**********************************************************************    /*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』   ◎−◎≡ ─────────────────────────       〜 第 036号 2000年11月11日発行 総配信数 3,540部 〜 ********************************************************************** □■“Web Portal for Joyful Carlife”http://www.kurumart.com/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【お知らせ】 ★フレッシュアイ「達人のブックマーク」に「くるまーと」がトップで登場! http://fresheye.com/tatujin/norinige/norinige.html  最新情報を優先的に検索表示する人気の検索エンジン「フレッシュアイ」の お勧めサイト紹介コラム「達人のブックマーク」自動車コーナーに「くるまー と」が登場しました。しかも、トップで紹介されるという快挙!。  クルマの達人ノリニゲ厩舎さんに、以下のようにご紹介いただきました。 <特集> クルマのココロ構え総決算 (略)えー、クルマは心にビタミンをくれますが、反面、危険なブブンもありま す。原則として、クルマは自己管理と自己責任の持ち物であり、また人間の身 体能力を超えた乗り物であることを忘れてはいけません。これまでにもワタク シ、好き勝手言ってきましたが、補足の意味もこめて今回は(今年最後の更新と いうこともあって)年末に向けてのクルマのココロ構えの総決算編とさせていた だきます。 ◎アナタにピッタリの出会い  それではまず、クルマ選び編から振り返ってみましょう。基本的にはココロ 惹かれるクルマを買うのが一番と思いますが、ヒトにはそれぞれ事情があるも の。「くるまーと」の“新車データベース”は、クラスごとに検索できるだけ でなく、全長・全幅・全高といったボディサイズを条件に候補車を絞り込むこ とが出来て便利この上なし。また、同サイトの“何でもランキング”では、い ま一番売れているクルマは?など調べることが可能。(略) ─────────────────────────────────── 【今週の『くるまーと』】 ・「お楽しみアンケート」応募状況 他 【今週のクルマニュース】 ・住友商事、自動車ネットオークションのサポート会社設立 他 【マイカー採点簿】 ・日産「セレナ」 、トヨタ「エスティマ」 【くるまよもやま話】 ・「静脈ビジネス〜もう一つの自動車産業論」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】 ─────────────────────────────────── ●「お楽しみアンケート」応募状況 http://www.kurumart.com/present/  「好きなメーカーは」「今欲しいクルマは」「ダサいクルマは」「よく読む カー雑誌は」…、プレゼント企画「お楽しみアンケート」は、現在約800件のご 回答をいただいております。ご協力ありがとうございます。  締め切りは15日(水)です。回答者には、抽選で「商品券(10,000円、5名様)」 をプレゼントいたしますので、引き続きよろしくお願いいたします。 ─────────────────────────────────── ●「新車データベース」「国産全車サマリー&リンク」データ追加・更新 http://www.kurumart.com/database/ http://www.kurumart.com/summary/  ダイハツ「テリオスキッド」マイナーチェンジに伴い更新しました。 ●「クルマ何でもランキング」 http://www.kurumart.com/ranking/  「よく売れている車は?」を、10月度の新車販売台数データに基づき更新い たしました。乗用車系は「カローラ」、軽自動車は「ワゴンR」、輸入車のブ ランド別では「フォルクスワーゲン」がトップです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週のクルマニュース】 ─────────────────────────────────── <新車ニュース> ●ダイハツ、軽乗用車「テリオスキッド」をマイナーチェンジ!(11/7) http://www.daihatsu.co.jp/wn/001106-1f.htm  ダイハツは、軽乗用車「テリオスキッド」をマイナーチェンジ、発売した。  全車に4灯式ヘッドランプを採用するなどフロント回りを一新、内装もドア トリム形状とシート表皮を一新し、ダイヤル式ヒーコンパネルなど各種装備も 充実させた。安全性の強化や、燃費向上、車種体系の見直しも実施。  価格は、109.3万〜151.5万円。 ●いすゞ、「ビックホーン」に特別仕様車設定!(11/7) http://www.isuzu.co.jp/lineup/suv/field/index.htm  いすゞ自動車は、「ビッグホーン」にお買い得特別仕様車「フィールドスタ ー」を設定した。廉価グレードをベースにアルミホイールやフォグランプ、本 革巻きステアリングなどを追加した。上級グレードのみだったガソリン車も設 定。価格は262.8万〜278.5万円。 ●日本GM、「オペル」の2001年モデル発売!(11/7) http://www.opel.co.jp/2000model/index.html  日本ゼネラルモーターズは、グループの独オペルが販売する「アストラ」 「ザフィーラ」の2001年モデルを8日から順次投入する。新エンジンの搭載や 改良、安全・快適装備の標準化などが中心。  価格は「アストラ」が218万〜284万円。「ザフィーラ」は289万円。 ●日本GM、「シボレー・コルベット/カマロ」の2001年モデル発売!(11/7) http://www.chevrolet.co.jp/lineup/ovewview/main.html  日本ゼネラルモーターズは、シボレー「コルベット」と「カマロ」の2001年 モデルを発売した。エンジン性能の向上や、装備の見直し、新塗装色の採用な どが中心。価格は「カマロ」が299万円〜、コルベットが598万円〜。 ●ヤナセ、「キャデラック」の2001年モデル発売!(11/6) http://www.yanase.co.jp/news/00/11-06/index.html  ヤナセは、レギュラーガソリンでの走行を可能にした「キャデラック」の20 01年モデルを発表、12月1日より発売する。雨量に応じて作動するレインセンス ワイパーを「セビル」に採用するとともに、「ドゥビル」はMDプレヤーなどを 標準とした。価格は630万円〜。 ─────────────────────────────────── <業界ニュース> ●トヨタの大規模複合商業施設「カラフルタウン岐阜」オープン!(11/9) http://www.toyota.co.jp/News/2000/Nov/nt00_182.html  トヨタ自動車は、自動車関連と異業種が融合したショッピングセンター「カ ラフルタウン岐阜」をオープンした。  約13.4万m2の広大な敷地内に、トヨタとダイハツの新車全車種が展示され、 中古車や用品販売、カスタマイズなどカーライフ関連店舗に加え、イトーヨー カ堂や飲食・物販専門店、シネマコンプレックスなどのアミューズメント施設 が併設される。運営はトヨタ子会社が行う。 ●住友商事、自動車ネットオークションのサポート会社設立!(11/8) http://www.sumitomocorp.co.jp/company/news/2k1108a.htm http://www.anshinmark.com/  住友商事は、個人間ネットオークションの信頼性と安全性確保のため、出品 車の査定や名義・車歴確認、決済・物流の代行業務などを行う新会社「ビズ・ モジュール」を設立、Webサイト「安心マーク・ドットコム」を開設した。  陸運関係行政書士の全国ネットワークを持つエヌ・ビー・オーなどと提携、 オークションサイトや、一般利用者向けにサービスを提供する。  第一弾として「楽天フリーマーケットオークション」の出品車を対象に、 「安心マーク」サービスを開始する。 ●ダイムラー、メタノール式燃料電池車を発表!(11/7) http://www.nikkei.co.jp/car/industry/20001107eahi4257h07.html  独ダイムラークライスラーは、小型車Aクラスをベースとした新型の燃料電 池車試作車2モデルを発表した。提携交渉を進める三菱重工業や三菱自動車工業 と同じ、メタノールから燃料となる水素を取り出す方式を採用。  従来の試作車に比べ、連続走行距離を100〜200km延長する一方、メタノール から水素を改質する装置などの小型化により車体重量を300kg軽くした。 ─────────────────────────────────── <リコール・改善> ●ダイムラー・クライスラー日本、「ネオン」の燃料スロットルボディーのリ  コール届出。 http://www.motnet.go.jp/recall00/recall11-7_.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ─────────────────────────────────── ●日産「セレナ」  東京都にお住まいの、千恵さん(30代女性)の採点簿です。 1.メーカー・車名:日産「セレナ」 2.車両概要 :2500ccディーゼルターボ、2WD、AT 3.購入時期・形態:2000年6月、新車 4.総走行距離数 :6,000km 5.主な使用状況 :通勤 6.スタイル外観(10点満点):9点 7.スタイル内装(10点満点):6 8.走り(10点満点) :10 9.操作性(10点満点) :6 10.居住性(10点満点) :8 11.燃費(10点満点) :9 12.総合評価(10点満点) :8 13.寸評(良い点) :  とにかく良く走る、加速が良い。23(旧型)に比べ音もだいぶ静かになった。  今までの家族向きのワンBOXとは、わけが違う!!  速いのもいいし、エンジンがとても気に入ってます。  車高短にしてもけっこうイケるんじゃないかな?  お金さえあれば、私も色々といじくりまわしたいんですが・・・ 14.寸評(不満な点):  FFのせいなのか、切れない。車庫入れがかなり大変! 変な狭い道なんかに  迷い込んだら・・・Uターンだって一筋縄じゃいきませんよーー! 15.その他自由意見:  さすが、技術の日産だけあって、エンジンのでき具合は良いと思います。  C23のときは、ハンドルは2周くらいしするし、エンジンはうるさく、  夏なんて最悪でした。それを知ってる人が乗ったら少し感動するかも・・・  全体的にはほんとにいい車だと思うのは私だけかしら??? *** Recommend service ************************************************ クリック一発、自動車保険を比較! ★☆ 保険スクエアbang!☆★ ⇒ 詳しくは ⇒⇒⇒ http://www.bang.co.jp/index.html?ID=dr002 ********************************************************************** ●トヨタ「エスティマ」  東京都江東区にお住まいの、梅本剛さん(30代男性)の採点簿です。 1.メーカー・車名:トヨタ「エスティマ」 2.車両概要 :LタイプG、3000cc、2WD、AT 3.購入時期・形態:2000年、新車 4.総走行距離数 :4,000km 5.主な使用状況 :レジャー 6.スタイル外観(10点満点):9点 7.スタイル内装(10点満点):9 8.走り(10点満点) :8 9.操作性(10点満点) :7 10.居住性(10点満点) :10 11.燃費(10点満点) :9 12.総合評価(10点満点) :9 13.寸評(良い点) :  スタイルは好みの問題だが、新鮮さ、斬新さという観点では他のミニバンや  1BOXの中でも気になる存在と思います。  大人6人乗車の居住性も全く不満ないレベルで、振動・騒音レベルにいたって  はまさにファーストクラスの快適性を保証します。  イージークローザー付きの両側スライドドアも、とっても便利ですよ。 14.寸評(不満な点):  このクルマに走りをどこまで求めるかですが、スポーティーセダン以上から  乗り換えれば不満かも。  最小回転半径は小さいですが、ブレーキのタッチやハンドルの遊びの少なさ  など、細かい点では改善の余地を残しています。 15.その他自由意見:  多人数乗車や後部座席の居住性を求め、かつ1BOXには抵抗がある人には絶対  お勧め。釣り目が気にならなければね。 ★皆さんの「マイカー採点簿」をご連絡ください。掲載分については、図書券 を差し上げます。お名前、性別(男性/女性)、年代(30代等)、居住地など簡単 なプロフィールも併せてご記入下さい。 宛先:info@kurumart.com ★Web上でも採点簿の応募ができます。バックナンバーもご覧いただけます。 http://www.kurumart.com/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【くるまよもやま話】クルマ&クルマ業界辛口?批評! ─────────────────────────────────── ●「静脈ビジネス〜もう一つの自動車産業論」  先週、日本自動車工業会(自工会)が中心となって「自動車リサイクル促進セ ンター」を設立するとのニュースが発表された。環境問題について、我国のメ ーカーは、電気自動車や燃料電池車など新技術や新商品の開発には意欲的に取 り組んでいるものの、廃車やリサイクル問題については消極的とも言える態度 を取り続けてきた。  メーカーがようやく重い腰をあげたことは歓迎すべきだが…。  21世紀の最大テーマは、経済成長と地球環境との共存である。大量生産・大 量消費経済から脱皮し、新たな「循環型経済」に移行せねばならない。企業も 生産・消費という「動脈」分野のみでなく、そのつけとなって重くのしかかっ ている廃棄すなわち「静脈」分野にも配慮した経営をせねば存続はありえない。 にもかかわらず、その実態は不透明なままである。  「静脈ビジネス〜もう一つの自動車産業論」(佐藤正之・村松祐二著、日本評 論社 1800円)が6月に発刊された。  北海学園北見大学で、環境問題、産業論を担当する両教授が、現代文明のシ ンボル自動車に焦点をあて、現地・現物主義をつぶさに実践することで、日が 当らない静脈ビジネスの実態と諸問題をあぶり出した力作である。  日経エコロジーの書籍レビューから引用しよう。 http://eco.nikkeibp.co.jp/eco/shoseki/0008.html  我々が使う耐久消費財のなかで、自動車ほど使用後の処理を気に留めずに済 むものはないのではないか。下取りという便利なサービスが定着しているため、 買い替えの際、今まで使っていたクルマを中古車として他者に転売した方が得 なのか、廃車として解体・処分すべきなのかを考える必要がない。 本書によれば、この構図は実は自動車産業自身にも当てはまっていたようだ。 消費者から引き取った使用済みの車は解体業者に持ち込むだけ。その後の解体、 破砕、処分、使用可能な中古部品の販売、といった段階にはほとんどかかわっ てこなかった。その結果、日本では年間の廃車発生量に関する正確な統計すら ない。  本書はこれまで明らかにされてこなかった自動車産業の“静脈ビジネス”を 詳説する。実態をつかみにくい解体業者、シュレッダー業者の現状に切り込み、 解体後の部品や素材の流通状況を解説することで、静脈ビジネスが抱える課題 を浮き彫りにする。  本書は造船や家電など他業界の事例や、ドイツで施行された廃車政令を引き 合いに出しながら、日本での自動車の新しいリサイクルシステムのあり方を考 える。利用者が費用を負担するのが「家電型」、メーカーが引き取り義務を負 うのが「ドイツ型」のリサイクルシステムである。著者は、いずれ日本にも後 者の「拡大生産者責任」という概念が浸透するだろうと予測する。  トヨタの環境関連のホームページ「TOYOTA ECO-Project〜あしたのために、 いまやろう」を覗いてみた。 http://www.toyota.co.jp/eco/  「地球環境憲章」には下記の行動指針が掲げられ、静脈ビジネスへの参画を 謳っている。 1.いつも環境に配慮して…生産・使用・廃棄の全ての段階でゼロエミッショ ンに挑戦 2.事業活動の仲間は環境づくりの仲間…関係会社との協力 3.社会の一員として…社会的な取組への積極的な参画  一方「第3次トヨタ環境取り組みプラン(2001年〜2005年度)」に掲げられる具 体的計画は、「燃費の向上」「排出ガスの低減」「クリーンエネルギー車の開 発」「リサイクル性の向上」と続き、ようやく17番目に「リサイクルシステム の整備」が登場する。  静脈分野は一体どうなっているのだろう。環境問題をすら、新たな「動脈ビ ジネス=生産・消費」拡大のチャンスととらえているのだろうか。  自ら「循環型社会」への道筋を示し、かつ推進することこそトップ企業とし ての責務に他ならないと思うのは、マイクルのみではあるまい。 (00/11/8 マイクル渡辺) ********************************************************************** □『週刊くるまーと』は「まぐまぐ(ID:0000025684)」「Macky!(ID:2332)」  「melma!(ID:m00017576)」で発行しています。 □配信の停止や配信先の変更は、下記URLからお願いいたします。バックナン  バーもご覧いただけます。 http://www.kurumart.com/mag/ □『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』の全文または一部文章を、  許可無く転載することを禁じます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ■□■ 企画・制作 (有)マイクル http://www.micle.co.jp/ ■□■ **********************************************************************