●BMW「3シリーズ」
吉田敏朗さん(横浜市)

車両概要:2000ccディーゼルターボ、2WD、8AT、320d 標準仕様
購入時期:2017年2月、新車
走行距離:3,000km
使用状況:レジャー
外観:9点
内装:7点
走り:10点
操作性:9点
居住性:7点
燃費:10点
総合評価:9点
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○:1)ガソリンエンジンよりも重いディーゼルエンジン搭載車でも、前後均等の優れた重量配分により、アンダーステアやステアリング振動とは無縁の最上のハンドリング性能と、突き上げとは無縁のフラットな乗り心地。2)全車速対応型アダプティブクルーズコントロール(ACC)による半自動運転。渋滞でも4秒間ホールドしてくれるので、ようやく使えるACCになった。3)斜め後方からの接近車も警告してくれる安全装備。4)「116i/118i」「X1」のガソリン車では感じられた1速→2速へのシフトショックが無くなった(トルクが太いからか)。5)軽油による低いランニングコスト。ハイオクよりも30%も安く、遠出もより気楽になった。6)1シリーズよりも居住性が良い(室内高は変わらないが)。ロングホイールベースなので、後席ひざ元がこぶし1つ分広くなった。

×:1)やはり暑い黒内装。しかもドアガラスが遮音のために分厚く、透過率が70%丁度なので、赤外線カットガラスが貼れない。2)標準グレードを選んだので、後席にアクセサリーソケットが無い。市販品で対応。3)やはり欲しくなるリアワイパー(セダンにはどのグレードにも設定が無い)と、ドアノブ足元ランプ(立体駐車場では必須なのに)。4)新型「5/7シリーズ」で採用されている電動パーキングブレーキ(ボタン式)が未採用。ブレーキレバーは古く見える。5)空力ボディ。320DはCD値0.26だが、新型5シリーズは十分な居住性を確保しつつ0.22!

その他:1)高額な外車を購入する場合、国産車(3月決算)とは異なる値引きサイクル(3/6/9/12月の4半期毎に決算)があり、それに合わせると好条件が出る。2)新古車の値引き額は半端ない。今回の320Dも、新車価格555万円から200万円も安くなったので購入。走行距離はわずか16km。3)ディーゼルエンジンも進化がすごく、かつて石原都知事が黒いススをペットボトルに入れて振って見せた時代とは隔世の感あり。特にBMWは、他のドイツプレミアムブランドと異なり、ディーゼルゲート問題では白!。4)エンジンフードインシュレーターをフロントボンネット裏に貼ったので、マツダ「CX-3/5」並みのエンジン音になった。ディーゼル嫌いな私も納得。5)「Driver」や「CG」といった雑誌のテストデータを参考にして購入。新車の提灯記事ではないので比較しやすい。


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