**********************************************************************    /*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』   ◎−◎≡ ─────────────────────────       〜 第 099号 2002年 2月 9日発行 総配信数 8,800部 〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■“Web Portal for Joyful Carlife”http://www.kurumart.com/ ■□ ********************************************************************** 【今週の『くるまーと』】 ・「車何でもランキング〜2001年国産全車販売台数ランキング」 他 【ニュース&トピックス】 ・ホンダ、新型軽乗用車「ザッツ」発売 他 【車何でもアンケートより】 ・ストリーム vs トラヴィック 他 【今週の物知りクイズ】 ・トヨタ自販の創業社長は? 他 【マイカー採点簿】 ・マツダ「ファミリアS-ワゴン」、ホンダ「プレリュード」 【コラム&レビュー】 ・「新車・心象風景〜トヨタ プレミオ・アリオン」 ━━ Recommend service ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■■■ソニー損保の自動車保険■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ ■  1年間に走る距離が11,000km以下なら、今すぐソニー損保。 ■ ■ http://www.s-ring.com/index.cgi?code=200104s004&t=a&tcode=WWA004 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】 ─────────────────────────────────── ●車何でもランキング更新! http://www.kurumart.com/ranking/  国産全209車名の昨年の販売台数を、月販平均台数に基づきランキングした 「2001年国産全車販売台数ランキング」を新掲載するとともに、本年1月のラ ンキングを追加しました。  軽自動車と登録車を併せた全車名の一覧表と、ボディタイプ別のランキング がご覧いただけます。全車ベストテンは以下のとおりです。次号以降で、ボデ ィタイプに順次ご紹介いたします。  各車ともシリーズ合計ではなく、ボディタイプ別に集計したため、な、なん と!「カローラ」はベストテンに入りません。(^J^) 車名 メーカー 月販台数 ボディタイプ 1位 ワゴンR スズキ 19850台 軽 2 フィット ホンダ 17380 コンパクト 3 eKワゴン 三菱 16770 軽 4 ライフ ホンダ 15750 軽 5 ムーヴ ダイハツ 14300 軽 6 ヴィッツ トヨタ 11880 コンパクト 7 ストリーム ホンダ 9990 ミニバン 8 エスティマ トヨタ 9360 ミニバン 9 ステップワゴン ホンダ 9170 ミニバン 10 ミラ ダイハツ 8090 軽 ─────────────────────────────────── ●「新車データベース」「国産車サマリー」データ追加・更新! http://www.kurumart.com/database/ http://www.kurumart.com/summary/ ・アウディ「A4アバント」モデルチェンジ ・ホンダ「ザッツ」新発売 ・日産「プリメーラ」1.8L車追加 ・フォード「フォーカス」マイナーチェンジ ★上記の他、「厳選クルマリンク」「マイカー採点簿」「ニュース&トピック ス」等を更新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ニュース&トピックス】 ─────────────────────────────────── <新車ニュース> ●STI、「レガシィ BLITZEN 2002model」発表(2/8) http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=17861  スバル・テクニカインターナショナルは、ポルシェデザイン社と共同開発し た外装部品などを装着するスポーツモデル「BLITEN(ブリッツェン)」のデザイ ンを一新、2002modelとして「レガシィツーリングワゴン」(337.5万/343万円) と「レガシィB4」(307万/310万円)に各々設定、3月7日より発売する。  販売計画、合計1500台。 ●BMWJ、新型「MINI」の販売開始(2/8) http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=17822  ビー・エム・ダブリューは、昨秋より先行予約受付を開始していたスモール カー新型「MINI」を、3月2日より全国61社169拠点のMINI正規ディーラーで販売 開始する。併せて販売開始記念イベント「MINI Street Jack」を渋谷周辺で実 施する。予約は1月末で1300台。年間販売9,000〜10,000台を予定。 ●ホンダ、新型軽乗用車「That's(ザッツ)」を発売(2/7) http://www.honda.co.jp/news/2002/4020207-thats.html  ホンダは、新型軽乗用車「That's(ザッツ)」を発売した。「さりげなく使え る日常的な身の回りのモノ」をコンセプトに開発された個性的な新提案型軽マ ルチワゴンで、角に丸みを持たせたシンプルな箱型デザインや、視界の良い一 体感のあるガラスエリア、心地よく広々とした室内空間などが特徴。  103.4万〜128.9万円。月販計画6000台。 ●ホンダ、「キャパ」「S-MX」「オルティア」「Z」の生産中止(2/7) http://www.nikkei.co.jp/car/carlife/20020207eimi138707.html  ホンダは、小型ミニバン「キャパ」「S-MX」、小型ワゴン「オルティア」、 軽乗用車「Z」の生産を1月末までに打ち切った。販売台数の低迷と00年排出ガ ス規制不適合のため。 ●アウディJ、「A4アバント」をフルモデルチェンジ(2/7) http://www.audi.co.jp/news/news/Japan/PR_02_0007.html  アウディ・ジャパンは、プレミアムコンパクトワゴン「A4アバント」をフル モデルチェンジ、2月18日より発売する。  ラインナップは、2000ccエンジン搭載のFF車2モデルと、1800ccターボ&30 00ccエンジン搭載の4WD車(クワトロ)3モデル。379万円〜552万円。 ●日産、「プリメーラ」に1.8L車を追加(2/6) http://www.nissan.co.jp/PRIMERA/index.html  日産自動車は、「プリメーラ」セダンに1800ccエンジン車を搭載した新グレ ード「18C」を追加、発売した。184.8万円。月販目標500台。 ●スズキ、「ワゴンR」の限定車「ミキハウスバージョン」発売(2/5) http://www.suzuki.co.jp/release/a/a020205.htm  スズキは、「ワゴンR」にヤングファミリーに人気の高いアパレルブランド のミキハウスとタイアップ、開発した限定車を、3,000台限定で設定、発売し た。102.8万/114万円。 ●フォードJ、「フォーカス」をマイナーチェンジ(2/5) http://www.ford.co.jp/focus/index.htm  フォード・ジャパンは、フロントマスクデザインの一新やオートリアワイパ ーの採用など「フォーカス」(210万/229万円)及び「フォーカスワゴン」(230万 /249万円)をマイナーチェンジ、発売した。年間販売目標、合計3800台。 ─────────────────────────────────── <業界ニュース> ●「インターナショナルキャンピング&RVショー」(2/15〜17)開催 http://www.camp-rv.com/  国内外の最新のRV車やキャンピングカー、アウトドア用品などが出品される 「インターナショナルキャンピング&RVショー」が2月15日〜17日まで、東京・ 有明の東京ビッグサイトで開催される。入場料は一般当日1000円他。 ●日産、新車載情報サービス「カーウイングス」を発表(2/5) http://www.nissan-carwings.com/  日産自動車は、カーナビ、携帯電話、パソコンなどを連携・統合し、車内で 様々な情報の取得や、メール、ハンドフリーフォン、道案内などが可能となる 国内初の総合テレマティクスサービス「カーウイングス」を発表した。  2月下旬に投入する新型「マーチ」に専用端末を5万円以下でメーカーオプ ション設定しサービスを開始、以降全新型車で対応できるようにする。利用料 は年間4000円程度になる見通し。 ─────────────────────────────────── <リコール・改善> ●ホンダ、「モビリオ」のリコール届出(2/8) http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/02/recall2-08_.html  対象車種 :モビリオ  部位・状況:2列目右側シートベルト巻き取り装置の不具合による拘束不能 のおそれ  製作期間 :平成13年12月7日〜平成14年1月25日  対象台数 :4,635台 ●スズキ、「スイフト」のリコール届出(2/7) http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/02/recall2-07_.html  対象車種 :スイフト  部位・状況:ブレーキランプの不具合により、点灯不良やシフトロックの解 除不能のおそれ  製作期間 :平成12年1月26日〜平成13年3月30日  対象台数 :13,820台 ●トヨタ、ダイハツ、「コロナ」「デルタ」等の改善対策届出(2/5) http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall/recall02/02/kaizen2-05_.html  対象車種 :ライトエースノア、タウンエースノア、カルディナ、コロナ、 プリウス、クラウン、デルタワゴン等  部位・状況:シートベルトテンショナの不具合により、キャップが飛び出す おそれ  製作期間 :平成10年1月12日〜平成10年3月25日  対象台数 :57,947台 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【車何でもアンケートより】 ───────────────────────────────────  昨年11月28日〜12月17日まで実施した「第5回車何でもアンケート〜新モデ ルの認知度は?」の集計・分析結果から概要をご紹介いたします。 http://www.kurumart.com/present/result_0111.html ●ヴォクシー vs ノア ヴォクシー ノア ・メーカー認知率 正 答(トヨタ) 36.1% 67.0% 不 明 59.9 26.8 ・ボディタイプ認知率 ミニバン/1BOX 32.6% 57.3% 不 明 60.2 27.4 ⇒兄弟車タウンエースノア、ライトエースノアがモデルチェンジし、それぞれ 「ノア」「ヴォクシー」に車名変更されたが、旧車名を踏襲したノアの認知度 がヴォクシーを大きく上回る。 ●ストリーム(ホンダ) vs トラヴィック(スバル) ストリーム トラヴィック ・メーカー認知率 正 答 60.1% 21.9% 不 明 34.9 74.5 ・ボディタイプ認知率 ミニバン/1BOX 35.9% 19.4% 不 明 38.9 74.5 ⇒ホンダとスバルの総合力(メーカー、販売店、マーケティング等)の差が、商 品力以上に認知度の差となって表れた? ⇒ストリームのボディタイプを、ステーションワゴンと回答した人(13.2%)も 多い。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の物知りクイズ】 ─────────────────────────────────── Q1.“販売の神様”と称された旧トヨタ自販の創業社長は? 1.神谷正太郎 2.神谷正二郎 3.神谷正三郎 Q2.「ダットサン(DATSUN)」は日産の前身DAT自動車に由来し、出資者三人のイ ニシャルとsun(太陽)の合成語です。Dは田健次郎、T:は竹内明太郎。Aは? 1.青木禄郎 2.青田禄郎 3.青山禄郎 ★解答は文末をご覧下さい。Web上でレベル別に100問お楽しみいただけます。 i-modeでもご利用可能です。皆様からのオリジナル問題も募集しています。 http://www.kurumart.com/quiz/ http://www.kurumart.com/i/quiz/ (i-mode) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ─────────────────────────────────── ●マツダ「ファミリアS-ワゴン」  愛知県安城市にお住いの、野田達哉さん(20代男性)の採点簿です。 1.メーカー・車名:マツダ「ファミリアS-ワゴン」 2.車両概要 :2000cc、4WD、MT 3.購入時期・形態:01年12月、新車 4.総走行距離数 :1500km 5.主な使用状況 :レジャー、通勤 6.スタイル外観 :7点 7.スタイル内装 :6 8.走り :8 9.操作性 :9 10.居住性 :8 11.燃費 :7 12.総合評価 :7 13.寸評(良い点) : ○ スポーツ&ショートワゴンというコンセプトは非常に気に入った。 ○ デザインは若者向きといった感じで、個人的には気に入っている。 ○ エンジンは高回転で気持ちよくまわる。3500r/min〜のエンジン音は 非常にスポーティでいい音がする。 ○ ロールが少なく、ボディー剛性もしっかりしている。 ○ 峠を走ると良く分かるのだが、非常にきびきびと曲がる。4WDのRBCシステ ムでコーナの突込みではFF、出口では4WDとなるのがいいのかも。 ○ 新車だがミッションの入りは非常に良い。 14.寸評(不満な点): × ブレーキアシストがすぐ効いてしまい、非常に扱いにくい。 × アクセルが手前にありすぎるため、財布を出そうと体をひねると、 ブレーキを踏んでいる足でアクセルを踏んでしまう… × アクセルが軽すぎる。 × 高回転エンジンなので、3000r/minまでは加速感がない。 × 赤ライトのインパネはおちつかないし、毒々しい。 15.その他自由意見: ◇ 峠で走っても、街乗りで走っても、楽しく乗れる車だと思います。ただし、 足が硬く乗り心地があまりよくないため、街乗りのみで使う人にはお勧め できないかも… ─────────────────────────────────── ●ホンダ「プレリュード」  鹿児島市にお住いの、虎ファンさん(20代男性)の採点簿です。 1.メーカー・車名:ホンダ「プレリュード」 2.車両概要 :2200ccVTEC、4AT、SIR 3.購入時期・形態:1997年、新車 4.総走行距離数 :74,000km 5.主な使用状況 :通勤、ドライブ 6.スタイル外観 :10点 7.スタイル内装 :9 8.走り :8 9.操作性 :7 10.居住性 :10 11.燃費 :8 12.総合評価 :9 13.寸評(良い点) : ○ 私は今28歳ですが、買ったときは23歳でした。結婚もしました。デートカ ーという響きはとてもノスタルジックだけど、ほんとに2人で生活したり、 行動したり、旅行したりと、自分も同乗者も高い満足を得られたようにお もいます。 ○ ホンダのエンジンはすばらしく、プレリュードの品の良い(と自分では思う) 外観とともに、所有する喜びを得られた車です。 ○ あまり販売はかんばしくなかったようですが、自分ではとても気にいってま す。今でも車から降りると、二度三度振り返るほどです。 ○ かっこいいだけのスポーツカーではなく、フォーマルな場所でも通用するデ ザインは日本のクーペにはあまり見受けられません。これからも大事にのっ ていきたいです。 14.寸評(不満な点): × オートマが4ATなので40キロぐらいで3速と4速で迷うときがある。 × シートのホールドがいまいち(レカロ社のシートに換装)。 × FFなのでしょうがないのかもしれないが、回頭性がよくない。峠を走る車 ではないし、そういうのは望まないのかもしれないが。 × もう少し、人気が出てもよかった。この採点簿にも一件も投稿がない。 15.その他自由意見: ◇ 良いところでもいったのですが、日本では珍しい気品のあるクーペ。 ◇ RV全盛の日本ですが、走ることが楽しいことに気付いて欲しい。飛ばすだ けがスポーティではないことを教えてもらった車。大事にしたいです。 ─────────────────────────────────── ★上記の他、下記の採点簿をWeb上に掲載しました。 ○トヨタ「ノア」:徳永信也さん(福岡県) ○マツダ「プレマシー」:おやつさん(長野県) ○スバル「インプレッサWRXワゴン」:スバラーさん(愛知県) ★皆さんもマイカーを採点してみませんか。掲載分についてはもれなく図書券 を差し上げます。Web上のフォームよりご送信下さい。 http://www.kurumart.com/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ガソリン価格調査】値上げや増税を監視しましょう! ─────────────────────────────────── ★価格情報をお寄せ下さい。抽選で毎週1名様に図書カード(1000円分)をプレ ゼントします。先週は、LocoBさん(愛知県)が当選しました。 http://www.kurumart.com/gs/ i-mode携帯電話からも入力が可能です。 http://www.kurumart.com/i/gs/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【コラム&レビュー】クルマ&クルマ業界辛口?批評! ─────────────────────────────────── ●「新車・心象風景〜トヨタ プレミオ・アリオン」 ■はじめに  フロントグリルや前後のランプ類をチョコッと変えただけのいわゆる兄弟車 は、一時期ほとんどのメーカーで多用していたやり方だ。まあ、たいていの場 合はオリジナルネームの方ばかりが売れることになるわけだけど、複数の販売 店用に行われるこの方法は、結構根強いものがあったりする。  最新の例としてはトヨタのプレミオとアリオンだ。 ■兄弟車ふたたび  先代となるコロナ・プレミオとカリーナも、既に同一プラットホームを用い た同じFF4ドアセダンだったから、実質もはや兄弟車のようなものだっただけ れど、今度のプレミオとアリオンは見た目からしてもう完全に「双子の兄弟」 になってしまった。「アリオンはプレミオよりスポーティさを演出している」 なんてことをメーカーは説いているけれど、まあ、どこからどう見たって同じ クルマだ。  で、どうなんだろう?クルマ社会もそれなりに育ちつつあるこの21世紀の日 本、もうそろそろこういう「お手軽企画」はやめた方がいいんじゃないか。 ■やっぱり商売  なぜ?  そもそも顔つきを少々変えたくらいで異なるネーミングをしてしまうこと自 体、メーカー自らがクルマの価値観を軽んじている証拠じゃないか。つまり、 まさにクルマの顔である「名前」よりも、商売の都合を優先させているという ことでしょう?  売り易ければ何でもいいじゃないかという自分の都合。  こういうやり方をしていると、結局はどっちつかずになって、両車ともが中 途半端な存在になってしまう。なんせカリーナなどはもともとセリカのシャシ ーを流用した走りの異色セダンだったんである。それがいまじゃこの有り様だ。 これもまた作り手が本当にクルマを愛していないが故の結果だろう。 ■何でもアリ  とにかくヒドイのがこのトヨタだ。  だいたいこのメーカーは、ラインナップからして一分のスキもなく次から次 へとわずかな隙間を埋めているんである。だって、この2リットルクラスのセ ダンには既にビスタという同じFFの4ドアがあるし、FRを見ればアルテッツァ だってある。排気量を別にすればプログレやブレビスだって大差ないサイズだ。 いや、もっと言ってしまえばビスタベースの新世代セダンの提案であるオーパ もある。だから、そもそもここにプレミオ(コロナ)が加わることからして既に 無理があるワケで、かてて加えて同じ姿格好のアリオンなる兄弟が入り込むな んていうのは、無理をとおり越した愚行としか言いようがないじゃないか。  しかも、この兄弟車の「ウリ」がミニバンに勝るとも劣らぬシートアレンジ だというから笑わせる。そんなにイスをたたんだりひっくり返したりしたいの なら、最初から専用のミニバンにしておけばいいじゃないか。たかだかそんな ことだけをセールスポイントに生まれてきた、この何のオリジナリティも感じ させない凡庸な格好のセダンを、だから僕は到底支持できない。  トヨタはプリウスに続きエスティマ、クラウンと矢継ぎ早にハイブリッド カーの普及を進めていて、これを自らエコプロジェクトと呼んでいる。  これらのハイブリットカー自体については、僕も本当に大したものだと思う けれど、じゃあ、別チャンネルの販売店向けに名前の違うクルマを出すため、 わざわざ微細な違いのパーツをいくつも作ったりすることは、それこそ資源の ムダだとは思わないのだろうか?たとえば、アリオンをやめてプレミオ1本に 絞ることによる材料費、製造コスト、広告費の余剰分を、プリウスやエスティ マの価格引き下げに充てた方がよっぽどエコ的な思考だと思うのだけど、どう だろう? (02/1/27 すぎもとたかよし) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://www.kurumart.com/column/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★物知りクイズ解答 Q1:1(神谷正太郎)、Q2:3(青山禄郎) ********************************************************************** ●広告掲載・募集について  『くるまーと』Webサイトおよび当メールマガジンに広告を掲載します。 ご希望される場合は、お問い合わせ下さい。 info@kurumart.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □『週刊くるまーと』は「まぐまぐ(ID:0000025684)」「Macky!(ID:2332)」  「melma!(ID:m00017576)」で発行しています。 □配信の停止や配信先の変更は、下記URLからお願いいたします。バックナン  バーもご覧いただけます。 http://www.kurumart.com/mag/ □内容および広告掲載等のお問い合わせは、 info@kurumart.com へ。 □『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』の全文または一部文章を、  許可無く転載することを禁じます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ■□■ 企画・制作 (有)マイクル http://www.micle.co.jp/ ■□■ **********************************************************************