他 【ニュース＆トピックス】 ・富士重、新型軽乗用車スバル「ステラ」を発売 他 【運転免許試験問題集】 ・原付自転車は追い越してもよい？ 他 【マイカー採点簿】 ・マツダ「アクセラスポーツ」、スバル「R2」 【車何でもランキング】 ・燃費の良いクルマは〜クーペ・オープン・スポーツ 【コラム＆レビュー】 ・新車心象風景「スバル・レガシィ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「コラム＆レビュー」追加 http://kurumart.jp/column/ 　すぎもとたかよしの「車社会ニッポン」に、「新車心象風景〜スバル・ステ ラ」を追加しました。 ★上記の他「新車データベース」「国産車サマリー」「マイカー採点簿」「ニ ュース＆トピックス」「厳選クルマリンク」等を更新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ニュース＆トピックス】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ＜新車ニュース＞ ●富士重、新型軽乗用車スバル「ステラ」を発売(6/14) http://www.fhi.co.jp/news/06_04_06/06_06_14.pdf 　富士重工業は、新型軽乗用車スバル「ステラ(STELLA)」を発売した。「たの しい関係空間」をテーマに開発した背が高く室内が広いハイトワゴンで、左右 独立ロングスライドリヤシートや、助手席マルチユーティリティシートなど、 利便性の高い仕様装備を採用。モダンで親しみやすいデザインの「ステラ」、 力強い存在感を表現したスポーティなデザインの「ステラカスタム」をライン アップ。94万〜143.4万円(税別)。月販計画5,000台。 ●日産、「エクストレイル」の特別仕様車を発売(6/14) http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2006/_STORY/060614-01-j.html 　日産自動車は、「エクストレイル(X-TRAIL)」のお買い得特別仕様車「S ドラ イビングギア」を発売した。「S(4WD)」をベースに、フルカラードボディ、ル ーフスポイラー、撥水加工スポーツシートなどを装備。213万円(税別)。 ●ダイハツ、「Copen」の特別仕様車を発売(6/14) http://www.daihatsu.co.jp/wn/060614-1f.htm 　ダイハツ工業は、「Copen(コペン)」の特別仕様車「ULTIMATE EDITION」を発 売した。ビルシュタインのショックアブソーバー、BBS製アルミホイール、レカ ロシートなどスポーティなプレミアム装備を採用。180万円(税別)。 ●日産、「セレナ」にエアロバージョンを追加(6/13) http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2006/_STORY/060613-02-j.html 　日産自動車は、「セレナ」にエアロバージョンの「ハイウェイスター」を追 加、発売した。エアロパーツやブラックシートなど内外装にわたって専用装備 を採用し、安定感のあるダイナミックなフォルムとプレミアム感を表現した。 229万/255万円(税別)。 ●トヨタ、「エスティマハイブリッド」をフルモデルチェンジ(6/12) http://www.toyota.co.jp/jp/news/06/Jun/nt06_026.html 　トヨタは、「エスティマハイブリッド」をフルモデルチェンジ、発売した。 ハイブリッドシステムを一新、低燃費・低エミッション・優れた走行性能・静 粛性を高次元で実現させる新開発の「THS II」をミニバン用に最適化して搭載 し、クラス世界最高水準のコンパクト車並みの低燃費(20km/L)を実現するとと もに、E-FourやVDIMの採用など、走りの魅力をさらに高める操縦性・走行安定 性を追求した。346万〜447万円(税別)。月販目標700台。 ●スズキ、「エスクード」の3ドアモデルと特別仕様車を発売(6/12) http://www.suzuki.co.jp/release/a/a060612.htm 　スズキは、「エスクード」に1.6Lエンジン/5MTを搭載した3ドアモデル「1.6 XC」を追加、発売した。168万円(税別)。併せて、「2.0XG」をベースにハイグ レードサウンドシステムや、専用デザインのフロントグリルなどを採用した特 別仕様車「スーパー サウンド エディション」を発売。220万円(同)。 **** PR 【 インズウェブ 自動車保険見直しキャンペーン実施中 】********* ■□ ┏━━━━━━━┓ ■□ □■ ┃ NICOS ┃ 自動車保険一括見積りご利用の方全員に！ □■ ■□ ┃ ギフトカード ┃ もれなく！500円ギフトカードプレゼント！ ■□ □■ ┗━━━━━━━┛ □■ ■□ ⇒⇒⇒ http://www.insweb.co.jp/ml_au018.htm ■□ ********************************************************************** ＜業界ニュース＞ ●チャイルドシート使用率、3年連続で5割割る(6/15) http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/2006_11.htm 　6歳未満の乳幼児が自動車に乗る際に義務づけられているチャイルドシートの 使用率は49.4％で、前年より0.3％上がったものの、3年連続で50％を下回った ことがJAFと警察庁の調査で分かった。使用率は、1歳未満：72.4％、1〜4歳： 51.0％、5歳：28.3％と、年齢層が上がるにつれ低くなる。背もたれ角度やぐら つき度などが、正しく安全に取付け・使用されているかについても調査。 ●ETC普及せず思わぬ利益。高速6社3月期決算(6/14) http://www.asahi.com/car/news/TKY200606140724.html 　民営化後初となる高速道路会社6社の06年3月期決算が出そろった。ETC(自動 料金収受システム)利用率が、国の目標の70％を大幅に下回ったため(3月時点で 約57％)、割引負担が軽くなり、阪神の営業利益が計画の46倍、首都が同18倍に なるなど、6社とも大きく利益が膨らんだ。 ●トヨタ、エコカーの市場導入を強化(6/13) http://www.toyota.co.jp/jp/news/06/Jun/nt06_027.html 　トヨタ自動車は、「サステイナブル(持続可能な)・モビリティ」の実現に向 け、燃費の向上や排出ガスのクリーン化、エネルギー多様化への対応など、環 境対応技術の開発とエコカーの市場導入を一層強化する。ガソリンエンジンや トランスミッションを2010年までに一新するとともに、ハイブリッドカーのラ インアップを2010年代初めまでに倍増する。 ●ベンツ、ディーゼルエンジン・スペシャルサイトをオープン(6/8) http://www.mercedes-benz.co.jp/passenger/diesel/special/ 　ダイムラークライスラー日本は、新世代クリーンディーゼルエンジンを搭載 したメルセデス・ベンツ「Eクラス E320 CDI」を、今秋日本市場に投入するの を前に、ディーゼルエンジンの歴史や特性、将来ビジョンなどを紹介するサイ トを開設した。搭載するV6 3.0Lエンジンの燃費は12km/L程度で、ガソリン車よ り約3割改善するという。 ─────────────────────────────────── ＜リコール・不具合情報＞ ●シトロエンJ、「C3」「C2」のリコール届出(6/15) http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall06/06/recall06-151.html 　対象車種 ：シトロエンC3、C2 　部位・状況：アクセルペダルを離してもエンジン回転の降下が遅れるおそれ 　輸入期間 ：平成18年1月5日〜平成18年3月13日 　対象台数 ：175台 ●ホンダ、「オデッセイ」「CR-V」「ステップワゴン」のリコール届出(6/14) http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall06/06/recall06-141.html 　対象車種 ：オデッセイ、CR-V、ステップワゴン 　部位・状況：イグニッションスイッチの接点部が導通不良となり、エンスト したり再始動できなくなる等のおそれ 　製作期間 ：平成6年10月3日〜平成9年5月15日 　対象台数 ：483,185台 ●日産、「エルグランド」のリコール届出(6/13) http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall06/06/recall06-132.html 　対象車種 ：エルグランド 　部位・状況：前輪ブレーキのディスクロータに亀裂が生じたり破断して、制 動距離が長くなるおそれ 　製作期間 ：平成14年4月24日〜平成17年12月23日 　対象台数 ：144,298台 ●日産、「マーチ」のリコール届出(6/13) http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall06/06/recall06-133.html 　対象車種 ：マーチ MT車 　部位・状況：スイッチ接点の早期摩耗等により、後退灯が点灯しないおそれ 　製作期間 ：平成14年2月16日〜平成16年3月1日 　対象台数 ：11,154台 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【運転免許試験問題集】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　難問奇問？満載の運転免許の学科試験！悔し涙を流された方もさぞ多いこと でしょう。最新問題1200題を収録した「運転免許試験問題集」より、いくつか ご紹介します。「○」or「×」？ Q1.追い越し禁止の場所でも原動機付自転車は追い越してもよい。 Q2.前の自動車が原動機付自転車を追い越そうとしているとき、その自動車を 追い越しても二重追い越しにはならない。 ========== PR 【 免許の窓口 合宿免許キャンペーン実施中！ 】=========== ■ NTTレゾナントの運営する“免許の窓口”なら、 ■ ■ 合宿なら最短13泊、通学でも最短15日で免許が取れます。 ■ ■ とてもリーズナブルなプランも多数ご用意！詳しくは下記ページから ■ ⇒⇒⇒ http://af1.mag2.com/m/af/0000021022/001/s00000000224001/023 ====================================================================== ★解答は文末をご覧下さい。 “現役”ドライバーの皆さんは、もちろん正解ですね。(^J^) http://kurumart.jp/lc/ http://kurumart.jp/i/lc/ (携帯) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●マツダ「アクセラスポーツ」 　福井県にお住いの、やまんさん(30代男性)の採点簿です。 1.メーカー・車名：マツダ「アクセラスポーツ」 2.車両概要 ：2300cc、FF、4AT、23S 3.購入時期・形態：04年1月、新車 4.総走行距離数 ：40,000km 5.主な使用状況 ：通勤、レジャー 6.スタイル外観 ：９点 7.スタイル内装 ：９ 8.走り ：10 9.操作性 ：10 10.居住性 ：９ 11.燃費 ：９ 12.総合評価 ：９ 13.寸評(良い点) ： ○外観に惚れて購入しました。リアスタイルがとても安定感があり、いかにも 「走るな！」という躍動的な印象を受けます。 特に23S、20Sのリアバンパーは、海外での衝突安全性をクリアする為、サイ ズの大きなものが装着されており(06年6月のMcにて廃止)、存在感をよりい っそう際立たせています。 ○スタイルを裏切ることなく「走る・曲がる・止まる」という車の基本が素晴 らしい。グレードによってスプリング・ダンパー・ブレーキローター径の種 類を変えてはいますが、あくまで基本は変わらないようです。 欧州でカーオブザイヤーの上位をゴルフと争ったらしいのですが、それもう なづけます。 ○マツダ内での販売戦略(アテンザ、デミオとのすみわけ)もあってか、アテン ザに肉薄(部分によっては凌駕)する性能がありながら、価格設定が非常に良 心的。アテンザほどの大柄なボディを必要としないなら、アクセラは価格的 にも非常に満足できると思います。 14.寸評(不満な点)： ×肉厚で車格に対しても大きなサイズのフロントシートは、快適なロングドラ イブを提供してくれます。が、その大きさ故に、後席とのフラット化が出来 ません。 これは販売のメインを、「車は移動手段」という欧州に向けている為でしょ うか？ですから、昨今の国産ミニバンになれた方は、収納性や使い勝手は、 よくないと感じるかもしれません。 ×23Sには、標準で「ポテンザ040」が装着されています。グリップが素晴らし く、高速域の安定性も特筆ものですが…、ロードノイズが玉にキズです。 バランスシャフトを備えたエンジンの為、アイドリング時などは特に静かな 為、余計に気になります。 15.その他自由意見： ◇通勤、レジャーなどで30,000km/年ペースで走りましたが、疲れ知らずの良い 車だと思います。 ◇3500回転あたりを境に爆発的に盛り上がるトルクは、まさにスポーツカーの それを感じさせます。 ****************** PR 【 カービュー愛車無料査定 】******************** 【?・_・】 クルマの買い替えをご検討中のあなた！ 【?・_・】 【?・_・】 愛車の真価、ご存知ですか？ 【?・_・】 【?・_・】 全国600社以上のネットワークが競争入札！ 【?・_・】 【?・_・】 簡単！無料！あなたの愛車の相場がわかります。 【?・_・】 ⇒⇒⇒ http://carview.co.jp/m.asp?i=i&m=21230&u=1&d=337 ********************************************************************** ●スバル「R2」 　宮城県にお住いの、けものさん(30代男性)の採点簿です。 1.メーカー・車名：スバル「R2」 2.車両概要 ：660cc、2WD、CVT、Rグレード 3.購入時期・形態：06年3月、中古車(05年式) 4.総走行距離数 ：4,000km 5.主な使用状況 ：通勤50％、レジャー50％ 6.スタイル外観 ：８点 7.スタイル内装 ：10 8.走り ：８ 9.操作性 ：８ 10.居住性 ：10 11.燃費 ：10 12.総合評価 ：９ 13.寸評(良い点) ： ○立体駐車場で車高制限を受けることがない。 ○ドアを閉めたときに剛性の高さを感じる。 ○さすが新規格！高速道路を100km/hで走っても安定している。 ○今時の軽にしては車高が低めで、頭上の重さをあまり感じない。 ○なかなか静か。80km/hで3000rpm程度なので、高速走行でも騒々しくない。 ○あまり渋滞を走らないこともあり、とても燃費が良い。 市街地17km/L、遠出21km/L以上、最高25km/Lを記録したことがある。 ○CVTの出来が良い。クリープもあるし、丁寧に扱えばスムーズに走れる。 ○後席が分割で倒せる。 ○HIDが明るくて助かる。 14.寸評(不満な点)： ×Aピラーが邪魔で、斜め右前方の死角が大きい。 山間部を走る際には気を使う。MRワゴンよりはマシだが。 ×斜めを含めた後方視界が悪く、車線変更や車庫入れに気を使う。 ×ゼロ発進の加速が、普通のATと比べて良くない。 ×鉄板の合わせ目全般から錆が出やすい。 ラインオフ半年であちこちに錆が… ×エアバック付きのハンドルが重く、ステアインフォメーションが乏しい。 15.その他自由意見： ◇旧規格のアルト→セルボを乗り継いできたので、その比較になりますが、 概ね満足してます。特に燃費の良さと静粛性が際立ちます。 ◇残念な点は、新規格で重量が増しているため、クイックでシャープな走りと はいかないようです。 ◇旧規格並みの重量で、現在のパワートレーンだったら文句なしですが、無理 かな。 ─────────────────────────────────── ★皆さんもマイカーを採点してみませんか。掲載分についてはもれなく図書券 を差し上げます。Web上のフォームよりご送信下さい。 http://kurumart.jp/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【車何でもランキング】 ─────────────────────────────────── ●燃費の良いクルマは〜クーペ・オープン・スポーツ http://kurumart.jp/ranking/ 　06年2月時点の「くるまーと新車データベース」に基づき、各車最良モデルの 10/15モード燃費データを比較しました(外国車等燃費データ不明車種は除く)。 　今回は、クーペ・オープン・スポーツの上位をご紹介します。以降はWebサイ トをご覧ください。(*)は以降の生産中止車種です。 ○MT車 〜2000cc(各車最良モデルを掲載) 順位/車名 メーカー 排気量 変速 10/15モード燃費 1.インサイト(*) ホンダ (ハイブリッド)995cc 5MT 36.0 km/L 2.MR-S トヨタ 1794 6MT 14.8 3.インテグラ ホンダ 1998 5MT 14.4 4.セリカ(*) トヨタ 1794 5MT 14.0 5.ロードスター マツダ 1998 5MT 13.4 ○MT車 2001cc〜(各車最良モデルを掲載) 順位/車名 メーカー 排気量 変速 10/15モード燃費 1.S2000 ホンダ 2156cc 6MT 11.0 km/L 1.マツダスピードアテンザ マツダ 2260 6MT 11.0 3.Z4 BMW 2979 6MT 10.6 4.フェアレディZ 日産 3498 6MT 9.5 5.TTクーペ アウディ 3188 6MT 9.4 ○AT/CVT車 〜2000cc(各車最良モデルを掲載) 順位/車名 メーカー 排気量 変速 10/15モード燃費 1.インサイト(*) ホンダ (ハイブリッド)995cc CVT 32.0 km/L 2.スマート ベンツ 698 6AT 19.2 3.インテグラ ホンダ 1998 5AT 13.8 4.セリカ(*) トヨタ 1794 4AT 13.0 5.ロードスター マツダ 1998 6AT 11.8 ○AT/CVT車 2001〜3000(各車最良モデルを掲載) 順位/車名 メーカー 排気量 変速 10/15モード燃費 1.SLKクラス ベンツ 2996cc 7AT 9.8 km/L 2.Z4 BMW 2171 5AT 9.5 3.エクリプス(*) 三菱 2972 4AT 9.2 4.3シリーズクーペ BMW 2979 5AT 9.2 4.3シリーズカブリオレ BMW 2979 5AT 9.2 ○AT/CVT車 3001cc〜(各車最良モデルを掲載) 順位/車名 メーカー 排気量 変速 10/15モード燃費 1.フェアレディZ 日産 3498cc 5AT 9.0 km/L 2.CLKクラス ベンツ 3497 7AT 8.7 2.レクサスSC トヨタ 4292 6AT 8.7 4.クロスファイア クライスラー 3199 5AT 8.6 4.スカイラインクーペ 日産 3498 5AT 8.6 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【コラム＆レビュー】クルマ＆クルマ業界辛口？批評！ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●新車心象風景「スバル・レガシィ」 　たしかにスバルはもともとマニアックなメーカーだったけれど、こういうマ イナーチェンジは本当に大したもんだと思う。 　とくに感心することはふたつあって、ひとつはメカニズムの見直し。エンジ ンの改良はターボチャージャーの形状からカムのプロファイルに至るという本 格派だし、ボディの補強など剛性のアップもかなりと聞く。そして目玉のSI-D RIVEは全くの新機構ときている。 　何がスゴイかって、モデル途中でこういう技術を惜しまず投入するという発 想なんである。だって、日本車の場合はたいていフルモデルチェンジまでとっ ておくでしょ、こういうことは。 　それからもうひとつはエクステリアの見直し。ビッグマイナーなんて言葉が あるように、最近はわりと大幅な造形の変更は珍しくなくなった。最近では日 産のプレサージュがエラいことになっているし。 　で、レガシィの何に感心するかっていうと、実際はAピラーから前が全て新形 状になって相応に印象を変えているのに、全体的には従来のイメージがちゃん と残っていることで、このバランス感覚が実に巧い。それこそプレサージュが 変化のための変更なら、レガシィは熟成のための変更というべきか。ま、イン プレッサという悪い見本が身内にあったりもするんだけどね・・・。 　こうした内容の濃い、いわば欧州車的な変更は大いに、そして素直に歓迎し たいと思う。ただし、一番大切なことは、スバルがいたずらにモデル数を増や さず、少数精鋭の商品構成を行っているからこそこうした質の高い変更が可能 だということで、そこを評価しなくちゃいけないと僕は思う。 (06/06/3 すぎもとたかよし) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://kurumart.jp/column/ ━━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□ 広告掲載・募集について □■□ □ □ 『くるまーと』Webサイトおよびメールマガジンに広告を掲載します。 □ □■□ お問い合わせは info@kurumart.jp まで □■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【運転免許試験問題解答】 Q1：× 原動機付車も追い越し禁止です。 Q2：○ ********************************************************************** □『週刊くるまーと』は、「まぐまぐ ID：0000025684」、 　「melma! 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