**********************************************************************    /*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』   ◎−◎≡ ─────────────────────────       〜 第 048号 2001年 2月10日発行 総配信数 4,620部 〜 ********************************************************************** □■“Web Portal for Joyful Carlife”http://www.kurumart.com/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【お知らせ】  「i-kurumart」の紹介記事が、日経産業新聞(2月9日)に掲載されました。 http://it.nikkei.co.jp/it/ebz/ebzCh.cfm?id=20010208eimi071808  「リリース&トピックス」のコーナーで、メディアに掲載された「くるまー と」の紹介記事がご覧いただけます。 http://www.kurumart.com/pr/ ─────────────────────────────────── 【今週の『くるまーと』】  ・「何でもランキング」更新 他 【今週のクルマニュース】  ・横浜でネット自動車のフィールド実験がスタート 他 【マイカー採点簿】  ・トヨタ「カローラスパシオ」 【くるまよもやま話】  ・「グレード・車型削減に診る、日産復興」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】 ─────────────────────────────────── ●「何でもランキング」追加! http://www.kurumart.com/ranking/  よく売れているクルマは(月間新車販売台数)?に、1月度の販売台数ランキ ングを追加しました。  乗用車系は「カローラ」、軽は「ワゴンR」が相変わらずトップ、輸入車は 「VW」が2ヶ月ぶりにトップに返り咲きました。年末に投入したベンツの超小 型車「スマート」が輸入車9位に初登場しました。 ─────────────────────────────────── ●「新車データベース」「国産全車サマリー&リンク」データ追加・更新! http://www.kurumart.com/database/ http://www.kurumart.com/summary/  スズキ「ワゴンR」の新グレード追加に伴い、データを更新しました。  また、「国産全車サマリー&リンク」の販売台数欄(月販平均)を、2000年年 間のデータに更新しました。 ─────────────────────────────────── ●「厳選クルマリンク」ジャンル追加! http://www.kurumart.com/link/  「i-mode対応サイト」22件を追加しました。また掲載全サイト538件をチェッ ク、更新しました。 ★上記の他、「マイカー採点簿」「今週のクルマニュース」「くるまよもやま  話」を更新しました。内容は以下の記事をご参照下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週のクルマニュース】 ─────────────────────────────────── <新車ニュース> ●ホンダ、「シビック/シビックフェリオ」に特別仕様車設定(2/8) http://www.honda.co.jp/CIVIC/civic_sp/index.html  ホンダは、「シビック」と「シビックフェリオ」に「2000-2001日本カー・オ ブ・ザ・イヤー」と「2001RJCカーオブザイヤー」のダブル受賞を記念したお買 い得特別仕様車を設定、発売した。CD/MDコンポ、革巻ステアリング、専用ボデ ィカラーなどを装備する。  価格は163.8万円(シビック)、159.8万円(フェリオ)。 ●スズキ、「ワゴンR」に新グレード設定(2/7) http://www.suzuki.co.jp/release/a/a010207.htm  スズキは、「ワゴンR」に、パワーウィンドゥ、キーレスエントリーなどを装 備しながら100万円を切る価格(2WD/4CAT車で99.9万円)とした「FM-G」と、専用 フロントグリルやエアロパーツ、上級オーディオなどを装備した「FM-Tリミテッ ドエアロ」の2グレードを追加、発売した。 ●マツダ、2002年以降の新型車投入計画を発表(2/7) http://www.nikkei.co.jp/car/industry/20010206eimi072606.html  マツダは、2002年以降に発売する新型モデルなどの概要を発表した。フォー ドとのプラットホーム共通化戦略に基づき、2002年に中型乗用車「カペラ」と 小型車「デミオ」の次期モデルを、2003年に小型車「ファミリア」の次期モデ ルをそれぞれ投入する。  また2002年末にもロータリーエンジンを搭載した4ドアのスポーツカー「RX- 8」の生産を始める。 ●日産、「エクストレイル」のターボエンジン搭載車「GT」を発売(2/6) http://global.nissan.co.jp/Japan/NEWS/20010206_0.html  日産自動車は、昨年11月に発売したSUV「X-TRAIL(エクストレイル)」に、世 界初の可変バルブリフト&タイミング機構などを採用した新開発2000ccターボ エンジン搭載の「GT」を発売した。  専用のフロントグリルや大型バンパーなどを装備した他、ブレーキ、サスペ ンションも専用チューニング。282.5万円。月販目標400台。 ●アウディジャパン、「オールロード クワトロ 2.7T」新発売(2/1) http://www.audi.co.jp/models/Ar/index.html  アウディジャパンは、スポーツワゴン「オールロード クワトロ 2.7T」を新 発売した。排気量2700CCのV型6気筒ターボエンジンを搭載、センサーにより車 高を制御し、路面状況に応じて最適な走行ができる4レベル・エアサスペンシ ョンを採用した。  スポーツセダンの走行性を確保する一方、車内空間はSUV並みとし、多目的に 使えるオールラウンド・カーとしている。687万円。 **[PR]****************************************************************  ★★ 新車欲しい人要チェック!オートバイテルの新車見積サービス ★★  ・新車見積をネットでGET!正規ディーラーのみをご紹介するから安心!  ・アフターサービスも万全、試乗もOK!比べて選んで簡単安心新車選び!  ・今なら豪華カーグッズが当る、ネット福引キャンペーンも実施中! http://www.autobytel-japan.com/M/FT.cfm?ID=240513001 ****************************************************************[PR]** <業界ニュース> ●カービュー、スバル車のカスタマイズカーを販売仲介(2/8) http://www.carview.co.jp/tuning_car/default.asp  カービューは、スバル車を専門に改造・販売するゼロスポーツと提携した。 インプレッサやレガシィなどをベースに、サスペンションの改良や外装パーツ などを付加した改造車の詳細情報を専門コーナーに掲載、販売を仲介する。  月間20〜30台の仲介を目指す。 ●昨年の中古車オークション出品台数、前年比6%増の539万台(2/8) http://www.nikkei.co.jp/car/carlife/20010208eimi080808.html  中古車情報誌を発行するユーストカーがまとめた2000年の全国中古車オーク ション市場は、出品台数ベースで前年比6.0%増の538万7538台となった。  運営母体ごとでは、USSやオークネットなど「独立企業系」は前年比10.5%増 の約356万台。メーカーや系列販社が運営する「メーカー・ディーラー系」は同 5.3%増の約64万台、中古車自動車販売商工組合などの「JU系」は同5.3%減の約 118万台。インターネットや衛星通信などを使い遠隔地からも参加できるオーク ションを増やしている独立企業系が最も台数を増やした。  中古車の小売りと業者間取引を合わせた登録台数も、前年比2.4%増の559万 5746台と3年ぶりに前年実績を上回った。 ●Goo-net、「福祉車両」コーナーを設置(2/5) http://goo-net.com/welfare/  中古車情報誌「GOO」を発行するプロトは、同社が運営するクルマ情報サイト 「Goo-net」に、福祉車両専門ページを設置した。福祉車両の中古車がメーカー 別に検索できる。 ●カービュー、「楽天市場」に出店(2/5) http://www.nikkei.co.jp/car/carlife/20010205dvvi045505.html  カービュー(カーポイント)は、集客力アップのため、オンラインショッピン グモール「楽天市場」に13日より出店する。楽天市場に自動車ネット仲介会社 が出店するのは初めて。 ●横浜でネット自動車のフィールド実験がスタート(2/5) http://www.ipcar.org/  自動車走行電子技術協会は、バスやタクシー、トラックなど300台の車両を使 ったプローブ情報システム(IPCarシステム)の実証実験を横浜市で開始した。  走行中の車から、速度やワイパーの動き、位置情報、気温などのデータを無 線ネットワークでリアルタイムに収集、渋滞情報や天候情報などのサービスに 活用しようという構想で、「走る情報センサー」「インターネット自動車」と して、慶應義塾大学の村井純教授らが提唱、技術開発が進められていた。  今回の実験は、経済産業省からの委託事業として、NECや三菱総研、横浜市交 通局やタクシー会社などが協力し、産学官共同で1カ月間行なわれる。 ●保険サイト「Bang!」、自動車保険のリアルタイム見積もり開始(1/31) http://www.bang.co.jp/profile/release/r010131.html  「保険スクエアbang!」を運営するウェブクルーは、自動車保険のリアルタイ ム見積もりサービスを開始した。  システムは日本IBMの支援を受けて開発、従来はネット上で見積もり依頼後、 各保険会社から郵送される見積書で結果を確認していたが、リアルタイムに画 面上で確認できるようになる。  現在外資系2社が対象だが、順次他の保険会社も新サービスに移行する予定。 ─────────────────────────────────── <リコール・改善> ●ビー・エム・ダブリュー、「BMW X5」のステアリング装置の継ぎ手の組み付  け不具合に関するリコール届出 http://www.mlit.go.jp/recall01/recall2-62_.html ●ランドローバージャパン、「レンジローバー 4.0SE/4.6HSE」のエンジン冷却  装置のゴムホースの不具合に関するリコール届出 http://www.mlit.go.jp/recall01/recall2-61_.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ─────────────────────────────────── ●トヨタ「カローラスパシオ」  東京都杉並区にお住いの、keyさん(30代男性)の採点簿です。 1.メーカー・車名:トヨタ「カローラスパシオ」 2.車両概要 :1800cc、4WD、AT 3.購入時期・形態:2000年、新車 4.総走行距離数 :2400km 5.主な使用状況 :レジャー 6.スタイル外観(10点満点):6点 7.スタイル内装(10点満点):8 8.走り(10点満点) :7 9.操作性(10点満点) :9 10.居住性(10点満点) :8 11.燃費(10点満点) :6 12.総合評価(10点満点) :7 13.寸評(良い点) :  乗り降りがしやすい。  頭上が高く開放感がある。  適当な大きさで運転しやすい。 14.寸評(不満な点):  リヤビューが軽自動車ライクなので、あおられることがある。  タコメーターが一部車種を除き付いていない。  燃費がそれほど良くない。 15.その他自由意見:  リアの牽引フックがついていないので、後ろへ引く必要のあるとき(雪だまり  に突っ込んだときなど)困ると思われる。 ★上記の他、東京都のgotoさんのホンダ「S-MX」と、小金井市の榊原教弘さん のトヨタ「マークII」をWeb上に掲載いたしました。 ★皆さんの「マイカー採点簿」をご連絡ください。掲載分については、図書券 を差し上げます。お名前、性別(男性/女性)、年代(30代等)、お住いなど簡単な プロフィールも併せてご記入下さい。宛先:info@kurumart.com ★Web上でも採点簿の応募ができます。バックナンバーもご覧いただけます。 http://www.kurumart.com/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【くるまよもやま話】クルマ&クルマ業界辛口?批評! ─────────────────────────────────── ●「グレード・車型削減に診る、日産復興」  日産の2000年9月中間期の連結営業利益は、前年同期比2.3倍の1366億円と、 バブル期を上回り過去10年間で最高となった。  一昨年のリバイバルプラン発表時に「1年間で黒字化できなければ日産を去 る」と公言したカルロス・ゴーン社長は、記者会見で赫赫たる戦果を誇らかに 語り、その表情は自信に満ち溢れていた。  利益の大部分は、「コストカッター」の異名どおり、氏の強烈なリーダーシ ップのもと、部品購買費1400億、販売費300億、一般管理費200億などダイナミ ックなコスト削減とリストラとによってもたらされたものである。  一方、それ故に氏の力量や業績回復に対しては、「コスト削減だけの縮小均 衡策」「部品メーカーが疲弊し、技術力が低下するのでは」といった批判も根 強く、私もこうした見方に組する気持ちの方が幾分勝っていた。  昨秋来、日産が発売した新型車は、グレード・車型が旧型車に比べこぞって 大幅に削減されている。  ・マーチ (00/10、Mc) 28 → 20車型 Mc:マイナーチェンジ  ・サニー (00/10、Mc) 35 → 23 Fmc:モデルチェンジ  ・シーマ (01/ 1、Fmc) 13 → 6  ・セフィーロ (01/ 1、Mc) 17 → 5  ・プリメーラ (01/ 1、Fmc) 16 → 3  ・ 同 ワゴン (01/ 1、Fmc) 12 → 5  ご存知のように、車型は、搭載エンジン、駆動方式、トランスミッション、 ドア数、乗車定員・シート形状等で構成され、これに各種装備を組み合わせた ものがグレードである。一般に、最小限の装備に絞った“廉価”グレード、ポ ピュラーな“量販”グレード、高級装備を満載した“上級”グレード、そして スポーティ仕様の“スポーツ”グレードから構成される。  シンプルでわかり易いグレード・車型体系は、商品力の重要な構成要素の一 つであり、魅力ある商品づくりに欠かせない。  かつて、私も商品企画担当者としてこの業務を担当した。工販合併直後の当 時も、ユーザーニーズという美名のもとに、どの車種も膨大な数の車型を抱え ていた。部品毎の一銭、一円単位のコストダウンと併せ、原価低減に直結する 車型削減が経営課題となっていた。  設計、購買、生産部門など全社をあげて取り組んだにもかかわらず、大きな 成果はあがらなかった。販売部門の抵抗が極めて強いからである。年間数十台 しか売れない車型の多くが他で代替できるにもかかわらず、どこそこのタクシ ー会社や企業など、それが無いと他社に取られてしまうなどといった理由で削 減できなかった。兄弟車の場合はチャネル間の利害も錯綜した。  トヨタの奥田会長は、「あれだけドラスチックなことは日本人経営者には難 しい。従業員の生活や部品メーカーの経営者の顔が頭に浮かんでしまう。ゴー ン氏はしがらみが無いのでできるのだろう」と語ったという。  セフィーロやプリメーラなど、一連のグレード・車型削減はコスト低減だけ でなく、シンプルでわかり易い商品という成果も生み出したように思う。  優れた商品こそがブランドイメージを向上させ、売上を伸ばし、マーケティ ングの効率化にもつながる。  日産の復興は、どうやら本物のようである。 (01/02/08 マイクル渡辺) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://www.kurumart.com/column/ *** Recommend service ************************************************ クリック一発、自動車保険を比較! ★☆ 保険スクエアbang!☆★ ⇒ 詳しくは ⇒⇒⇒ http://www.bang.co.jp/index.html?ID=dr002 ********************************************************************** □『週刊くるまーと』は「まぐまぐ(ID:0000025684)」「Macky!(ID:2332)」  「melma!(ID:m00017576)」で発行しています。 □配信の停止や配信先の変更は、下記URLからお願いいたします。バックナン  バーもご覧いただけます。 http://www.kurumart.com/mag/ □『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』の全文または一部文章を、  許可無く転載することを禁じます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ■□■ 企画・制作 (有)マイクル http://www.micle.co.jp/ ■□■ **********************************************************************