********************************************************************** 　　　/*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』 　　◎−◎≡ ───────────────────────── 　　　　　 〜 第 102号 2002年 3月 2日発行 総配信数 8,720部 〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■“Web Portal for Joyful Carlife”http://www.kurumart.com/ ■□ ********************************************************************** 【今週の『くるまーと』】 ・「新車データベース」追加・更新 他 【ニュース＆トピックス】 ・日産、「マーチ」をフルモデルチェンジ 他 【車何でもランキングより】 ・2001年販売台数ランキング「ステーションワゴン」「ミニバン/1BOX」 【今週の物知りクイズ】 ・ジープを造っているのはどのメーカー？ 他 【お勧め雑誌for快適カーライフ】 ・月刊『自動車工学』02年4月号 【マイカー採点簿】 ・マツダ「プレマシー」、スバル「インプレッサスポーツワゴン」 【コラム＆レビュー】 ・クルマのまわりで「ＴＶはどうなっているの？」 ━━ Recommend service ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■■■ソニー損保の自動車保険■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ ■　　１年間に走る距離が１１，０００ｋｍ以下なら、今すぐソニー損保。 ■ ■ http://www.s-ring.com/index.cgi?code=200104s004&t=a&tcode=WWA004 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】 ─────────────────────────────────── ●「新車データベース」「国産車サマリー」データ追加・更新！ http://www.kurumart.com/database/ http://www.kurumart.com/summary/ ・BMW「MINI」モデル追加 ・フォード「リンカーン・タウンカー」2002年モデル ・日産「マーチ」モデルチェンジ ★上記の他「マイカー採点簿」「ニュース＆トピックス」「厳選クルマリンク」 等を更新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ニュース＆トピックス】 ─────────────────────────────────── ＜新車ニュース＞ ●BMWJ、「MINI」のトップモデル「MINI COOPER S」を発表(3/1) http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=19230 　ビー・エム・ダブリューは、スーパーチャージャー付き1.6Lエンジンおよび ６速MTを搭載した「MINI」ブランドのトップモデル「MINI COOPER S」を発表し た。260万円。デリバリー開始は５月中旬以降を予定。 ●「リンカーン・タウンカー」の2002年モデル発売(2/28) http://www.kintetsu-motors.co.jp/town.html 　近鉄モータースは、フォードの高級車「リンカーン・タウンカー」の2002年 モデルを発売した。従来モデルに加え、ロングホイールベースタイプを追加し た。811万〜950万円。 ●三菱、「ミラージュディンゴ」の特別仕様車を発表(2/27) http://www.mitsubishi-motors.co.jp/NEWS/0110-03/3433.html 　三菱自動車は、ぬいぐるみメーカー独シュタイフ社とタイアップし、人気の 熊のぬいぐるみ「テディベア」を随所にあしらった特別仕様車「ミラージュデ ィンゴ シュタイフ テディベア エディション」を製作、カープラザ店の25周年 記念特別仕様車として発売する。価格は未定。 ●日産、「マーチ」をフルモデルチェンジ(2/26) http://www.nissan.co.jp/MARCH/index.html 　日産自動車は、コンパクトカー「マーチ」を10年ぶりにフルモデルチェンジ、 3月5日から発売する。 　従来からの運転のしやすさに加え、丸みとシャープさがバランスしたオリジ ナリティのあるデザインを採用するとともに、ルノーと共有化する新開発プラ ットフォームの採用による広い室内空間や、新開発の1.0L、1.2L、1.4Lエンジ ンの搭載など、クラストップレベルの軽快な走りを実現した。 　総合車載情報サービス「CARWINGS」や、次世代のキーレスシステム「インテ リジェントキー」も設定。95.3万〜132万円。月販目標8000台。 ─────────────────────────────────── ＜業界ニュース＞ ●マツダ、携帯電話向け「ドライブルート作成」サービス開始(2/28) http://www.mazda.co.jp/publicity/Public/200202/0228.html 　マツダは、携帯電話だけでドライブの目的地までのルート作成や移動距離・ 時間の算出が可能なドライブルート作成サービス「ドライブ工房」を業界で初 めて開始した。iモードとJ-スカイ向けに提供、料金は3月末までは無料、4月か ら月間300円。 ●車専門のオークション手続代行サービスがスタート(2/28) http://www.regila.com/ 　スター・エスクローは、クルマの売買に伴う各種手続を仲介・代行する自動 車専門のエスクロー(*)サービス「REGILA(レジラ)」を開始した。 　名義変更や、車庫証明等などの各種手続だけでなく、クルマの輸送や代金決 済も請け負い、オークションへの出品、落札の負担を大幅に軽減する。 (*)エスクロー(escrow) 　販売者と購入者の間で、代金と品物の交換を第三者の立場で代行し、トラブ ルを回避する業者。不動産取引やネット上の個人取引などで利用される。 ●オートバックス、セルフ式GSと連携した新形態店舗を展開(2/21) http://autobacs-seven.com/visual_ver/jp/news/n020221.html 　オートバックスセブンと三菱商事石油は、カーメンテナンスとセルフ式ガソ リンスタンドを組み合わせた新形態店舗の開発、展開で提携した。 　店舗名は「オートバックス・エクスプレス」で、セルフスタンドとカー用品 店、オイルやタイヤを交換する作業場を設置する。4月に厚木市に1号店をオー プン、今後5年間に直営店20ヶ所、フランチャイズ店50ヶ所の展開を目指す。 ●エクソンとドトール、GS併設型コーヒーショップで提携(2/19) http://www.doutor.co.jp/news/20020219.htm 　ドトールコーヒーとエクソンモービルマーケティングは、ガソリンスタンド (GS)併設型コーヒーショップの新規出店で提携した。 　エクソン傘下の「エッソ」「モービル」「ゼネラル」のGSに、ドトールのみ を出店するとともに、ドトールはエクソン系以外のGSには出店しない。今後３ 年間で150店の展開を目指す。 ─────────────────────────────────── ＜リコール・改善＞ ●三菱、「パジェロミニ」のリコール届出(2/28) http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/02/recall2-281_.html 　対象車種 ：パジェロミニ 　部位・状況：左後輪ブレーキパイプの固定方法不具合による、亀裂発生、 制動力低下のおそれ 　製作期間 ：平成10年10月1日〜平成13年10月4日 　対象台数 ：22,626台 ●ホンダ、「シビッククーペ」の改善対策届出(2/28) http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/02/kaizen2-28_.html 　対象車種 ：シビッククーペ 　部位・状況：クランクシャフトのプーリー取付座面の不具合による、取付ボ ルトの弛みやハンドル操作力増大のおそれ 　製作期間 ：平成7年12月1日〜平成8年1月6日 　対象台数 ：720台 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【車何でもランキングより】 ─────────────────────────────────── 　国産全209車名の昨年の販売台数を、月販平均台数に基づきランキングした 「2001年国産全車販売台数ランキング」から、ボディタイプ別状況をご紹介い たします。 http://www.kurumart.com/ranking/ ●ステーションワゴン 順位 車名 メーカー 月販台数 年間台数 備考 1(19) カローラフィールダー トヨタ 5340 64035 2(36) ウィングロード 日産 3260 39098 3(38) レガシィツーリングＷ スバル 3170 38055 4(47) ランサーセディアＷ 三菱 2620 31490 5(58) カルディナ トヨタ 1840 22085 6(66) インプレッサスポーツＷ スバル 1660 19863 7(68) プリメーラワゴン 日産 1610 19287 01.1Fmc 8(82) ファミリアS-ワゴン マツダ 1200 14453 9(88) ステージア 日産 1140 13642 01.10Fmc 10(89) アルテッツァジータ トヨタ 1130 6791 01.7New ( )は全体順位です。 　以下、「アコードワゴン(ホンダ)」「ビスタアルデオ(トヨタ)」「WiLL VS (同)」「アベニール(日産)」「マークIIクオリス(トヨタ)」と続きます。 ─────────────────────────────────── ●ミニバン/1BOX 順位 車名 メーカー 月販台数 年間台数 備考 1( 7) ストリーム ホンダ 9990 119877 2( 8) エスティマ トヨタ 9360 112315 00.1Fmc 3( 9) ステップワゴン ホンダ 9170 110014 01.4Fmc 4(14) オデッセイ ホンダ 5920 71011 5(17) イプサム トヨタ 5640 67700 01.5Fmc 6(27) セレナ 日産 4520 54220 7(30) ＭＰＶ マツダ 4290 51535 8(35) カローラスパシオ トヨタ 3420 41030 01.5Fmc 9(39) ノア トヨタ 3150 37765 01.11Fmc (タウンエースノア含む) 10(41) リバティ 日産 2770 33232 ( )は全体順位です。 以下、「ヴォクシー(ライトエースノア含む トヨタ」「エルグランド(日産)」 「ガイア(トヨタ)」「オーパ(同)」「プレマシー(マツダ)」と続きます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の物知りクイズ】 ─────────────────────────────────── Q1.ジープを造っているのはどのメーカー？ 1.ＧＭ 2.フォード 3.クライスラー Q2.マツダの社長はフォード出身者が３代連続しています。現在の社長は？ 1.ジェームズ・ミラー 2.ヘンリー・ウォレス 3.マーク・フィールズ ★解答は文末をご覧下さい。Web上でレベル別に100問お楽しみいただけます。 i-modeでもご利用可能です。皆様からのオリジナル問題も募集しています。 http://www.kurumart.com/quiz/ http://www.kurumart.com/i/quiz/ (i-mode) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【お勧め雑誌for快適カーライフ】 ─────────────────────────────────── ●月刊『自動車工学』02年4月号 http://www.jidosha-kogaku.co.jp/ 　1952年(昭和27年)の創刊以来、我国の自動車産業の発展とともに歩んできた カーメカニックとメカマニアのための自動車技術専門誌『自動車工学』！ 　「2002年4月号(2月27日発売 定価 670円)は、 ○特別企画：車両火災はどうして発生するのか(火災事例編) ○特集：トヨタ・クラウンマイルドハイブリッドの特徴 ○特集：トヨタ・エスティマハイブリッドを検証する(3) ○技術＆情報：フランスにおけるITSの現況(2) 他 ○新型車テストレポート：日産・ステージア 250t RS FOUR V スズキ・MRワゴン Xナビパッケージ 　ほか、自動車技術と整備関連の情報が満載です！ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ─────────────────────────────────── ●マツダ「プレマシー」 　甲府市にお住いの、泰久さん(30代男性)の採点簿です。 1.メーカー・車名：マツダ「プレマシー」 2.車両概要 ：2000cc、FF、AT、SPORT 3.購入時期・形態：02年1月、新車 4.総走行距離数 ：500km 5.主な使用状況 ：レジャー、通勤 6.スタイル外観 ：９点 7.スタイル内装 ：７ 8.走り ：９ 9.操作性 ：８ 10.居住性 ：９ 11.燃費 ：７ 12.総合評価 ：９ 13.寸評(良い点) ： ○ SPORTの2000ccはかなり走ります。他の2000ccエンジンと比較しても、かな りのパワーがあります。運転していて楽しいです。 ○ 取り扱い易いパッケージングで、取り回しが楽です。 ○ 引き締まったスタイリング、適度な質感のインパネ。 ○ マイナーチェンジで、静粛性も向上。 ○ 着座位置が適度で見やすく、乗り降りもしやすいです。SUVになると、乗り 降りがちょっと難しい。 14.寸評(不満な点)： × 新型のリアランプの丸形ランプはいいんでしょうか？？ × コラムシフトがもう少しおしゃれであってほしい。か、インパネに直付け のシビック型が良かった。 × ドアのしまりがイマイチ、スムーズでない。 × ちょっとサスが固いかも(SPORTだから？)。 × 選択できるカラーが少ない。チタニウム・メタリックとか、シャンペン・ ゴールドとかの色を追加してほしい。 15.その他自由意見： ◇ 価格が安いですよね。 ◇ 昨年のマイナーチェンジで、十分にライバル車と闘えるだけの質感と剛性 を備えました。 ◇ 値引きも大きくて、満足感いっぱいです。 ◇ もうちょっとオプションを増やしてほしい。インパネとか、シフトレバー とか。 ─────────────────────────────────── ●スバル「インプレッサスポーツワゴン」 　岡山市にお住いの、村上増規さん(30代男性)の採点簿です。 1.メーカー・車名：スバル「インプレッサスポーツワゴン」 2.車両概要 ：1500cc、4WD、MT、I'ｓ Sport 3.購入時期・形態：01年12月、新車 4.総走行距離数 ：1300km 5.主な使用状況 ：レジャー 6.スタイル外観 ：６点 7.スタイル内装 ：８ 8.走り ：９ 9.操作性 ：10 10.居住性 ：10 11.燃費 ：７ 12.総合評価 ：９ 13.寸評(良い点) ： ○ 1500ccクラスとしては驚異的に高いボディー剛性、レガシィB4からの代替 でも気になりません。 ○ ベーシックグレードでもSTI仕様と変わらない外観。 ○ 騒音、しっかり感、乗り心地等クラスを超えた上質なものになった。 ○ 日本車離れしたフロント周りのため、他人から外車？と思われる時がある。 ○ あまり同じ車を見かけないのでベーシックグレードでも気にならない。 ○ 1500ccクラスでアルミボンネット採用で、なんとなく得した気分。 14.寸評(不満な点)： × みょうに高い車高。17インチタイヤを履かせたら、インプレッサのランカ スター版みたいになった。 × オートエアコン、MDデッキが標準装備でない点。今の時代、標準でマニュ アルエアコン、カセットデッキはないでしょう。 × 平均11kmの燃費、13kmは伸びて欲しい。 × 1500ccにサンルーフのオプションが無い。 15.その他自由意見： ◇ レガシィターボからの代替ですけど、剛性感や振動、騒音等ほとんど差を 感じないので、ハイスピードを求めなければかなり出来の良い車と思いま す。なにしろ、STI仕様の半額の価格でこの剛性感が手に入るのですから。 ◇ 他社では味わえない水平対向＋シンメトリー4WDの持ち味をこのクラスでも 充分満喫できます。今まで馬力が強いことが良いことだとばかりに、ハイ パワー車ばかり乗ってきましたが、この車のようにボディー剛性がエンジ ン馬力を上回る車も良いものと悟ってしまいました。当分はまりそうです。 ─────────────────────────────────── ★上記の他、下記の採点簿をWeb上に掲載しました。 ○トヨタ「ノア」：松尾浩徳さん(徳島県) ○日産「ルキノ」：ちふさん(相模原市) ○フォード「Ka」：遠藤尚子さん(宮城県) ★皆さんもマイカーを採点してみませんか。掲載分についてはもれなく図書券 を差し上げます。Web上のフォームよりご送信下さい。 http://www.kurumart.com/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【コラム＆レビュー】クルマ＆クルマ業界辛口？批評！ ─────────────────────────────────── ●クルマのまわりで「ＴＶはどうなっているの？」 ■はじめに 　クルマ関連のメディアは雑誌がメインだ。 　出版不況に伴うかたちで年々その発行部数は落ちているというけれど、雑誌 の種類だけは増えているんじゃないかと思えたりする。実際、制作から販売ま でを考えれば、コストや伝達情報量から見ても、雑誌がメインというのは妥当 な状況だろうと思う。 　けれども、一方でいまやメディアの王たるＴＶに、クルマ関連の番組がこん なにも少ないのはなぜだろう。ついでに言えば、その中で地に足のついた番組 となると、もう本当に一握りだというのはどうしてなんだろう。 ■唯一真面目なのは 　いま、僕の住む東京やその近県で観ることのできるクルマ関連番組は、モー タースポーツ関連を除けば、ＴＶ神奈川の「新車情報」とＴＶ東京の「三軒茶 屋モータリングクラブ」、日本テレビの「ＢＯＯＮ！」くらいのものだ。そう、 たったのみっつなんである。少し前まではこれに同じＴＶ東京の「モーターラ ンド」やテレビ朝日の「カーグラフィックＴＶ」といった番組があったけれど、 いまは終了したり休止状態だったりする。他にもＢＳデジタルなどで旅紀行と クルマの宣伝を兼ねたような番組があるけれど、これはいわゆるクルマ番組と は言えない内容だ。 　新車情報は地元(地方)局の制作だけど、三本和彦氏を起用したこの番組は例 外的に随分と「真面目」な作りになっている。もうかなり長い間放送している けれど、45分間の番組構成はほとんど変わることがないし、三本氏の実用性を 重んじた進行内容もまた不動だ。あんまりにも実用に徹するあまり、もうちょ っと趣味性があってもいいんじゃなかなどと思ったりするけれど、これはこれ でアリだと思う。 　じゃあ、他はどうだ。 ■全滅？ 　三軒茶屋モータリングクラブは全く対照的で、ほとんど趣味の世界で作られ たような番組だ。それはこの番組の企画の元であるインターネットサイトが元 々趣味的要素に溢れていることもあるし、メインパーソナリティの吉田匠氏も 根っからのエンスーだからという理由もあると思う。 　けれども、残念ながらこの番組はその趣味性がうまく生かされてはいない。 なぜなら、どういうワケかこの番組は、クルマのことにほとんど無知な女性ア シスタント(タレント)にその目線を合わせた番組作りがされていて、これが何 とも中途半端な内容になってしまっている。で、どうしてそんなことをする必 要があるのかサッパリ分からないんである。いまは休止状況だけど、同じよう に趣味性を強調していた「カーグラフィックＴＶ」が、その姿勢を一貫させて いたのを思い出すと、この三軒茶屋モータリングクラブは何とも子供じみた演 出だ。 　先に挙げた「モーターランド」は、若者向けの走り志向雑誌をそのままＴＶ にした実に安直な番組だったけれど、こういうのを見せられると、この局のク ルマ担当ディレクターに問題があるのじゃないかと疑ってしまう。 　もうひとつの「ＢＯＯＮ！」はさらにクーダラナイ。この番組はCARTのシー ズンにはそれをメインに扱っているけれど、シーズンオフと来たらホントどう でもいい企画ばかりを打ち出している。そもそもクルマ番組の司会に、それほ どクルマと関係があるとは思えないタレントを起用すること自体が妙だ。最近 のＴＶ番組はその大半が「笑い」を取るものになってしまったけれど、どうし てクルマ番組まで次元の低い笑いを取らなくちゃいけないのだろう？ 　そういえば、少し前までタレントの所ジョージが趣味のカスタムカーを扱う 番組があったっけ。べつにここで彼の趣味にケチをつけるつもりはないけれど、 あの番組も基本的に「笑い」を取るものだった記憶がある。そんなに一時の笑 いが重要なのか？ 　まずもって、この自動車大国ニッポンにおいて、こんなにもクルマ番組が少 ないのが僕には信じられない。自動車メーカーがメインスポンサーであるドラ マやバラエティは山ほどあるというのに、だ。 　で、その中でも地に足のついた番組となると、もうほとんど絶望的な状況と いうのは何とも情けないじゃないか。趣味的なものでもいい。あるいはニュー ス的なものでもいい。この国はとんでもなくたくさんのクルマを作って、同時 にたくさんの評論家やジャーナリストがいるんである。せめてキー局に１本ず つくらい、マトモなクルマ番組があったってバチは当たらないと思うのだけど。 （02/2/17 すぎもとたかよし） ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://www.kurumart.com/column/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★物知りクイズ解答 Q1：3(クライスラー)、Q2：3(マーク・フィールズ) ********************************************************************** ●広告掲載・募集について 　『くるまーと』Webサイトおよび当メールマガジンに広告を掲載します。 ご希望される場合は、お問い合わせ下さい。 info@kurumart.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 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