×:1)細かいところですが、リアハッチが閉まる時の音に安っぽさを感じます。コストとの兼ね合いでしょうが、そのあたりは愛車のプレオネスタの方がしっかり感があります。2)燃費は、素晴らしい走りに免じて諦めが必要かと。ハイブリッド車やクリーンディーゼル車には敵いません。3)クルマ自体に罪はないですが、税制上1.6Lと2Lが同じ刻み。車両価格は1.6L車の方がもちろん安いですが、いくらか足すと2.0L車が手に入るとなると、2.0L車の方がお値打ちに感じてしまいます。4)1.6L車にアイサイトが装備されたのは良いですが、HID、サイドエアバックがオプションで、アドバンスセーフティーパッケージの設定もない(2.0L車も)。ここまで追加してしまうと、全て標準かオプションで選択できる「XV」まで視野に入ってきます。丁度お値打ちな特別仕様車も出たことですし。
その他:1)今まで愛車のプレオネスタをディーラーに入庫させると、代車はスバルブランドのダイハツ製軽自動車ばかりでした。今回初めてインプレッサスポーツの最新型が借りられました。2)OEMモデルも良くなりましたが、やはり、スバル製品の出来栄えは別次元です。乗って素晴らしい車だと思いました。3)レヴォーグ、WRX、フォレスター、XVと言った今のスバル車の基本モデルはインプレッサなので、そういう意味では、素のスバルが味わえるモデルですし、それだけ気合の入った設計と造りになっているのが良く分かります。4)正直、今まで借りた代車やレンタカーで乗り逃げしたくなるような車はなかったです。愛車プレオネスタと一部キャラが被ってしまうので、新たに買うならSUVのXVがいいかなぁと思いますが、乗り換えるならインプレッサがいいですね。5)今年のフルモデルチェンジで大幅に質感が上がり、新設計のスバルグローバルプラットホームや直噴水平対向エンジンが採用されるようです。元々スバルは一つのモデルを熟成するように年次改良し、最終型で完成したモデルを造り上げていくのが得意なメーカーです。6)熟成、完成された現モデルは、充分に買うに値すると思います。末期モデルなので値引きも期待できますし、特に乗り潰す派のユーザーさんには美味しいかと。