**********************************************************************    /*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』   ◎−◎≡ ─────────────────────────       〜 第 028号 2000年 9月16日発行 総配信数 2,970部 〜 ********************************************************************** □■“For Your Joyful Carlife” http://www.kurumart.com/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】  ・新車データベース更新他 【今週のクルマニュース】  ・ホンダ、「シビック」「シビックフェリオ」をモデルチェンジ!他 【マイカー採点簿】  ・「マツダ ロードスター」 【くるまよもやま話】  ・第26回「Cカーの世紀」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週の『くるまーと』】 ─────────────────────────────────── ●「新車データベース」追加・更新 http://www.kurumart.com/database/index.html  フリー検索コーナーに、該当件数の事前表示機能を追加しました。指定した 条件に合致する車種のデータ総数を予め確認できます。該当件数が多い場合は 表示に時間がかかるため、事前確認すると便利です。  また、「シビック」「シビックフェリオ」「デミオ」のデータを更新しまし た。シビックについては、ボディタイプをどれにするか(コンパクトorミニバン orステーションワゴン)迷いましたが、独断と偏見で「ステーションワゴン」と しました。 ─────────────────────────────────── ●「厳選クルマリンク」追加・更新 http://www.kurumart.com/link/index.html  「燃料・タイヤ」「評論家・調査報告」コーナーを新設するとともに、ジャ ンル選択をやり易くしました。  また、「モータースポーツ」コーナー始め、各コーナーにお勧めの新サイト を追加しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【今週のクルマニュース】 ─────────────────────────────────── <新車ニュース> ○ホンダ、「シビック」「シビックフェリオ」をモデルチェンジ!(9/13) http://www.honda.co.jp/auto-lineup/civic/ http://www.honda.co.jp/auto-lineup/civic_ferio/  本田技研工業は、主力車種シビックシリーズ(シビック、シビックフェリオ) を5年ぶりにフルモデルチェンジ、発売した。  7代目となる新型は、「スマートコンパクト」を開発コンセプトに、3ドア車 に代わり新たに売れ筋の5ドア車を投入、フロントショートノーズ&ビッグキャ ビンのスタイリングや、低床フルフラットフロアの採用など、最大限の室内空 間を確保した。また、クラス最高水準の燃費性能や、安全性能の向上、クリー ンな環境対応など、新コンパクトカーのベンチマークを目指し、低迷する大衆 車市場の底上げを狙う。  価格は、5ドアハッチバックの「シビック」は134.8−182.2万円。4ドアセダ ンの「シビックフェリオ」は、126.8−170.7万円。 ○マツダ、「デミオ」を改良、新グレード「アレッタ」を追加(9/12) http://www.demio.mazda.co.jp/  マツダは、コンパクト車「デミオ」を、側面衝突時の安全性向上や排ガス浄 化性能の向上など一部改良して発売した。  また、1.5リッターモデルに、エアロパーツやルーフアンテナ、本革巻ステア リングホイールなどを標準装備した新グレード「アレッタ」を追加した。価格 は、145.9万円(5MT)と154.9万円(4AT)。 ○ルノー・ジャポン、「セニック」をマイナーチェンジ(9/9) http://www.francemotors.co.jp/virtual/models/scenic/index.htm  ルノー・ジャポンは、コンパクトミニバン「セニック」をマイナーチェンジ した。1,998ccDOHCエンジンを新搭載するとともに、クーラーボックスや開閉式 リアガラスハッチなどを標準装備した。価格は、249−269万円。 ─────────────────────────────────── <業界ニュース> ○スズキとGM、提携強化を発表。GMの出資比率2割に(9/14) http://www.suzuki.co.jp/release/d/d000914a.htm  スズキと米ゼネラル・モーターズは、提携関係を強化すると発表した。GMが スズキに対する出資比率を現状の10%から20%まで引き上げるとともに、GMの スミス会長がスズキの非常勤取締役に就任する。  GMはスズキの国内生産拠点を使い2001年9月から小型乗用車の生産を開始、こ れに伴い、資本・人事の両面でスズキとの関係を深め、世界再編が加速する自 動車業界で国際競争力を高める。 ○8月の中古車販売、2カ月ぶりプラス(9/12) http://www.jada.or.jp/Fmenu3tyu.htm  日本自動車販売協会連合会が発表した8月の中古車登録台数(軽自動車を除く) は42万9856台、前年同月比6.5%増と2カ月ぶりにプラスとなった。  特に3ナンバー普通乗用車は18%増の13万6000台と、8月としては調査を開始し た1978年以来の過去最高台数となった。「エスティマ」や「オデッセイ」など RV系車種が好調で新車への買い替えが進んだ結果、年式が比較的新しい良質の 中古車が市場に出回っているためとみられる。  一方、小型乗用車は新車市場の低迷をうけタマ不足が続いている。 ○三菱、ダイムラー・クライスラーとの提携強化を発表(9/8) http://www.mitsubishi-motors.co.jp/NEWS/etc0004/n000908b.html  三菱自動車工業は、クレーム情報隠し問題の責任を取って河添克彦社長が辞 任し、後任に園部孝副社長が昇格するなど、経営体制刷新を発表した。資本提 携先のダイムラー・クライスラーから、ロルフ・エクロート氏をナンバー2の最 高執行責任者(COO)兼代表取締役副社長として迎える。  また、ダイムラーの出資比率は当面34%とするものの、3年後には引き上げら れ筆頭株主になる見込みで、ダイムラー主導で経営再建を図ることになった。 ○日産、ネットで試乗車・展示車の検索サービス開始 http://www.nissan.co.jp/cgi-bin/WebObjects/CarsInDealer.woa  日産自動車は、インターネットを通じて全国の販売拠点に配備された試乗車 や展示車が検索できるサービスを開始した。試乗の予約申し込みも同社のホー ムページ上から可能。  現在検索が可能な車種は「エルグランド」「ブルーバードシルフィ」「スカ イライン」「キューブ」の4車種で、今後車種を増やしていく予定。 ─────────────────────────────────── <リコール・その他> ○ボルボ、「S80」「V70」の前輪緩衝装置ボールジョイントの不具合に関する  リコール届出(9/12) http://www.motnet.go.jp/recall00/recall9-126_.htm ○ダイムラークライスラー日本、メルセデス・ベンツSクラス等(S320、S430、  S500、S500L、S600L、CL500、CL600)のステアリング・ギヤボックスの不具合  に関するリコール届出(9/12) http://www.motnet.go.jp/recall00/recall9-124_.htm ○AMGジャパン、メルセデス・ベンツ「AMG S55(L)」のステアリング・ギヤボッ  クスの不具合に関するリコール届出(9/12) http://www.motnet.go.jp/recall00/recall9-125_.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ─────────────────────────────────── ●マツダ「ロードスター」  今週は、兵庫県にお住まいの、阪本康二さん(30代男性)の採点簿です。 1.メーカー・車名:マツダ「ロードスター」 2.車両概要 :1800cc、FR、5F、タイプT 3.購入時期・形態:1997年、新車 4.総走行距離数 :22,000km 5.主な使用状況 :レジャー 6.スタイル外観(10点満点):10点 7.スタイル内装(10点満点): 7 8.走り(10点満点) : 9 9.操作性(10点満点) : 9 10.居住性(10点満点) :10 11.燃費(10点満点) : 9 12.総合評価(10点満点) :10 13.寸評(良い点) :車が軽いので、いろんな意味で運転やランニングコストが           軽く済みます。そのため、スニーカーのように気楽に乗れ           るので、ドライブを楽しむ事に専念できます。           デザイン的にも、存在感はあるけど、嫌な重厚感が無いの           で、有りのままの自分に居れるのが心地イイです。 14.寸評(不満な点):確かに、荷物が載らないとか、高速などでは快適では無い           けど、割り切って乗ればそれ以上の楽しさが待ってます。 15.その他自由意見:今のロードスターは2台目で、トータル10年になりますが、           飽きのこない車だなと思います。人それぞれに、いろんな           楽しみ方ができる車だと思います。この10年この車のおか           げで、いい思い出がたくさんできました。           買うときは悩みましたが、今は買って良かったです。ほか           の人にも、車はこんなにも楽しい事を、知ってほしいいで           す。しかし、結婚してまもなく子供が生まれるので、4人           乗りの車を 検討中ですが、なかなか欲しい車が無いです。           あー、2台買えればな〜!!! ★皆さんの「マイカー採点簿」をご連絡ください。掲載分については、図書券 を差し上げます。お名前、性別(男性/女性)、年代(30代等)、居住地など簡単 なプロフィールも併せてご記入下さい。 宛先:info@kurumart.com ★Web上でも採点簿の応募ができます。バックナンバーもご覧いただけます。 http://www.kurumart.com/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【読者プラザ】読者の皆さんとの交流欄です ─────────────────────────────────── ★クルマ購入やカーライフに関する情報、ご意見・ご要望をお寄せください。 掲載分については、図書券を差し上げます。お名前、性別(男性/女性)、年代 (30代等)、居住地など簡単なプロフィールも併せてご記入下さい。 宛先:info@kurumart.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【くるまよもやま話】クルマ&クルマ業界辛口?批評! ─────────────────────────────────── ●第26回「Cカーの世紀」  日経ビジネス9月11日号が『小さな車の大きな市場〜21世紀の主役「Cカー」 を制するのは誰だ』と題した特集を組んでいる。概要は以下のとおり。  トヨタの「ヴィッツ」シリーズや、新規格軽自動車など「小さな車」が快調 に売れている。価格の安さ、高い燃費効率といった経済性はもちろん、小回り の利く操作性、斬新なデザインなどが消費者に受け入れられ、排気量1300cc以 下の登録車と軽自動車は既に乗用車全体の40%近くに達した。  これは一時的なブームではない。地球環境への負荷軽減、家計のリストラ、 人口の都心回帰…といった経済・社会の変化に後押しされた自動車市場の「革 命」と言うべき現象である。  グローバルに見ても中国、インド、南米など今後拡大が予想される市場は「 小さな車」が主役になる地域であり、地球環境への負荷軽減を至上命題とした 最近の国際的な合従連衡も、キーワードは「小さな車」。  トヨタが新たに800ccクラスの新車開発に乗り出したり、ホンダも小型車用の 低燃費新型エンジンを計画するなど、開発競争も熾烈さを増している。自動車 のダウンサイジングはまた、鉄鋼、ゴム、塗料など周辺産業にも大きな影響を 与える。  ドイツで自動車が発明されて110年余り。また、ヘンリー・フォードによる大 量生産が始まって100年近く。自動車は以下の7つを満たす「Cカー」の世紀を 迎えた。  ・「Compact」 :小さく  ・「Clean」 :環境に優しい  ・「Convenience」 :使い勝手がある  ・「Creative」 :デザインが創造的  ・「Capacity」 :小さい割に容量がある  ・「Comfortable」 :乗り心地が良い  ・「Cost performance」:費用対効果が高い  さすが日経ビジネス!。よくまとまっており、実際そのとおりであろう。  私がトヨタ自販に入社したのは1973年。ちょうどその年勃発したのが「オイ ルショック」。石油価格は暴騰、これを契機に米国の自動車市場はガソリンを がぶ飲みする大型車から、急速に小型車(=日本車)へとシフトした。  加速度的な輸出増加は我国自動車業界を潤わせた反面、日米貿易摩擦の源と もなり、紆余曲折を経て結局、工場進出・現地生産を余儀なくされた。その一 方で、市場には再び高級車ブームが訪れ、日本車もまた大型・高級化した。そ の代表が「レクサス(日本名セルシオ)」であった。  あれから30年近くにならんとする。当時の日本車も「デザインが創造的」と いう点を除けば、まさに「Cカー」そのものであった。  歴史は繰り返されるのであろうか…。 (00/09/16 マイクル渡辺) ********************************************************************** □メールマガジン『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』は、  『まぐまぐ』『Macky!』を利用して発行しています。 □配信の停止や配信先の変更は、下記URLからお願いいたします。バックナン  バーも、下記URLでご覧いただけます。  http://www.kurumart.com/mag/ □『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』の全文または一部文章を、  許可無く転載することを禁じます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ■□■ 企画・制作 (有)マイクル http://www.micle.co.jp/ ■□■ **********************************************************************