●ダイハツ「ハイゼットジャンボ」
市川健雄さん(神奈川県)

車両概要:660cc、4WD、5MT
購入時期:12年5月、新車
走行距離:26,000km
使用状況:買い物、レジャー
外観:9点
内装:10点
走り:8点
操作性:10点
居住性:10点
燃費:8点
総合評価:9点
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○:1)広いキャビン。軽トラでも、シートが前後スライドして、少しだけでも後に倒せるのはとても便利。2)パワーウインドウは、無くても良いが、あるのでとても便利。3)4WD。この冬は、4WD&スタッドレスタイヤのおかげて、関東地方の大雪でも元気に走り回ることができました。4)高速道路も、90km/hまでなら、我慢できる騒音で走れる。最高速度でもクルージング?できるが、エンジン音が急にうるさくなる。5)普段の食材の買い物から、ホームセンターでのちょっと大きなかさばる物まで、買い物に超便利。そして、園芸用肥料からブロック、砂、砂利、果ては牛糞・鶏糞までそのまま荷台に載せても、汚れや傷が気になりません。

×:1)効かないエアコン。夏場は、現在の能力では冷えない。エアコン自体の能力のせいなのか、断熱材のコストダウンの影響なのかは不明だが。2)4WD走行は70km/hが最高速。80km/hぐらいまで速度を上げると、異音がする。取説にも、4WDでスピードを出すと壊れると書いてある。理由は知らぬが、冬場に高速道路を走れる4WD性能は必要だと思う。3)サイドミラーの死角が多い。乗用車から乗り換えるとよくわかるが、上下は良いが、外側の死角が大きく、進路変更時に気を使う。もう少しワイドタイプのものを用意してほしい。

その他:1)デフロックを付けるべきだった。雪道、砂道、泥道、田んぼの中を走る可能性のある方は、デフロック装着車の選択をお薦めします。ほんの数万円の差で、脱出できない、走れない、スタックするという結果になります。2)大人のおもちゃ(笑)。小さなパワーを最大限に生かして走り回るのは、125ccクラスのオフロードバイクに乗っているような楽しみがあります。見かけはどう見ても軽トラですが、乗っていて楽しいと感じるクルマです。3)07年にモーターショーに参考出品した「マッドマスター」のような軽トラを発売してほしい。スズキのハスラーが乗用車バージョンなら、ダイハツのマッドマスターはトラックバージョンで、パリダカ出場の日野レンジャーの軽トラ版になると思います。


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